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それぞれの目標に向かって
行事にも進路にも頑張る生徒たち

昭和鉄道高等学校

〒170-0011
東京都豊島区池袋本町2-10-1

TEL:03-3988-5511

学校情報 学校HP

 鉄道企業をはじめとする一流企業及び公務員への就職や大学進学など、一人ひとりの希望に実践的な教育で応える昭和鉄道高等学校。2年次からは『運輸サービス』と『運輸システム』の2コースに分かれ、知識やスキルを身につけながら主体性を磨いていきます。そんな同校で学ぶ3年生4名に将来の目標や学校生活について話を聞きました。

※記事は6月時点の内容です。

生徒Voice1

生徒会役員として
行事の運営を支えました!

Wさん 運輸サービスコース3年 Wさん
運輸サービスコース3年

 Wさんの目標は、新幹線の運転士になること。その達成に向け、鉄道の安全運行を守る上で必要な知識を学べる『運輸サービスコース』で学んでいます。また、Wさんは今年の5月まで生徒会執行部の書記を務めていました。

「最初は公務員になることが夢でした。昭和鉄道高校に入ろうと思ったのは、この学校に通っていた兄から、公務員になるための勉強もできると聞いたからです。兄は今、流通業界の大手企業で働いています。

 この学校で学ぶうちに私の目標は変わりました。鉄道関係の仕事のなかでも、車掌や駅員や運転士はお客様と直接関わることができます。私もこうした最前線の仕事に就きたいと思い、新幹線の運転士をめざすようになりました。

 昭和鉄道には、さまざまな資格取得に役立つ選択授業が土曜日に用意されています。私は2年生の時、国内旅行業務取扱管理者の資格取得のための授業を受け、先生のていねいな指導によって合格を果たせました。こうして身につけた知識を運転士の仕事に役立てたいと思っています。

 生徒会の書記に立候補したのは1年生の時でした。書記や副会長をはじめとする生徒会執行部は、ほぼ全ての行事に携わります。最も大きな行事が文化祭の『豊昭祭』です。併設校の豊島学院高校と合同で9月に開催されます。

 生徒会執行部はまず、各クラスにいる文化祭実行委員と協力して『豊昭祭』の準備を進めていきます。私の役割は『豊昭IS(アイズ)』とグラウンドと総合案内の係でした。『豊昭IS』は『豊昭祭』に来てくれた中学生や保護者の方々を案内する係で、『IS』は『Information Staff』の略です。

 一番大変だったのは、グラウンドの管理です。グラウンド一面にブルーシートを張る作業の監督や、グラウンド出展団体の分刻みのタイムスケジュールを組むのは苦労しましたが、やりがいもありました。

 私が1年生だった一昨年の『豊昭祭』はコロナのために、学内の生徒のみを対象に開催しました。人数も少なく物足りなさを感じました。でも、昨年は多くの来場者でにぎわっていました。その姿を見て心が踊ったことを覚えています。また、『豊昭IS』を担当した時、たくさんの生徒や保護者の方々から感謝の言葉をいただき、胸がいっぱいになりました。

 みんなで力を合わせて『豊昭祭』を創りあげるように、この学校では同じ進路をめざす仲間たちが心を一つにして企業研究など就職に向けた準備に励むことができます。ほかの生徒が頑張っている姿を見て励まされたり、刺激を受けたりすることも多く、切磋琢磨できます。また、女子が少ないのですが、その分、結束も強くなり、一生の友達になれます。これを読んでくださっている皆さん、ぜひ一度、この学校の雰囲気を見にきてください」

豊昭祭で総合受付を担当するWさん。 豊昭祭で総合受付を担当するWさん。
Wさんは豊昭祭で『豊昭IS(アイズ)』としても活躍。 Wさんは豊昭祭で
『豊昭IS(アイズ)』としても活躍。

生徒Voice2

「一心響鳴」がモットー
吹奏楽部ではクラリネットのパートリーダーに

Uさん 運輸システムコース3年 Uさん
運輸システムコース3年

 Uさんの目標は、鉄道車両の整備士になること。そこで、鉄道の技術分野に必要な専門知識を身につけることができる『運輸システムコース』を選びました。部活動は吹奏楽部に所属。クラリネットのパートリーダーを務めています。

