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21世紀に活躍できる
世界市民の育成を

サレジアン国際学園高等学校

〒115-8524
東京都北区赤羽台4-2-14

TEL:03-3906-0054

学校情報 学校HP

『本科』と『GS』コース第一期生が
充実のスクールライフを語ります!

 2022年春から、星美学園高等学校は『サレジアン国際学園高等学校』に改称し、共学校となりました。同校は、聖ヨハネ・ボスコらによって設立された、カトリック修道会『サレジアン・シスターズ』を母体としています。ボスコの「良き市民たれ!」という言葉を「21世紀に活躍できる世界市民の育成」ととらえ、新しい時代の教育をスタートさせたのです。

 生まれ変わった同校の大きな特色は、すべての教科にPBL型授業が導入されていること。PBLは「Project Based Learning」の略で、「課題解決型学習」を意味します。この最先端の教育によって言語活用力や考え続ける力、コミュニケーション力を着実に育んでいきます。

 同校には、このPBL型授業を軸に確かな学力を養う『本科』と、コミュニケーションを重視した授業で実践的な英語力を習得する『グローバルスタディーズ(以下GS)』の2コースが用意されています。同コースの一期生となる『本科』で学ぶ井上飛鳥さんと、『GS』で学ぶ藤原一花さんに話を聞きました。

正解が一つでない問題に挑む

井上飛鳥さん(本科コース・高1) 井上飛鳥さん(本科コース・高1)

 中学生の頃から人前に立って発表したり、何かひとつのことを研究したりするのが好きだった井上さんは中学校時代、模型部では部長を、家庭科部では副部長を務めていました。

「僕がサレジアン国際学園を受験した理由は2つあります。ひとつは教育の特色を聞いて、自分の得意なところを伸ばしたり、好きなことを追求できたりすると思ったからです。もうひとつは幼稚園から高校まで、サレジアン国際の前身である星美学園に幼稚園から高校まで通っていた母に勧められていたからです。

 母は生徒一人ひとりに先生方が寄り添ってくださる学校だと話していました。実際に僕は小さい頃から母の母校である星美学園の学園祭に何度か訪れて、先生方とも顔見知りで、その温かさにも触れていまいた。

 入学してみると、僕が想像していた通りでした。PBL型の授業や、自分が興味・関心のあることをテーマにして研究に励む『個人研究ゼミ』が、自分にぴったり合っていたのです。授業では、みんなでひとつのテーマについて意見を出し合い、発表し合います。

 理科の生物の授業なら、外来生物を駆除するのは生命を大切にする観点から良いことなのか、社会の歴史なら、この革命は正義だったか……など。正解が一つでない問題に対してクラスのみんなと考えます。特に僕は生き物に関心があるので、生物の授業が楽しみです」

セスジスズメという蛾を研究

 一方、『個人研究ゼミ』は週2時間あり、自分の興味あるテーマの研究に没頭でき、その成果を高2で論文にして発表します。

「この『個人研究ゼミ』にはアプリを作成する『プログラミングゼミ』や、風力などのエネルギー問題について研究する『E研』などがあり、僕は『野生生物研究室』を選びました。ここで先生と話し合った結果、セスジスズメという蛾を研究課題に決めました。

 蛾というと蝶のような羽をイメージしがちですが、セスジスズメは何かにとまっている時、ハングライダーのような『ハ』の字型をしていて、蝶の何倍も羽ばたいて飛びます。幼虫は大きく、人差し指くらいの長さです。

 僕は生物とともに教育にも強い関心があります。教育は、人の人格形成や将来を決めるうえで大きな役割を果たすからです。以前は生物の研究者や飼育員になりたいと考えていましたが、今は高校で生物を教える先生になりたいと思っています。

 入学してから自分が成長したと思える部分は、中学生の時よりもコミュニケーション能力が鍛えられたことです。僕が所属しているバスケットボール部、そして行事を通して『GS』の生徒や先輩方、併設の中学校の生徒などコースや学年の壁を越えて交流することで、誰とでもすぐに打ち解けられるようになりました。

 この学校の良さは、個性を重視してくれるところです。どの先生方も『これをしなさい』『あれをしなさい』と強制するのではなく、『こうしてみたらいいよ』と生徒に提案して、『決めるのは君だ』という姿勢で接してくださいます。

