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世界中にあるさまざまな問題を
自分事としてとらえて学ぶ
一歩先を行くグローバル教育

駒込高等学校

〒113-0022
東京都文京区千駄木5-6-25

TEL:03-3828-4141

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未来を見つめて今
世界の環境問題と向き合おう!

「生徒一人ひとりが主体的にSDGsをとらえていることを感じています」(横井先生)

「『環境システム』とは、探究学習とプロジェクト型学習(PBL)をバランスよく組み合わせた、国際教養コース独自の授業のことです。将来はプロジェクトマネージャーとして、自らグローバル社会で活躍することを思い描きながら、今、世界で起きているさまざまな環境問題と向き合ってもらっています」と話すのは、『環境システム』を指導する横井智美先生です。

 注目の授業『環境システム』のベースとなっているのは、世界中の高校生からも注目を集めているSDGs(持続可能な開発目標)です。SDGsとは、2015年9月の国連サミットで採択された、17のゴールと169のターゲットからなる国際目標のことです。

「『環境システム』の授業は、SDGsの観点から、世界で起きている環境問題について、自ら課題を選択し、問題解決に向けての提案をするところから始まります。ただ、そうはいっても誰もがスムーズにスタートできるわけではありません。環境問題の改善に向けて“行動を起こす”ことは良いことですが、それを受け取る人によって、自分とは異なる“受け止め方”もあるからです。グローバルな世界には、多様な人々が暮らしていることをしっかりと認識しながら、世界の環境問題と向き合ってほしいと思っています」(横井先生)

 試行錯誤しながらも各班で探究テーマが決まり、テーマが出そろったのは高2の夏休み前のことだったといいます。それから約8カ月をかけて、『環境システム』の集大成の場となるポスターセッションをこの日、迎えました。同学年の友達や先生方を前に、これまでの探究活動の成果を発表する生徒たちのイキイキとした姿がありました。

生徒の声 1

「小さな気づきが過ごしやすい世の中の実現につながります」

探究テーマ『バリアフリーで みんなが過ごしやすい学校に!』

「舞台鑑賞が好きで、たまたま私の隣に視覚障がいをもった方が座られたことがありました」

 そう話すのは、『バリアフリーでみんなが過ごしやすい学校に!』をテーマに、ポスターセッションを行った生徒の一人、Kさん(国際教養コース・3年)です。

「その方に“何かお手伝いしましょうか?”と声をかけたところ、帰りに駅まで一緒に歩くことになりました。お互いにミュージカルが好きなことで話が弾み、とても楽しい帰り道になりました。それをきっかけに、障がいをもつ方々のために、何か役立つことはないだろうかと考えるようになりました」

 Kさんの提案に賛同したメンバーは4名。Kさんたちは日本点字図書館にアポ取りをして、さっそく取材を始めました。

「取材を通して明らかになってきたのは、視覚障がいに限らず、障がいをもつ方々の気持ちになって、何が不足しているのかを考える姿勢の重要性でした。実際に車椅子を借りてきて、校内を回ってみたのもその一環です。バリアフリーでもっともっと学校生活が過ごしやすくなるような、そんなノーマライゼーションをポスターセッションでアピールしました」

 正門玄関に車椅子用のスロープが設置されているものの、付近には自転車が駐輪していて緊急時に邪魔になること。体育館に向かう通路の一部に、とがった柱があることなど、調査を通して普段は気づくことのない“バリア”が見つかったとKさんは話します。

「障がいをもつ方々の身になって、改めて校舎見学をしていくと、今まで気がつかなかったことに気づくことができました。だからといって急に改善できるものばかりではありません。大きなお金の問題が発生するものもあるので、そこは今後の課題として先生方とも共有することに留めました。ただ私たちがこだわったのは、“活動は小さなものだけれど、アクションは大きい”という視点です。バリアフリーに関する小さな気づきが、誰もが過ごしやすい世の中の実現につながることを、『環境システム』で学ぶことができたのではないかと思っています」

 間もなく大学受験が本格化するため、Kさんたちの活動はここでいったんストップ。ですが、今回の『環境システム』を通して、将来やりたいことがまた一つ増えたと話すKさん。

「今回は、たまたま校内におけるノーマライゼーションの確立をめざす活動になりましたが、大学受験が終わったら、今度は手話を学んでいこうと考えています。視覚障がいをもった方々だけでなく、もっと幅広い視点からのノーマライゼーションについて、継続して学んでいきたいと考えています」

