川﨑紀弘先生(デザイン学科・准教授)
16歳から20歳までの5年間、高校と同様の一般科目と専門科目を効率良く学びながら、理論と実践を兼ね備えた技術者を養成しているのがサレジオ工業高等専門学校(通称“サレジオ高専”)です。1〜2年生の間は、テクノロジーを学ぶ準備期間という意味をもつ「プレテック」と呼ばれ、男女ともに制服を着用し、学科に関係なく混成クラスで学びます。3年生からは私服着用となり、卒業まで学科ごとのフロアに分かれて専門的な知識と技術を習得していくのがサレジオ高専の学校生活です。
今回フィーチャーするサレジオ高専のデザイン学科は、「高専唯一のデザイン学科」として注目を集めています。
「デザイン学科が掲げる教育の柱は2つあります。1つ目が、プロダクト&インテリアデザイン(立体系)。2つ目が、ヴィジュアルコミュニケーションデザイン(平面系)です。立体系には、工業製品全般、家具、室内・空間設計などの分野があります。平面系には、グラフィック、エディトリアル、広告、パッケージ、印刷などの分野があります」 (川﨑紀弘先生/デザイン学科・准教授)
江南仁美先生(デザイン学科・助教)
「本来は別々のジャンルとなる立体と平面が、バランス良く5年間をかけて学べるところにデザイン学科の大きな特徴があります。工業デザインとグラフィックデザインが同時に学べる環境は、実は美術大学にはありません。“将来は美大に行ってデザインを”と考えている中学生の皆さんにも、ちょっと興味をもってもらえたらうれしいです。ちなみに、高専というと男子が多いイメージがあると思いますが、デザイン学科は女子も多数在籍しています」(江南仁美先生/デザイン学科・助教)
