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横校祭実行委員のメンバー。左から、髙梨樹さん(高2)、田中美鈴さん(高2)、村田胡桃さん(高3)。
横浜高等学校

〒236-0053
神奈川県横浜市金沢区能見台通46-1

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共学校として初の
来校型『横校祭』を開催

 10月29(土)・30日(日)の2日間にわたって横浜高等学校の文化祭『横校祭』が開催されました。コロナ禍により一昨年は中止となり、昨年はオンラインで行われたため、来場者を迎えての開催は3年ぶりとなります。今年は感染防止対策として来場者は在校生の保護者と受験生に制限されましたが、3年前に共学化して人気を集めている学校だけに2日間で約4,000人が訪れ、会場は華やかなにぎわいを見せました。

テーマ『創(そう)~今しかできない青春を~』に
想いを込めて

 京浜急行の能見台駅で降りると、すでに『横校祭』に向かう人々の列ができていました。キャンパスまでは同駅から歩いてわずか2分。正門をくぐると、人工芝のグラウンドの向こうに群衆ができていました。

『横校祭』の企画・運営を担当するのは生徒会の役員14名。生徒会長をはじめとするこのメンバーが実行委員を兼任しています。『横校祭』当日、実行委員の3名に話を聞きました。

 横校祭実行委員長を務めるのは、田中美鈴さん(高2)。生徒会では副会長を務めています。

「一度しかない高校生活のなかで、大きな行事にリーダーとしてかかわって思い出を残したかったので、実行委員長に立候補しました。

 横高を受験した理由は、中学生の時に吹奏楽部に所属していて、野球が強い横高の吹奏楽部に入れば甲子園で演奏できるかもしれないと思ったからです。中学時代には生徒会活動もしたかったのですが、吹奏楽部の練習が忙しく両立が難しかったために諦めていました。横高に入学してからも生徒会活動への思いは強くあったので、吹奏楽部には入らず生徒会活動に励むことにしました」

 そう語る田中さんは写真部に所属。好きな教科は現代国語です。生徒会では広報も担当し、生徒会のInstagramを管理したり、広報誌を発行したりしています。

「今年の『横校祭』は、共学化して初めて開催された文化祭です。テーマである『創~今しかできない青春を~』は、生徒会本部のメンバーで話し合って決めました。私の今の気持ちを表現している言葉だと思います。

 今年は、規模を縮小して在校生だけでオンラインで行った昨年の『横校祭』とは熱気が違います。実行委員長として校内を巡回すると、生徒が大いに盛り上がっている様子が手にとるようにわかりました。

 実行委員長として企画を考えたり、ルールブックをつくったり、実行委員を集めた説明会の司会を務めたりするなかで学んだことは、いろいろな人と協力することの尊さ、また、協力してくれた人に感謝することの大切さです。来年も生徒会役員に立候補して『横校祭』をさらに実りあるものにしていきたいと思います」

 人とかかわることが大好きだと話す田中さんの将来の目標は、大学で心理学を専攻すること。人の気持ちを深く学ぶことで、社会の役に立つような仕事がしたいからだと言います。そして同校の魅力を次にように話します。

「設備がきれいで整っていること、また、女子の制服のデザインがかわいいことです。制服は他校の友達からうらやましがられます」

生徒のパワーも横高の魅力

 実行委員の一人である村田胡桃さん(高3)は、生徒会長を務めています。生徒会本部となった教室に『横校祭』当日の朝から待機し、工具を使いたい生徒に貸し出しをしたり、買い物のための外出許可を出したりしていました。このように実行委員は、文化祭を陰で支えているのです。

「私は横高が共学になった年に入学した1期生です。中学時代、バスケットボール部に入っていた私は、横高バスケ部顧問の先生に指導を受けたくて受験しました。

 生徒会長に立候補した理由は、共学校となった新しい横高を自分がどのように変えられるか試してみたかったからです。選挙の時の公約は、『全校生徒の意見を尊重して学校生活に反映させる』でした。そこで今年の『横校祭』もみんなが心から楽しめる内容にしたいと思いました。特に私たち高3生はコロナ禍で高1の時に『横校祭』ができなかった学年です。入学式も規模が縮小され、行事もほとんど行われませんでした。だからこそ、私も含めて今年の『横浜祭』を心待ちにしていたのです。

 今年は来場者を迎えるので昨年とはスケールが違います。テーマである『創~今しかできない青春を~』が示すように『横校祭』を一から創り上げなければなりません。それだけに準備も大変でした。

 たとえば、感染防止対策のため飲食の模擬店は6クラスに絞りました。飲食をやりたいクラスには企画書を2枚用意してもらいます。1枚は飲食の企画書、もう1枚はゲームなど飲食ではない企画書です。そして抽選を行い、外れたクラスは飲食ではない企画をします。こうした情報を実行委員はクラスの代表に正確に伝えなければなりませんでした。この準備を通して私は、どのような資料をつくり、どのように説明すれば相手にわかりやすく情報を伝達できるのかを学びました」

 そう話す村田さんの好きな教科は体育。将来の目標は動物の飼育員になることです。そのために大学で動物応用化学科への進学を希望しています。

「横高の良さは生徒のパワーにあります。『横校祭』で3年1組が教室を使って行っている『Memories』という謎解きゲームは、短い準備期間で時間もないなかでクオリティの高い出し物を創りあげました」

来年は今年以上に成功させたい!

 髙梨樹さん(高2)は、生徒会で会計を務めています。併設の横浜中学校から進学しました。

「クラスの友達に誘われて生徒会役員になりました。生徒会の役員は行事にも深くかかわるので、やりがいがあります。『横校祭』では受け付けを担当しました。正門の近くにテントが2つ並んでいます。1つが受験生用、もう1つが在校生の保護者用の受け付けです。受験生は予約が必要なので、僕たち担当がバーコードで予約済みかどうかをチェックします。そして手指消毒をしてもらい、受験生にスケジュールや注意事項などを記載したチラシを渡します。来てくださる人たちの笑顔を見るたびに、実行委員になって良かったと思えました。

 今年の見どころは、体育館で行われるチアダンス部のダンスや吹奏楽部の演奏です。今年の夏、野球部は甲子園大会に出場しました。どちらの部も甲子園でその試合を応援しています」

 野球部員もその時の感謝の気持ちを込めて応援に駆けつけていました。

「僕は『横校祭』に実行委員として携わり、時間を忘れるくらい夢中になって取り組むことの大切さに気づけました。来年も生徒会役員に立候補するつもりです。コロナが収束していれば、制限をかけずに一般の方たちにも来ていただき、『横校祭』を今年以上に成功させたいと考えています」

 そう力強く意欲を語る髙梨さんの好きな教科は、地歴公民。幼い頃から家族旅行でさまざまな土地を訪れるとともに、母親から歴史の本を薦められて読んだことをきっかけに得意教科になったそうです。そして大学では経済学を学びたいと話します。

「横高の魅力は、歴史と伝統があり、野球が強いことです。この学校には『理想の歌』という応援歌があります。僕が大好きなこの歌を、多くの生徒に歌ってほしいと思っています」

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