『バリアフリーでみんなが過ごしやすい学校に!』を担当した生徒たち(写真右がKさん)。 『バリアフリーでみんなが過ごしやすい学校に!』を担当した生徒たち(写真右がKさん)。
『電力を何とかしたい!そんなあなたに!』のポスターセッション。 『電力を何とかしたい!そんなあなたに!』のポスターセッション。
こちらは『ジェンダー尊重』についてのポスターセッション。 こちらは『ジェンダー尊重』についてのポスターセッション。

生徒の声 2

「フードロスは僕らの身近で起こっている環境問題の一つです」

探究テーマ『フードロス』

「フードロスに取り組んだきっかけは、中学時代に食べていた給食の“食べ残し”が気になっていたからです」

 そう話すのは、『フードロス』を探究テーマに掲げ、ポスターセッションを行った生徒の一人、Aさん(国際教養コース・3年)です。

「食べ残しだけでなく、例えばコンビニやスーパーなどでの売れ残り、さらには期限切れ食品など、フードロス問題は僕たちの身近で常に起こっている環境問題の一つととらえました」

 どうすればフードロスを減らすことができるのか。Aさんたちメンバー7名は、高2の6月から具体的な行動を開始しました。

「情報収集の基本はインターネットですが、やはり生きた取材をしなければ、フードロス問題の本質は見えてこないのではないかとみんなで考えました。そこで、大学で栄養学を専攻している卒業生に協力していただき、Zoomによる取材を行いました。今どんなことがフードロスの問題となっているのか、どういった対策をしていけばフードロス改善につながるのか、そうした疑問が一つひとつ解決されていくにつれて、僕らのモチベーションもどんどん上がっていきました」

 取材により明確になってきた解決法の一つが、家庭から排出される生ゴミなどの有機物を分解し、堆肥を作る装置「コンポスト」でした。身近なところから食料廃棄量を削減していこうとメンバー間で話し合った結果、Aさんたちは校内に手作りのコンポストを設置することにしたそうです。

「コンポストの製作は夏から始め、お正月明けの3学期から稼働しています。コンポストの作り方自体は簡単なのですが、段ボールの中に入れる腐葉土の状態を確認するため、班員と協力して毎日観察しなければいけないので手間がかかります。その点はつらくもありましたが、まだ食べられることができるのに捨てられてしまった食品を再利用するためには、多くの時間と労力がかかることを実体験から学ぶことができたのは、逆に良かったと思っています」

 約8カ月かけてフードロスの探究に取り組んだことにより、「今ではバイキングで取る料理の量を控えるようになりました」と笑顔で話すAさんです。

『フードロス』を担当した生徒たち。写真中央がAさん。みんなが手にしているのはロイロノート。 『フードロス』を担当した生徒たち。写真中央がAさん。みんなが手にしているのはロイロノート。
『ペーパーレスは達成できる!?』を担当したパピルス班の生徒たち。 『ペーパーレスは達成できる!?』を担当したパピルス班の生徒たち。
『ロイロノートを使った掲示板 学校内の情報共有を円滑にしよう!』とアピール。 『ロイロノートを使った掲示板 学校内の情報共有を円滑にしよう!』とアピール。

Topic

『ウクライナ避難民の生の声を聴く』講演会を開催!

 2022年12月、国際部が主導する「平和教育」の一環として、校内で『ウクライナ避難民の生の声を聴く』と題した講演会が開催されました。講師を務めたのは、息子と一緒に日本に避難しているお母さんです。“生の声”を聴いた生徒たちの感想の一部を紹介します。

  • 「戦争に対してもっと学ぶべきだと思った」(高1)
  • 「勉強できることは当たり前のことではないと感じた」(高1)
  • 「報道を過信するのではなく、SNSを介してウクライナの人々に本当のことを聞いてみたいと思うようになった」(高1)
  • 「戦争をマクロだけでなくミクロの視点でとらえ、それぞれのストーリーを学びたいと思った」(高1)
  • 「この講演を通してあまりにも知らないことが多いことを知った」(高3)

 なお、今回の講演会には、日頃から「平和学習」で接点をもつ機会が多い、聖学院(男子校)の生徒たちも参加。学校間の壁を越えたボーダーレスなつながりも、駒込が誇るグローバル教育、平和教育の大きなポイントになっています。

講演会の様子講演会の様子

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