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高3生2人が英語科の先生と対談
大東学園の教育について語ります

大東学園高等学校

〒156-0055
東京都世田谷区船橋7-22-1

TEL:03-3483-1901

学校情報 学校HP

「人間の尊厳を大切にすること」を教育目標とする大東学園高等学校。生徒・保護者・教職員がていねいに話し合い、「三者協議会」を積み重ねながらより良い学びの場を実現しています。一人ひとりの進路についても、三者一体となって生徒にとっての“最適解”を求めながら進路実現をめざしています。

 高3生が三者面談を終えたばかりの6月、2人の生徒が英語科の三坂央先生と大東学園の教育について話してくれました。1人は生徒会長を務める大黒くるみさん。昨年参加したニュージーランド中期留学の様子を三坂先生に報告しました。もう1人はワンダーフォーゲル部の高岡源さん。1年から3年まで三坂先生が担任を務めるクラスに所属しています。

大黒さん×三坂先生

ニュージーランドの高校では
「人間の尊厳を大切にする」大東学園の教育との
共通性を感じました!

大黒くるみさん(高3・生徒会長) 大黒くるみさん(高3・生徒会長)

三坂先生大黒さんは何に対しても意欲的で、勉強にも生徒会活動にも積極的に取り組んでいるけれど、留学に興味をもったきっかけは何ですか?

大黒さんカナダに留学していた友達がいて、半年の予定を延ばして1年にするほど充実しているように見えたので、「留学ってどんな感じなんだろう?日本の教育と違うところはどこだろう?」と思ったので、自分も短期留学に挑戦することにしました。英語を話せるようになったら「かっこいいな」という気持ちもありました。

三坂先生日本の教育との違いは何でしたか?

大黒さん学校の制度が日本とは違うようで、小学校に入る年齢も日本とは違いました。そのため同じクラスの中に年齢の違う人もいました。

三坂先生授業に違いはありましたか? 選択科目が多かったのではないかな。

大黒さん英語と数学が基本の授業で、あとは選択授業でした。私は世界史の授業を選択して、ディスカッションをする場面も多くありました。世界史はちょうど第一次世界大戦の単元を学んでいるところでした。

三坂先生ディスカッションには参加できましたか?

大黒さん最初の頃は全く英語が理解できなくて「大丈夫かな?」と不安に思っていたのですが、だんだんと理解できるようになっていきました。現地で仲良くなった友達が簡単な英語で解説をしてくれて助けてくれたので、なんとかディスカッションに参加することができました。

 帰国してからも、ALTのネイティブの先生が話していることが聞き取れるようになっていました。以前は「YES」とか「NO」くらいしか答えられなかったけれど、今はしっかり理解して会話できます。

三坂先生時間割には違いがありましたか?

大黒さん週5日制で、1日5時間の授業でした。週1回、「スタディ」という時間があって、その時間は自習をしてもいいし、課題や宿題に取り組む人もいました。帰宅するなど、学校の外に出てもいい時間だったので、みんな自主的な取り組みをしていました。ニュージーランドの学校の授業は、先生が一方的に教えるよりも、クイズやグループワークなどが多くて、みんなが授業に意欲的に取り組んでいると感じました。

 現地で数学の試験を受けたのですが、証明問題や記述式の解答を求められる問題が多かったです。日本のほうが内容は進んでいると思うけれど、論理的に答えなければならない点が難しかったです。

三坂先生論理的思考力を見る記述式の問題は、これからの大学受験に求められていることですね。大黒さんは留学したことで、進路選択に影響を与えたことはあるかな?

大黒さん「大学に進学したら留学してみたい」という思いが高まっていきました。国際系の学部に進学して、他国の言語を学んでみたいという気持ちもあります。英語圏だけでなく、昔から興味があるのはフィンランドです。母がフィンランドに興味をもっていたので、小学校の頃に少しだけフィンランド語を学んだことがあります。

三坂先生フィンランドなど、北欧の教育制度や社会保障制度にも興味があるのかな?

