実践学園のカリキュラムには「一人ひとりに最適化された教育」を目標に設定された4つのコースがあります。2、3年次には幅広い選択科目から、個性、適性、それぞれの興味や将来の目標に合わせた科目が選択でき、志望の実現につなげます。
生徒個々の志望実現に向け、学習面で効果的なサポートをするのが進学講習「J・スクール」です。実践学園の先生と予備校の先生によるJ・スクールは、通常学習のフォローアップやさまざまな志望をサポートする進学対策講座など、多彩な講義が設定されています。4つのコースに分かれていますが、生徒の進路に合わせてJ・スクールの活用方法はさまざまです。
特別進学(特進)コース
難関国公立・私立大学に合格できる学力を身につけるコース。1・2年次の放課後や長期休暇中のJ・スクールは一部必修で受講することになります。
1年次に実施される難関大学のキャンパスツアーでは、大学生との交流や研究室への訪問を通して、高い志望に挑戦するモチベーションを養います。2年次の春休みと夏休みには勉強合宿が実施され、1日10時間を超える学習に挑みます。授業進度は速いですが、仲間とともに切磋琢磨しながら志望をかなえます。
リベラルアーツ&サイエンス(LA & S)コース
教育の柱は「Global視点」「Local視点」「CQ(Cultural Intelligence Quotient:異文化対応能力)の養成」。幅広い知識と教養を身につけるために、従来の枠組みにとらわれない徹底した少人数教育と、主体的な学びを実現する双方向型授業を展開します。8名の外国人教員が副担任として加わることにより、語学力の向上はもちろん、多様性を理解して受け入れる土台づくりを大切にしています。
文理進学(文理)コース
学習と部活動、委員会や行事の取り組みと両立させながら、高い志望をかなえるコース。J・スクールは希望制ですが、多くの生徒が自分の志望、学習スタイルに合わせて受講しています。1年次から「手帳」を活用して、計画(Plan)・実行(Do)・評価(Check)・改善(Act)のPDCAを繰り返しながら、一人ひとりがもつ目標を達成させます。
スポーツ・サイエンス(SS)コース
「スポーツを行うものから科学するものへ」との考えを発展させ、サッカー部と野球部の生徒が所属するコースで、両部のホームグラウンドである高尾教育・研修センターで1時間目~6時間目までの通常授業が行われる曜日もあります。
目標は各大会での好成績だけでなく、学習と部活動を高いレベルで両立することにより、多角的な視野で問題解決ができるリーダーシップの養成です。学生生活を自らプロデュースするために、キャプテン委員会(向上班・環境整備班・勉強班・広報班・便利班・学校行事班・イベント班)が組織されています。