 僕は1期生として、こうした校風を大切に育んでいきたいと思います。今は男子生徒よりも女子生徒のほうが多いのですが、1期生として男子がさらに過ごしやすい環境をつくることができたらと考えています」

英語の授業が週に11時間も

藤原一花さん(GSコース・高1) 藤原一花さん(GSコース・高1)

 藤原さんは、小さい頃から海外の文化など国際的な事柄に興味があり、また、両親の教育方針から英語に触れていたと言います。

「自分の好きなことをグローバルな視点から研究できる『国際探究』の授業があることなどに魅力を感じて、『GS』を受験しました。中学の時はバトン部でしたが、今は吹奏楽部に入っています。

『GS』には帰国生や、保護者のどちらかが外国人のクラスメートもいます。そして、一人ひとりが違う目標や志をもっています。こうした仲間が将来、国際社会に貢献するという同じゴールに向かって学んでいることが『GS』 の素晴らしさです。

『本科』との違いは、英語の授業時間数がかなり多いこと、『個人研究ゼミ』の代わりに『国際探究』の授業があることです。『国際探究』では、自分が興味のある国際的なテーマを選んで研究し、英語で論文を執筆します。

 英語の授業は『国際探究』の授業を含めると、全部で週に計11時間あります。『国際探究』が2時間、『英語コミュニケーションⅠ』が6時間、『論理・表現Ⅰ』が3時間です。ネイティブの先生によるオールイングリッシュの授業がほとんどで、教科書に日本語は載っていません。

 最初はついていけるか不安でしたが、先生方が難しい表現をやさしい表現で教えてくださったり、クラス21名の結束が強く、わからない単語はみんなで相談して不得意なところをカバーし合ったりして、有意義に学べています。

自分の意見を堂々と発表できるように

 藤原さんがいちばん楽しみにしている授業は、『国際探究』です。

「私は両親の影響で幼い頃から好きだったディズニーをテーマにした研究に、ネイティブの先生の指導のもとで励んでいます。『なぜ人はディズニーに対して夢を抱くのだろう?』という点に着目し、主人公の描き方など世界観について調べています。

『国際探究』のテーマは一人ひとり違います。なぜ、人は宝石にひかれるのかをテーマにしているクラスメートもいれば、新選組について調べていくうちに日本のお城の構造に興味をもつようになって、お城をテーマにしているクラスメートもいます。

 10月の学園祭では、自分の研究の中間発表を大勢の生徒と来場者の前で行いました。英語で発表する生徒もいましたが、私は多くの方々に自分の思いや考えを伝えたかったので日本語で発表しました。両親も見に来ており、私が両親の影響からディズニーが好きになったことを話すと、とても喜んでくれました。

 この学校で学んで成長したと感じるのは、自分を表現したり、自分の考えを発表したりすることに苦手意識をもっていた私が大きく変われたことです。『本科』と同じように『GS』でも全教科でPBL型の授業が行われています。どの授業も自分の意見をみんなから認めてもらえるため、自信をもって発表できるからです。みんなの意見から刺激を受けるうちに、『私がこんな意見を発表したら、みんなどう思うのかな?』と思うとワクワクするようになりました。

 本を読むのが好きなので、将来は翻訳家など英語を使った仕事につけたらと思っています。女優の上白石萌音さんが書いた『翻訳書簡 『赤毛のアン』をめぐる言葉の旅』を読んで、自分の感性が翻訳という表現方法に活かせることを知ったからです。

 井上くんが話していたように、サレジアン国際学園は学年やコースの壁がない学校です。私は併設中学校の1年生と、お昼休みによくおしゃべりをして楽しんでいます。先輩方も『本科』の生徒も気軽に話しかけてくれ、多くの生徒と友達になれました。これを読んでくださっている中学生の皆さん、この学校で一緒に充実した高校生活を送りましょう」

読書好きな藤原さんは、図書館をよく利用するそうです。 読書好きな藤原さんは、図書館をよく利用するそうです。
高校で生物を教える先生になりたいという井上さん。担任の先生と一緒に。 高校で生物を教える先生になりたいという井上さん。担任の先生と一緒に。

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