大黒さんあります! 北欧は学費など、教育サポートが充実していると思います。『世界幸福度ランキング』(世界各国の幸福度をランキングで示した国連の「世界幸福度報告書」)でも常に上位に入っている国なので、どんなサポートがあるのか、現地に行って自分の目で確かめてみたいです。

三坂先生大黒さんは生徒会長を務めているけれど、大東学園の教育と北欧の教育制度で通じる部分を何か感じましたか?

大黒さんそうですね。「大東学園には『性と生』の授業があって、人権問題やジェンダーなどの問題を学ぶんだよ」と話したら、「それはいいね!」と驚いていました。

 ニュージーランドで私が通った学校は、13学年だけは私服で通学できるのですが、みんな個性を発揮していました。男の子っぽいファッションを楽しんでいる女の子がいたり、スカートをはいている男の子もいて、違和感は全く感じませんでした。LGBTQの問題を特に意識することなく、当たり前のように受け入れていると感じました。

 大東学園でもずいぶん前に、女子の制服にスラックスが導入されましたが、「男子でもスカートを履いてもいい」ということも当たり前のように議論して決定されています。

三坂先生大東学園とニュージーランドの学校に共通点がありましたね。これから短期留学をする人にアドバイスをするとしたら、どんなことを伝えたいですか?

大黒さん私は単語帳を忘れてしまって苦労したので、単語帳は必須です。物の名前は人に聞いたり、スマートフォンのアプリで調べたりすることもできますが、文法はもう少し勉強しておけばよかったと思います。例えば「否定文を話しているようだが、何を否定しているのかわからない」という場面があったり、みんなが楽しそうに笑っているけれど、何に対して面白がっているのかがわからなかったり……とか。

 でも、私が通った学校には日本語の授業もあって、勉強している人は私に日本語で話してくれて、こちらからは英語で返すというような、教え合いをする場面もありました。

 それからアニメやK-POPのことで盛り上がることが多くありました。私はアニメ好きだけれど、あまり詳しくない人はアニメについて事前に勉強しておくといいかもしれません(笑)。同年代だけでなく、大人と話す機会もあるので、日本で起きている出来事やニュースについても知っておいたほうがいいと思います。

三坂先生海外に出ると、言語だけでなく日本の文化や歴史について学んでおくと、会話が豊かになりますね。留学したことや大東学園の生徒会長の経験などを活かして、良い進路実現をめざしてください。

大東学園とニュージーランドの学校の共通点について盛り上がる大黒さんと三坂先生。大東学園とニュージーランドの学校の共通点について盛り上がる大黒さんと三坂先生。

高岡さん×三坂先生

山登りと勉強は似ている
コツコツ登って行けば
必ず山頂までたどり着くことができます!

高岡源さん(高3・ワンダーフォーゲル部) 高岡源さん(高3・ワンダーフォーゲル部)

三坂先生高岡くんは2年で英検2級を取得したけれど、英語を頑張ろうと思ったきっかけは何ですか?

高岡さん先生に勧められて英検3級を受けて合格した時、達成感があったんです。それまで資格試験のようなものは受けたことがなくて新鮮でしたし、勉強したことが結果につながるのがわかったら、「挑戦しよう!」という気持ちになりました。

三坂先生英検対策講座もあるけれど、高岡くんは自力で2級に合格しましたね。次の目標は準1級への挑戦かな?

高岡さん準1級のハードルは高いですね。

三坂先生そう、格段にレベルが上がります。でも、大学受験では、CEFR(セファール:語学のコミュニケーション能力別のレベルを示す国際標準規格。欧米で幅広く導入されている)のレベルを求められることがあります。高岡くんは一般受験をめざしているけれど、「総合型選抜」で受験するなら英検のCSEスコアが重要になることもありますね。先週、進路面談をしたところですが、受験に対するモチベーションは上がりそうかな? 特に英語へのモチベーションは変わりましたか?