「中2の時に鉄道関係の会社で働きたいと考えて、この学校に入学しました。整備士になりたいと思ったのは、社会の基盤である鉄道を陰で支える仕事にかっこ良さを感じたからです。この学校では、こうした夢を生徒がかなえられるような授業や行事があるように思います。授業では電車のしくみを学んだり、お客様に接するためのホスピタリティーマインドを養ったりすることができます。

 実習であるインターンシップで私は、京王電鉄の駅務員として現場に立ちました。現場は多くのお客様が利用される新宿駅です。外国からいらしたお客様に英語で案内する様子や、改札と間違えてJRの接続口に入ってしまったお客様に対応する姿を、すぐ隣で見学させてもらいました。さらに電車の停車駅を実際にアナウンスさせてもらうなど、貴重な体験を積み重ねることができました。

 吹奏楽部でも多くのことを学んでいます。昭和鉄道の吹奏楽部は、豊島学院高校と一緒に「一心響鳴」をモットーに全国大会をめざして活動しています。部員は総勢105名です。そのなかでクラリネットパートの部員は16名です。それぞれが演奏に関してこだわりをもっているので、パートリーダーとして全員をまとめるのには苦労しますが、大きなやりがいを感じています。みんなの意見に耳を傾け、その上で自分の意見を述べることの大切さにも気づけました。

 8月には夏のコンクールがあるので、今、8月の大会に向けて練習を重ねています。クラリネットはメロディから伴奏までさまざま役割を担う楽器で、その役割にそって吹き方も変わります。私が吹いているエスクラリネットはメロディの輪郭を際立たせる役割があります。楽器それぞれに役割があって、それを果たすことで人の心を満たせる作品が完成します。

 鉄道関係の仕事も同じで、一人ひとりが責任をもって役割を果たすことで、お客様に満足していただけるサービスを提供できるのだと思っています。

 この学校は私のように高校を卒業してから就職する生徒がほとんどです。だからこそ、クラスメートと一致団結して目標に向かうことができます。進路に関するさまざまな情報を共有しながら、クラスの絆はますます強まっています」

Uさんが所属する吹奏楽部の演奏会。
修学旅行の様子。仙台の青葉城にて。

生徒Voice3

一人暮らしと野球部の活動が
新たな目標の原動力に

Sさん 運輸サービスコース3年 Sさん
運輸サービスコース3年

 Sさんは新幹線の運転士をめざして岐阜県から上京し、同校に入学しました。現在は学生会館で生活し、野球部の活動と新しい目標である公務員になるための勉強を両立させています。

「中学生の頃、運転士になるための勉強ができる学校をインターネットで探して、この昭和鉄道を知りました。鉄道関係の会社で働いた場合、関わるのは鉄道に乗る方がメインですが、公務員は住民の方全員と関わることになります。人の役に立つ社会基盤をつくるという点では、地方自治体は鉄道と似ています。『運輸サービスコース』で学んでいるうちに、そんな公務員の仕事の意義に改めて気づくようになり、この仕事をめざすようになりました。卒業後は地元の市役所に勤務したいと考えています。

 公務員になるためのサポートとしては、2・3年合同の選択授業で公務員対策講座を受講できます。また、基礎力判定模試でどれだけ自分に力がついたかを確かめることができます。野球部の練習を終えて学生会館に帰ると、自習室で公務員試験の勉強に打ち込んでいます。親元を離れて生活することで、少しは成長できたかなと思っています。朝は一人で起き、空いた時間を使って自分で掃除や洗濯や身の回りのことをしなければならないからです。

 野球は小学校の時から続けています。この学校の野球部の良さは、先輩・後輩の仲が良いところです。野球の魅力は、チームスポーツなので、自分一人の力では勝てないこと、試合が終わるまでは何が起こるかわからず逆転することもあることです。こうして勝った時の喜びは言葉に表せません。

