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グローバルな視点で社会貢献を
「志」が芽生えるアフリカ・スタディーツアー

現地学校訪問の様子。クリスマス休暇中にもかかわらず、80名以上の子どもたちが集まりました。同校の生徒はダンス・手品・ゴルフ・スマートフォンでのピアノ演奏などを即興で披露。
足立学園高等学校

〒120-0026
東京都足立区千住旭町40-24

TEL:03-3888-5331

学校情報 学校HP

志グローバル・プログラムの一環で
アフリカ・スタディーツアーを新設

志共育推進委員会委員長・海外研修推進委員会副委員長を務める原 匠先生の写真です。 志共育推進委員会委員長・海外研修推進委員会副委員長を務める原 匠先生。JICAの現職教員特別参加制度を利用してラオスへ赴任した経験を活かし、アフリカ・スタディーツアーを提案。次年度はラオス・スタディーツアーも実施予定です。

 誠実で強くたくましく、人の役に立ち、やり遂げる人財を意味する『質実剛健 有為敢闘』を建学の理念とする足立学園高等学校では、世のため人のために貢献する原動力となる『志』の育成に力を注いでいます。グローバル社会を見据えた『志グローバル・プログラム』の一環として、2022年度に『アフリカ・スタディーツアー』が新設されました。

 第1回目となるアフリカ・スタディーツアーは12月に9日間の日程で実施され、中3生5名、高1生3名、高2生1名の計9名がタンザニアに滞在してアフリカの自然や人々と触れ合い、社会状況や経済状況・環境問題など理解を深めました。

 事前学習として、アフリカの国・文化・歴史・気候などを学ぶことはもちろん、ツアーの目的を確認し、自らの個人テーマを設定。スタディーツアーのガイドを務めるフリージャーナリスト・大津司郎さん(※)の講義を聴講し、出発が近づくと在日タンザニア大使館を訪問して参事官と質疑応答も交わし、モチベーションを高めていきました。

 アフリカ・スタディーツアーを企画した原匠先生はこう話します。

「アフリカには、貧困・食糧・エネルギーなど多くの問題を抱えるさまざまな国や地域があり、まさに世界の社会問題の縮図です。タンザニアという国を通してそれを体験的に知ってほしいという想いがあります。

 現地では想定外の出来事もありましたが、それを乗り越えて成長したり、現地スタッフを積極的に手伝ったりする生徒の姿を目の当たりにして、私自身が気づかされることも多くありました。今後も生徒の安全と健康を最優先しつつ、現地の生活に直接触れる機会を増やしていきたいと考えています」

※アフリカと関わって50年以上(現地往復180回)という経験を有するフリージャーナリスト。豊富な経験に基づき、テレビ番組等の企画・現地コーディネートなども行っている。

主なアクティビティ

  • 地元NGOと植林活動
  • コーヒー農場エコツアー
  • 現地農業とバナナ農園でのエコツアー
  • サファリツアー
  • 伝統工芸彫刻体験
  • 現地学校訪問
  • キャンプ泊

現地での発見や気づき、学んだことを発信

 今回の取材に際し、自主的にプレゼンテーション資料を準備していた2人。その様子を見ていた原先生は「ツアーに参加した生徒たちは、現地での新たな発見や気づき、学んだことを自ら積極的に周囲へ発信して、還元してくれています」と話します。ツアーに参加した生徒の声を紹介します。

生徒Voice1

 中3でアフリカ・スタディーツアーに参加したTさん(高1)。現地での触れ合いはもちろん、志をもった仲間たちあってこその経験だったと振り返ります。

「もともとアフリカについてはまったく興味がなく、両親に勧められてツアーに参加しました。事前学習でアフリカについて学んでいくうちに、アフリカの食生活や公衆衛生と健康問題の関わりに興味をもち、『アフリカの経済活動を守りながら、人々の健康習慣を作る』という個人テーマでツアーに臨みました。

 初めはなかなか異文化になじめず、現地の人とのコミュニケーションにもちゅうちょしていましたが、現地の人と意思疎通ができたり、トラブルの連続を乗り越えていく経験を重ねたりするうちに、自信と自己肯定感が高まっていくのを実感できました。また、一日一日を精いっぱい生きる人々の姿を見て、自分も今を大切にしなければならないと感じ、積極的に生きようという意識が芽生えました。これからの学校生活も、たくさんのことに挑戦していきたいです」

Tさん(高1)Tさん(高1)

生徒Voice2

 高2でアフリカ・スタディーツアーに参加したNさん(高3)。リーダーとして、駐日タンザニア大使館を訪問した際は、生徒を代表して挨拶も行いました。

「アフリカというと、雄大な自然や開発途上国というイメージを抱く人も多いと思いますが、動画で見たナイロビは、先進的でとても豊かに見えました。そのギャップに惹かれ、自分の目で確かめてみたいという想いが高まり、ツアーに参加しました。ところが実際に足を運んでみると、豊かな都市部の一方で、貧困に直面する人々の暮らしを目の当たりにしました。

 アフリカは雄大な自然やおいしい食事など、魅力にあふれています。ツアー中は現地の人々との楽しく感動的な交流もあって、アフリカの人や文化に魅了されました。アフリカを好きになればなるほど、『自分がなんとかしなければ』という志が高まっていきました。大学では国際関係を学んでもう一度アフリカを訪れ、開発途上国の課題解決を考えていきたいと思っています」

Nさん(高3)Nさん(高3)
地元NGOとの植林活動の様子。
あまりの珍しさにタンザニア国営テレビが取材に駆けつけ、地元ニュース番組で2回にわたって放映されました。
自分たちでテント設営をすることになった生徒たちの様子の写真です。 キャンプをサポートする専属スタッフのジープが故障し到着が遅れたため、急きょ自分たちでテント設営をすることになった生徒たち。ツアー中は突然のトラブルにも見舞われましたが、前向きに取り組むことで成長の糧に。
現地でライブ配信をしている様子の写真です。 現地の様子はライブ配信で、日本にいる生徒たちにも届けられました。
マサイ族がジャンプをしている写真です。 水も電気も通らないマサイ族の集落で暮らしぶりを学び、ジャンプ対決も。
キリマンジャロ空港では7日間を共にしたドライバー兼ガイドさんとお別れの場面を撮影した写真です。 キリマンジャロ空港では7日間を共にしたドライバー兼ガイドさんとお別れの場面。言葉や文化を越えた交流が生徒たちを大きく成長させました。

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