2008年に普通科を設置し、大学進学型の教育運営を本格化。そして2021年度より「普通科専一校」として新たなスタートを切った日本工業大学駒場高等学校。そんな同校の「高い自己目標の実現」と「楽しい学校生活」を支える施設を、「文理未来コース」一期生の二人に案内してもらいました。
記者プロフィール
東京都在住。ものつくりが大好きな長男(中2)を「文理未来コース」に入れたいと考え中のお父さん。生徒のナビゲートで日駒(にちこま)の魅力に触れ、長女(小6)の日駒受験も視野に入れようかと検討中。
2008年に普通科を設置し、大学進学型の教育運営を本格化。そして2021年度より「普通科専一校」として新たなスタートを切った日本工業大学駒場高等学校。そんな同校の「高い自己目標の実現」と「楽しい学校生活」を支える施設を、「文理未来コース」一期生の二人に案内してもらいました。
東京都在住。ものつくりが大好きな長男(中2)を「文理未来コース」に入れたいと考え中のお父さん。生徒のナビゲートで日駒(にちこま)の魅力に触れ、長女(小6)の日駒受験も視野に入れようかと検討中。
【案内役を務めるのは、バスケットボール部部長のKさん(左)、生徒会副会長のMさん(右)。二人は『自由な発想で自分の夢をかたちにする』ことを掲げ、授業の中にものつくりの楽しさや体験を取り入れている「文理未来コース」の2年生です】
Kさんまずは自習室からご案内します!
Mさん個別ブースがあるので、集中して勉強するには最高の場所です。
記者何時から利用できるのですか?
Kさん朝は7時から、放課後は最終下校時刻の19時までで、土曜は16時まで利用できます。
Mさんテスト前は30くらいあるブースが満席になります。
隣に教員室があるので、わからないことはすぐ先生に質問できるのもいいところです。
記者隣にはチュータールームが併設されているんですね?
Mさんそうです。チュータールームは先生や友達同士で話をしながら勉強できる場所で、先生が臨時で個別指導をしてくださることもあります。
Kさん二者面談もここでやることもあるよね。
あと、OB・OGのチューターの方もいて、『スタディサプリ』(WEB学習サービス)を使ったプログラムをもとに、僕たち生徒の進捗状況を管理したり、わからないところを解決してもらったりする場所にもなっています。
記者さまざまスタイルで勉強できる空間ですね。
Mさんはい。先生が「わからないところはここでしっかり解決できるように、そのためのチュータールームだよ」と教えてくださいました。
Kさん日駒は面倒見の良い学校で、「一人ひとりと向き合うこと」をモットーとしているので、ここはその象徴的な場所だと思います。
Mさんこちらはアリーナです。
始業式などの式典や体育の授業、部活動などで使用しています。
記者部活動ではどの部が使っているのですか?
Kさん僕の所属しているバスケットボール部や体操部、レスリング部、バレーボール部など、多くの部活動で利用しています。
夏はキンキンに冷房が効いているので快適です。
キレイだし、校舎の中心にあるのも気に入っています。
記者学校説明会も、ここで行われるのですか?
Mさん興味のある方は学校のホームページから予約ができるので、利用してもらえるとうれしいです。
Kさん2022年に完成したばかりの図書館です。
三直角の扇形、開放的で明るくて広々!
「生徒たちがくつろげるような場所に」がコンセプトです。
記者本のタイトルなどが見やすい印象ですね。
Mさんそうなんです。蔵書数も多くて、全ての本がすぐ手に取れるような造りになっているのも特長です。
記者勉強している生徒、読書している生徒もいますね。
Mさんはい。図書館っていうと、ちょっと堅いイメージがあるかもしれませんが、ここはコーヒー、カフェラテ、ココア、ミルクティーなどが飲めるカフェみたいな存在です。
Kさん1杯50円で販売しています。
Mさんこちらは生徒に人気のトレーニングジムです。
Kさんトレーニング器具が充実していて、僕たちバスケ部も週2回、ここで鍛えています。
アメフト部や全国レベルのレスリング部などは、かなり使い込んでいますね。
記者見るからに最新の器具ですね。一般のスポーツクラブより充実しているかも。
Kさん20人くらいが一度に筋トレしても器具が余ります。
Mさん器具の取り扱いについては最初に講習を受けます。
先生方にも人気の施設です。
Kさんそしてこちらがトレーニングスタジオです。
場所はトレーニングジムと同じB1にあります。
記者このスタジオはどんなときに使うのですか?
Mさんダンスの授業でも使いますし、部活動ではダンス部やチアダンス部、卓球部が主に使用しています。
記者ダンスの授業があるんですか?
Mさんはい。私はけっこう音楽系が好きなので、ダンスの授業を楽しみにしています。
床が柔らかく造ってあるので、動きやすさに配慮されているんですよ。
Kさんあとは僕たちバスケ部や野球部も、体幹トレーニングでここを使っています。
Kさんこちらは、ちょっと珍しい施設だと思います。
Mさん陶芸室です!
記者ちょっとどころか、だいぶ珍しいですね(笑)。
Mさん私とKくんは、3年間を通じていろいろなものつくりを体験する「文理未来コース」に在籍しているので、そのうちのひとつとして陶芸に取り組むことになっています。
記者授業で?
Kさんはい。「総合的な探究の時間」です。ろくろだけでなく窯もありますよ。
記者二人はそういう授業にひかれて日駒に?
Kさんそうです。僕は美術がとても好きだったので、ものつくりができることにもひかれました。
Mさん私は将来、先生になりたいのですが、先生になるにはいろいろな体験をしていたほうがプラスになると思って。
日駒にはいろいろな施設があって、しかもどんどん新しいものに変わっています。そこにも魅力を感じました。
記者日駒の校舎は、施設面や整備面においても他校とは違いますね。
Mさん初めて見る施設や設備も多くて、私は今でもワクワクしています(笑)。
記者今日紹介してもらった施設のほかに、二人の好きな場所は?
Mさん屋上ですね。天気がいい時は暖かいし、冬でも日差しがあると過ごしやすい場所です。
渋谷の町並みも見えて、見晴らしは抜群です!
今日は紹介できませんでしたが、日駒に来たときは屋上も見てほしいです!
Kさん僕も屋上は好きですが、それ以外だとアリーナですね。部活動で利用するため思い入れがあるというか、天井が高くて開放的だし、キレイな点が気に入っています。
記者学校見学では、施設以外でどんなところを見てもらいたいですか?
Mさん先生と生徒の距離感です。先生の温かさや面白さは学校に来てみないとわからないと思うので。
説明会では私たち生徒会が『なんでも相談』を開催しています。先生も入試相談をしているので、そういうところで“日常の日駒”に触れてほしいですね。
Kさん個別対応もしているので、興味のある方はぜひ問い合わせてみてください!
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