今年の春に誕⽣した「⾃⼰発信コース」。同コースの⽬的は、答えのない問題に向き合い、解決へと導く能力を持った生徒を育むことです。課題解決型学習であるPBL(Project Based Learning)を取り⼊れた授業「J-Lab.」によって、問題を切り抜ける『突破力』、新たな価値を作る『創造力』、周囲を巻き込む『表現力』を養っています。
「J-Lab.」は週4時間設定されている『総合的な探究の時間』の通称で、「J」は「十文字」「自己発信」の頭文字を、「Lab」は「laboratory」の略で「研究室」を意味します。この授業のなかでは、生徒が主体となってひとつの課題を決定し、ディスカッションを繰り返しながら解決策を導き出し、そのプロセスや成果を様々な場所へと表現していきます。取材当日の「J-Lab.」では、同コースの1期生である1年生たちが(株)日本政策金融公庫が主催する「高校生ビジネスプラン・グランプリ」の応募に向けた準備に取り組んでいました。