Oops! It appears that you have disabled your Javascript. In order for you to see this page as it is meant to appear, we ask that you please re-enable your Javascript!
LINEで送る

スクールポット高校受験版 - 首都圏版学校情報検索サイト スクールポット高校受験版 - 首都圏版学校情報検索サイト

X フェイスブック
獨協埼玉高等学校

〒343-0037
埼玉県越谷市恩間新田寺前316

TEL:048-977-5441

学校情報 学校HP

早稲田、青学、群馬大に進学した
卒業生3名が高校時代を振り返る

『全人格的にバランスのとれた、社会をリードしていく若者』の育成をめざす同校。生徒は1年次には文系・理系にとらわれずに全教科を学んで基礎学力を高めます。2年次に文系・理系を決定。3年次には進路希望に応じて各コースに分かれます。コースは国公立・難関私立大をめざす「文系I」、上位の私立大をめざす「文系Ⅱ」、国公立・医学部をめざす「理系Ⅰ」、私立理系をめざす「理系Ⅱ」、獨協大学で夢をかなえる「獨協」の5つです。

 今年9月3日(土)、同校を卒業した大学生たちが来校し、後輩となる高2生たちに受験の体験談を語る『卒業生を囲む会』が行われました。この会は卒業生の専攻別に「文系社会科学分野」「文系人文科学分野」「理系医学分野」「理系理学分野」「理系工学分野」と会場を5つに分けて実施されます。その後は高2生との座談会へ。卒業生が一つの教室に集まり、生徒と語り合います。

 座談会終了後、来校していた3名の卒業生に話を聞きました。早稲田大学法学部2年生の橋本幹大さん(文系Ⅰコース出身)、青山学院大学文学部英米文学科2年生の早船らむさん(文系Ⅱコース出身)、群馬大学理工学部電子・機械類2年生の増田裕一さん(理系Ⅰコース出身)です。なお、この3名は高2の時に同じクラスの仲間でした。

併願推薦制度で、余裕をもって受験

橋本幹大さん(文系Iコース出身)早稲田大学法学部2年 橋本幹大さん
(文系Iコース出身)
早稲田大学法学部2年

皆さんが今学んでいる大学や学部をめざした理由を教えてください。

橋本さん父が早稲田大学の卒業生なので、小さい頃から早稲田に憧れを抱いていました。高校時点でどのような職業に就くかはまだ決めていなかったので、先生のアドバイスに従って、さまざまな学部を受けることにしました。

 一方で、国立大学にもチャレンジしたいという気持ちがあり、大学入学共通テスト(以下、共通テスト)の受験に備えるため、高3になって「文系Ⅰコース」に進みました。

早船さん高2の時に青山学院大学のオープンキャンパスで模擬授業を受けてみて、とても雰囲気が良かったのでこの大学をめざしました。英米文学科にしたのは、海外からのお客様が数多く滞在するホテルに勤めている姉から、英語を使う仕事の素晴らしさを聞き、私も同じような職業に就きたいと思ったからです。

 また、青学と同じく英語に強い獨協大学の外国語学部英語学科への進学も視野に入れていました。獨協埼玉には、獨協大学に推薦入試で合格したうえで、他大学を受験できる併願推薦制度があります。この制度で獨協大学の合格を手にしていれば、余裕をもって第一志望である青山学院大学の受験に臨めます。そこで「文系Ⅱコース」に進んで、この併願推薦制度を利用することにしました。

増田さん理工学部の電子・機械類に進学したのは、将来の道を技術者と考えていたからです。また、親元を離れて自立したいという気持ちから、地方の国立大学に行こうと考えていました。国立大学をめざしたのは、一人暮らしをするうえに私大では、両親に経済的な負担をかけすぎてしまうと思ったからです。そこで、国立大学のなかから自分の成績に見合った群馬大学を選んで受験しました。

先生方の細やかな指導に感謝

早船らむさん(文系IIコース出身)青山学院大学文学部英米文学科2年 早船らむさん
(文系IIコース出身)
青山学院大学文学部
英米文学科2年

大学受験で苦労したことや、先生方に感謝していることは?

橋本さん共通テストには数学が出題されます。また、将来どのような職業に就くにしても数学で培った思考力が必要になります。その重要な数学の成績がなかなか伸びずに悩んでいました。とはいえ、数学のためだけに勉強時間を割いてはいられません。第一志望の早稲田の受験に向けて、入試科目の国語・英語・日本史の知識も強化もしなければならないからです。そのバランスの取り方に苦労しました。塾や予備校に通っていなかった僕は、先生方に数学の勉強方法について聞いたり、勉強の時間配分について相談したりしました。どの先生方も時間をかけて的確なアドバイスをくださったので、バランス良く各教科の力をつけていくことができました。

早船さん青山学院大学の受験には、指定校推薦を使いました。指定校推薦に合格するためには、定期テストの結果が重要になります。獨協大学の併願推薦もそこは同じです。そのために、毎日欠かさず勉強するようにしました。数学が苦手だったので、授業でわからなかったことは、その日のうちに先生へ質問するよう心がけていました。先生は放課後、時間をかけて教えてくださったこともあります。その結果、獨協大学の合格を得たうえで青学を受験できました。