 野球だけでなくスポーツ全般が好きな僕は、2年生の時に体育祭の応援団を務めました。体育祭は毎年11月に行われ、学年を縦割りにして色別の団で競い合います。応援団は、応援演舞で歌ったり行進したりするパフォーマンスを生徒全員の前で披露します。1年生の時に体育祭は開催されたのですが、コロナで応援演舞は行われませんでした。それだけに応援演舞ができた喜びは大きく、終えた後は大きな達成感を得られました。

 昨年の6月に行った修学旅行も、忘れられない思い出でいっぱいです。訪問先は福島と仙台で、福島では震災学習で津波の被害にあった場所を見に行きました。倒れかけたままの電柱を見て心が痛みました。青葉城を訪れたことや、農業体験をしたこと、松島で遊覧船に乗ったことなど、たくさんの思い出ができました。岐阜には海がないので、海の美しさには感動しました。

 この学校に入学して良かったと思えるのは、こうした行事が楽しめることと、友達に恵まれたことです。岐阜から一人で上京して最初は不安でしたが、すぐに友達ができました。その友達と岐阜へ遊びにいき、自宅に泊めたこともあります。また、クラスには鉄道の話だけでなく、野球の話でも盛り上がれる仲間がいて、満ち足りた学校生活を送っています」

小学校から野球を続けるSさん。 小学校から野球を続けるSさん。
体育祭での赤団の雄姿たち。 体育祭での赤団の雄志。

生徒Voice4

書道を海外の人たちに教えたい!

Kさん 運輸サービスコース3年 Kさん
運輸サービスコース3年

 Kさんは両親がタイ人で、幼い頃から家族と日本で暮らしています。同校を卒業した後の目標は、大学の書道学科に進学することです。

「僕は子どもの頃から鉄道が大好きで、将来は運転士になりたいと思っていました。多くの人たちを乗せた電車を運転するという責任ある仕事に憧れていたのです。昭和鉄道に入学したのは、僕の話を聞いた知り合いの人から勧められたからでした。

 僕の今の夢は、日本の伝統文化である書道を海外の人たちに教えることです。僕は小1からずっと書道を習っていて、毛筆は五段を、硬筆は準五段を取得しています。書道の魅力は、集中して書いていると心が落ち着くことです。こうした書道の素晴らしさを伝えるために、書道科のある大学に進学し、教員免許も取得したいと考えています。

 昭和鉄道高校には就職だけでなく、大学進学にも対応できるサポート体制が整っています。僕のほかにも大学進学をめざす生徒もいて、励まし合いながら勉強に励んでいます。

 僕は写真を撮ることも好きなので、写真部に所属しています。鉄道だけでなく、校内の身近な風景を撮っています。撮影する時は、その瞬間の感動を切り取れるように心がけています。

 昨年の『豊昭祭』で、写真部は作品の展示をしました。クラスではSくん(生徒Voice3)と一緒に謎解きゲームの企画・準備を中心になって行い、来場した人たちに楽しんでもらいました。また、昨年の体育祭でもSくんと同じ赤団の応援団を務めました。赤団は昭和鉄道の校歌を歌いながら入場行進をして、ヒット曲やCMソングの替え歌を輪唱ながら集団行動を披露しました。どのような動きにするのかなど上級生と話し合った結果を同じクラスの応援団に伝えたり、下級生に輪唱の見本を示したりしました。惜しくも優勝は黄団に奪われましたが、終えた後はみんなで達成感を分かち合うことができました。

 この『体育祭』『豊昭祭』『修学旅行』が、昭和鉄道の三大行事と呼ばれています。修学旅行では東北地方に行きました。班別自主行動では山形の上山温泉へ行き、温泉はもちろん、そば打ち体験もしました。最終日にはバス会社の福島交通の工場見学をしました。

 このように昭和鉄道高校には、楽しい行事があり、気の合う友達がたくさんいます。皆さんもこの学校で、満ち足りた毎日を送り、夢を叶えてみませんか?」

SさんやKさんが『豊昭祭』で行った謎解きゲーム。
応援演舞をする赤団の応援団。

学校情報

共学
昭和鉄道高等学校

〒170-0011
東京都豊島区池袋本町2-10-1

TEL:03-3988-5511

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