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上野学園高等学校

〒110-8642
東京都台東区東上野4-24-12

TEL:03-3847-2201

学校情報 学校HP

上野学園軽音楽部は
勢いがある部活動です!

バンド演奏の醍醐味は
演奏の技術向上だけでなく
人を楽しませること

 2022年で創立118年を迎える上野学園高等学校は、大学や博物館が点在し、芸術・文化の息吹を肌身で感じる上野駅から徒歩圏内にあります。高等学校には普通科と音楽科が設置され、併設の短期大学にも専門教育から一般教養まで幅広く音楽を学ぶ音楽科があります。そんな同校の軽音楽部について「専門性が高く楽器経験者ばかりなのでは?」 と思うかもしれませんが、意外にも部員の多くが普通科の生徒たちで、高校生になって初めて楽器に触れた人も多いそうです。

「入部の条件は、音楽が好きなこと。それだけです」と話す顧問の川村翼先生は、大学時代から軽音楽部に所属して、今も『先生バンド』を結成しています。1年生にして部長を務めるMさんは「軽音楽部は未経験者のほうが多いかもしれません。自分のバンドも、子どもの頃からピアノを習っていた自分以外は全員が楽器未経験からスタートしました」と話します。

 取材当日は、部長のバンドが東京都高等学校軽音楽連盟主催の大会に出場する前日。「実はプロが審査してくれる大会に出場するのは初めてです。これを機に、どんどん新しいことに挑戦したい」という部長と川村先生にお話を伺いました。

部長に聞きました!

軽音楽部で得られるのは
仲間と息を合わせて人を楽しませることの喜びです

Mさん(高1) Mさん(高1)

 子どもの頃からピアノを習ってきた僕は、上野学園中学校の音楽科に進もうか普通科にしようか迷っていました。結局、普通科を選択しましたが、軽音楽部に入部したので音楽は続けることができました。さらに、中学は「1人1つの楽器」という決まりがあり、7種類の楽器から1つの楽器を選んで指導を受けることができたので、僕はサクソフォンを選択して好きな音楽の世界をさらに広げることができました。

 軽音楽部に入った同級生は5人いて、その仲間とバンドを結成しました。僕以外は楽器初心者ですが、ほかのバンドも楽器未経験者のほうが多いと思います。幼い頃からピアノを習ってきた人が多いため、キーボードパートに経験者は多いのですが、ベースやギターはほぼ初心者です。

 高1生は5月くらいまでは仮入部で、いろいろな楽器を体験してからパートを決めることができます。もちろん、自分のやりたい楽器を決めて入部する人や、バンドを結成して入部する人たちもいます。バンドが決まっていなくても、入部してからきっと気が合った仲間と出会えるはずです。

 軽音楽の活動で一番うれしいと感じるのは、仲間との息がぴったり合って音がそろったときです。クラシックピアノは曲を弾き込んで、楽曲を理解して、観客にどう聴かせようかと一人で考えることが多いのですが、グループで演奏する音楽は、仲間とのコミュニケーションが最も大切です。

 今はバンドごとに活動することが多いので、部活動としての仲間意識を育て、全員で一つのテーマに取り組みたいです。たとえば文化祭でも、軽音楽部が一つのテーマをもって、それぞれのバンド演奏をしてみるとか……。それが部長として今、考えていることです。

 もう一つ、僕が挑戦しているのはオリジナル曲作りです。音楽理論を学ぶのはとても楽しくて、将来の進路として音楽大学の作曲科を視野に入れています。何よりも上野学園には音楽の素晴らしさを体感する機会がたくさんあります。始業式や終業式では音楽科の演奏を聴くことができますし、音楽の専門家の先生に相談にのっていただくことも可能です。

 楽器を持ってステージに立ったとき、気づくことは音楽の素晴らしさだけではありません。たとえば最初は曲名紹介しかできなかった人が、いつの間にか上手なMCをしていたり、ステージのパフォーマンスがカッコ良くなっていたりするんです。バンド演奏の醍醐味は、演奏の技術向上だけではなく人を楽しませることです。勉強との両立や楽器の練習がつらいときも、「音楽が好きだ!」という気持ちさえあれば何でも乗り越えることができると思います。

顧問の先生に聞きました!

新しい挑戦に臨む上野学園軽音楽部
これからの飛躍にご期待ください

川村翼先生(社会科) 川村翼先生(社会科)

 私が上野学園に赴任して軽音楽部の顧問になった13年前、部にあったドラムは一つだけで、アンプも個人の家にあるような小さなものが2~3台あるだけでした。そこで予算を計上し、機材を徐々にそろえて活動を充実させていきました。同時にめざしたのは勉強との両立です。成績が伸び悩む部員は残って一緒に勉強することもありました。

 部員が増えて学校内でも信頼される部活動になると、上野の音楽祭など地域のイベントからも声がかかるようになりました。今は東京都高等学校軽音楽連盟にも加盟して、大会への参加もかなっています。

 現在、部員は約50名で、文化祭に出演するバンドもオーディションで決めるほど充実してきました。部長は1年生ですが軽音楽部歴は4年目で、オリジナルの楽曲作りや部活動全体を一つにする活動など、新しいことにチャレンジしています。そして顧問にも楽器経験者がそろったので、「教員バンド」を結成することができました。今年の夏合宿は、私が学生時代にバンド練習していた軽井沢の施設で行いました。

 私が顧問になった頃、「けいおん」という人気アニメにひかれて入部する生徒が多くいました。今はVOCALOID(音声合成技術及びその応用製品の総称)が人気で、「自分も挑戦したい」という部員が増えてきました。そのためには楽器演奏以外の勉強も必要ですが、今、上野学園軽音楽部は勢いがあるので、これからいろいろなことに挑戦し、もっと飛躍できると期待しています。軽音楽を取り巻く状況は変化していますが、大切なのは、やはり「音楽が好き」という気持ちです。

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