 青学の指定校推薦には小論文と面接があります。その小論文には英語と日本語の2種類があります。その面接と小論文に関しても、先生方からていねいにご指導いただき、第一志望の青学に合格できました。

増田さん国公立大学を受験するには、多くの教科を勉強しなければなりません。その中で化学と古典と漢文が苦手でした。そこで、高3の夏休みが終わってから共通テストの直前まで、この3つを徹底的に勉強して、自分の弱点を克服するように努めました。

 先生方に感謝していることは、橋本くんや早船さんが話したように、勉強でわからないところがあれば、いつでもどこでも質問に答えていただけたことです。併願校を選ぶ時も、担任の先生だけでなく、所属していたサッカー部の顧問の先生も相談にのってくださいました。特にサッカー部の顧問の先生は、部活以外の場面でも僕のことをずっと気にかけてくださり、心強く感じました。

自ら動くことの大切さを学んだ

増田裕一さん(理系Iコース出身)群馬大学理工学部電子・機械類2年 増田裕一さん
(理系Iコース出身)
群馬大学理工学部
電子・機械類2年

今日の「卒業生を囲む会」の印象はいかがでしたか?

橋本さん早稲田大学の受験を考える生徒たちが多いので、勉強の仕方や受験の方法について話しました。僕の経験が少しでも後輩たちの役に立てばと思っています。

早船さん今日は、高2生の皆さんが毎日の授業や予習・復習を大切と思えるように、指定校推薦について話しました。私がこの『卒業生を囲む会』に高校生として参加した時には、まさか自分が話す側になるとは想像もしていませんでした。

 座談会では青学のキャンパスライフについての質問が多かったです。青学の指定校推薦を考えている人には、面接や小論文について詳しく話しました。

増田さん僕は共通テストに関する部分をメインに、どの教科も手を抜かず学ぶことの重要性について語りました。座談会でも、共通テストの話題が多く出てきました。

母校である獨協埼玉の魅力を教えてください。

橋本さん行事に力を入れているところです。高2の時、早船さんや増田くんをはじめクラスの仲間たちとともに準備した文化祭は、特に思い出に残っています。また、先生方と生徒の距離が近いところも魅力です。休日に担任の先生とクラスのみんなでバーベキューをして楽しんだこともあります。

早船さん自由で、行事や部活動など、自分のやりたいことをのびのびとできるところです。私はこの学校で多くの友達に恵まれ、今でも交流が続いています。

増田さん僕も早船さんが話したように、自由なところを推したいです。たとえば、先生から勉強を強制されるようなことはありません。強制されないからこそ、自分の内に勉強しようという意欲がわいてきました。ほかの生徒も同じだったと思います。

最後にこの学校で学んだこと、それが今にどう活かされているかを教えてください。

橋本さんみんなで何かをやり遂げることの尊さを実感できました。僕が所属していた吹奏楽部でも、文化祭などの行事でも感じたことです。大学受験もみんなで励まし合い、刺激し合い、支え合いながら乗り越えることができました。一人ではできないことも、みんなで力を合わせれば達成できるはずです。大学生活でも、僕はこのチームワークを大切にしています。

早船さん私はイングリッシュ部に所属していました。この部でネイティブの先生といつも楽しく会話をしていたので、聴く力、話す力が鍛えられました。大学では英会話の授業が多く、この力を十分に発揮できています。

増田さん自ら動くことの大切さです。獨協埼玉では、文化祭などの行事を生徒自身の手で創り上げます。そして勉強もみんな自主的に行っています。大学では、自分から行動を起こし、学びたいこと、打ち込みたいことを探さないと何も始まりません。大学で僕は友人たちを誘ってバレーボールのサークルを立ち上げるなど、獨協埼玉で身につけた自主性によって、大学生活を有意義に過ごせています。社会人になっても、この姿勢を守り続けていこうと思っています。

受験の体験談を語る3人。後輩の生徒たちも真剣に耳を傾けます。

学校情報

共学
獨協埼玉高等学校

〒343-0037
埼玉県越谷市恩間新田寺前316

TEL:048-977-5441

イベント申込 ネット出願
学校情報 学校HP

進学なび掲載情報

この学校の掲載記事をピックアップしました。

学習面で高い進学実績を誇る一方、約9割の生徒がクラブ活動を行うなど、同校の放課後は活気に満ちています。今回は陸上競技部と...

この記事を見る

『全人格的にバランスのとれた、社会をリードしていく若者』の育成をめざす同校。生徒は1年次には文系・理系にとらわれずに全教...

この記事を見る
人間的成長をメインテーマに据えるクラブ活動 身につけさせたいのは「社会で役立つ力」部活動

学習面で高い進学実績を誇る一方、約9割の生徒がクラブ活動を行うなど、同校の放課後は活気に満ちています。今回は陸上競技部と...

この記事を見る
早稲田、青学、群馬大に進学した卒業生3名が高校時代を振り返るインタビュー&メッセージ

『全人格的にバランスのとれた、社会をリードしていく若者』の育成をめざす同校。生徒は1年次には文系・理系にとらわれずに全教...

この記事を見る
ページトップ