高岡さん安定しています(笑)

三坂先生ここから本格的に進路選択をするためには、もちろん学力も大切だけれど自分自身が将来に求める“想い”の部分だと思います。「大学で学びたいこと、研究したいことがあるからこの学部に行きたい」という“想い”です。高岡くんは基礎学力を身につけることにとても頑張っているから、ラストスパートで “想い”を熟成させていきましょう。

 ところで高岡くんはこの2年間、ワンダーフォーゲル部で高い山にも挑戦してきましたね。

「今年の夏は南アルプスの最難関、北岳に挑戦します」と話す高岡さんに三坂先生がエールを送ります。 「今年の夏は南アルプスの最難関、北岳に挑戦します」と話す高岡さんに三坂先生がエールを送ります。

高岡さんはい。月1回は山登りをしています。ヘルメットを身につけてフル装備が必要な岩山にも登りました。

三坂先生高岡くんの成長は、部活動のなかにあったと思います。3年生になった今、部長会の議長を務めているけれど、正直、1年生の時は自治活動のリーダーとして活動するとは思わなかった(笑)。これは大きな成長につながったでしょう。

高岡さんはい。部活動の顧問の先生に勧められて議長に立候補しました。部長会では部活動のポスター制作や予算についてなど、いろいろな議題があがります。

 予算を獲得するためには、部の実績が必要なのですが、ワンダーフォーゲル部はガスバーナーや燃料、テントなど、必要なものがあります。予算を獲得したいので、頑張って実績を積んでいます!

三坂先生なぜそこまで一生懸命に山登りに挑戦できるのかな?

高岡さん山に登っている時は“何も考えなくていい時間”なんです。頂上に到着すれば達成感があるし、下山すればおいしいものを食べられます(笑)。

三坂先生ワンダーフォーゲルに興味をもつきっかけは何でしたか? そんなハードな挑戦をするようには見えなかったけれど。

高岡さん高校生になったら、「何かにチャレンジできる部活動に入ろう!」と決めていたんです。

三坂先生ワンダーフォーゲルの活動を通して、勉強や学校生活に影響を与えたことはありますか?

高岡さん山登りって、一見地味だと思うんです。黙々と山を登っているから。登り続けるのはキツイけれど、それをやり続けることで忍耐力がついたと思います。

 勉強のイメージも、少しずつ山を登っていくのに似ています。山登りって、一気に登るとケガをすることがあるので、コツコツと登る必要があります。勉強も同じで、コツコツと積み重ねていくことでレベルアップできると思うんです。

三坂先生高岡くんはコツコツと勉強するタイプでしたね。そもそも大東学園を選んだ理由は何ですか?

高岡さんいろいろな個性をもった人がいる学校だと思いました。入学してみると、実際に多様性のある学校でした。自分も自分のままでいられて、居場所があります。休み時間は友達と一緒にいるだけで楽しいし、面白い友達がたくさんいて、お互いのキャラクターを認め合っていると思います。

三坂先生印象に残っている授業はありますか?

高岡さん1年生の時の「性と生」の授業は印象的でした。先生のお話がとても興味深かったです。

三坂先生「性と生」の授業は講義形式やワークショップ形式など、いろいろな形があるけれど、「性」を科学的に捉えて「生きること」へとつなげる理念はずっと引き継がれています。

 3年生になった今、頑張ろうと思っていることは何ですか?

高岡さん安定した精神状態と健康を維持しながら受験に向かいたいと思います。今年の夏は南アルプスの最難関、北岳に挑戦します。部活動最後の挑戦になるので、そこを乗り越えて大学受験に挑戦します。

三坂先生高岡くんは私にとって唯一、3年間担任を務めてきた生徒なので、成長の軌跡を見る思いです。ご家庭も含めて三位一体で良い進路実現ができるように頑張ろう!

座談会は終止和やかな雰囲気でスタート。大学受験に向けて気持ちを切り替えて頑張る2人を三坂先生が温かく見守ります。座談会は終止和やかな雰囲気でスタート。
大学受験に向けて気持ちを切り替えて頑張る2人を三坂先生が温かく見守ります。

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