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国公立大学・難関私立大学をめざす
『A特進クラス』

日本大学豊山女子高等学校

〒174-0064
東京都板橋区中台3-15-1

TEL:03-3934-2341

学校情報 学校HP

高1・高2生が担任の先生とともに語ります!

 国公立大学・難関私立大学をめざすクラスとして2017年に設置された『A特進クラス』。高2で大学入学共通テストの範囲を修了し、その後はそれぞれの目標に向かって必要な学習を選択します。

 高2のボストンへの修学旅行では、ハーバード大学やマサチューセッツ工科大学などを訪れます。修学旅行のメインテーマはハーバードの大学生が中心となって企画する『LADYプログラム』です。女性リーダーを応援するこのプログラムでは、ゲストスピーカーによる講演を聞き、ディスカッション、プレゼンテーションまで行います。

 この数年間はコロナ禍の影響で海外への修学旅行が中止になりましたが、「その代わりに自分たちで修学旅行を企画しよう」と意気込むのは高2生。高1生は「きっと来年はボストンに行けるはず」と期待を膨らませています。

 今回は高1・高2生がそれぞれの担任の先生とともに、『A特進クラス』について語ってくれました。

高2 A特進クラス

一人ひとり選択する道は違うけれど
クラスが団結し、チーム戦で受験に臨みます

担任の岩瀬央郎先生(英語科) 担任の岩瀬央郎先生(英語科)
笠神万渚さん(音楽部) 笠神万渚さん(音楽部)

岩瀬先生A特進クラスは3年間クラス替えがなく、腰を据えてしっかりと学力をつけ、高い目標を達成するクラスです。笠神さんの学年は高2でボストン修学旅行には行けなかったけれど、自分たちで修学旅行を作ろうと企画中ですね。

笠神さんはい。今は行き先の決定が最終段階に入っていて、熊本・長崎・福岡が候補にあがっています。

岩瀬先生A特進クラスは難関大学をめざしているけれど、部活動や委員会、学校行事もおろそかにしていません。

笠神さんクラスの半分くらいは部活動に所属しています。バスケットボール部、バレーボール部、トランポリン部などの運動部に入っている生徒もいます。

岩瀬先生時間の使い方を考えて行動できるようになるのも、このクラスの特徴です。本当はボストンでLADYプログラムに取り組み、ハーバード大学の学生とワークショップを行い、プレゼンテーションをするはずだったけれど、高1の時点でボストンに行けないとわかってからは、「総合的な探究の時間」の中で女性問題をテーマにしようということになりましたね。

「学ぶとは何か」について、お茶の水女子大学の先生にも講義をしていただきました。今は探究や研究の仕方について学んでいるのかな。

笠神さんはい。探究学習の開始当初は、「自分は最後まで掘り下げて発表できるのかな?」と思っていましたが、だんだんと自分が何に興味をもっているかが明確になってきました。

私は歴史が好きなので、18世紀のヨーロッパの歴史の中で、コーヒー文化から紅茶文化への移行に伴う女性の人権について探究しています。

岩瀬先生よくそのテーマにたどり着きましたね。

笠神さん歴史の本を読んでいて疑問に思ったのが、イギリスではコーヒーよりも紅茶が好まれることでした。調べてみると、カフェインの入ったコーヒーは、女性にはあまり好まれなかったことが理由のひとつに挙げられます。その後に入ってきた紅茶なら男女が飲めるものだったので、イギリスでは紅茶が国民的な飲み物になったそうです。

また、『コーヒーハウス』という施設があって、そこには男性しか入れなかったそうです。さらに『コーヒーハウス新聞』というものもあったのですが、新聞が発刊された時期とコーヒーが流行した時期が同じなんです。男性は新聞を読むけれど女性は読まなかったという時代背景を踏まえて、コーヒーの存在が、男女間に人権の格差を生んだのではないかと仮説を立てて、これから深く調べてみようと思っています。

岩瀬先生女性をテーマにした探究というと、どうしても同性婚やLGBTQなどの問題に偏ってしまうと思いましたが、そんな心配は無用のようです。自然科学、人文科学を問わず、いろいろなテーマが出てきました。まだ仮説の立て方を学んでいる段階なので、学習が進むともっと多彩なテーマが出てきそうです。

笠神さんは、志望大学が決まっていますよね。

笠神さんはい。和食文化を学べる大学です。岩瀬先生が紹介してくださった資料で見つけました。

岩瀬先生よく見つけましたね。その学びは将来、どのように活用できそうですか?

笠神さん和食は世界文化遺産にも登録されていて、健康的な食文化としても注目されています。人の健康はもちろん、美しい和食文化を学問として修めたら、その知識や見識は社会でのニーズも高いと思います。

岩瀬先生A特進クラスは2年生になって、「残って勉強してもいいですか?」と聞いてくる生徒が増えたような気がします。

笠神さん私も2年生になって、学習に対する捉え方が変わってきたと感じています。積極的に自学自習をするみんなから刺激を受けて、私も頑張らなければと思っています。

岩瀬先生今の目標は?

笠神さん英検準1級に合格するのが目標です。岩瀬先生に教えていただきながら頑張ります。

岩瀬先生A特進クラスの2年生はみんなお互いを尊重し合っていて、穏やかな雰囲気ですね。二者面談でも、「平和で穏やかな学校生活を送っています」という声が多いです。

笠神さん誰かと競って勝ってやろうという雰囲気ではないですね(笑)。

岩瀬先生少人数で、各自が目標をもっているのでお互いを尊重できるんですね。それに、頑張っているのは勉強だけではないようです。

笠神さん今日はダンスのテストがあったので、みんなで早く登校して練習していました。

岩瀬先生私がまったく知らないところでみんな頑張っていたんだね(笑)。
3年生になると、基本的には4時間授業になります。午後からは受験に必要な科目を選択するので、一人ひとり別行動になりがちですが、受験はチーム戦。だからクラスの団結は大切です。勉強だけではなく、いろいろな場面で仲間との絆を強めて、志望を実現してください。

高1 A特進クラス

勉強が大変だと思い込まず
部活動にも委員会活動にも挑戦してほしい

担任の星川諒先生(数学科) 担任の星川諒先生(数学科)
大石陽葵さん(陸上競技部) 大石陽葵さん(陸上競技部)

星川先生大石さんは入学式のときに宣誓をしました。部活動でも成績を残して頑張っていますね。

大石さんはい。陸上競技部では200mと100mで都大会にも出場します。

星川先生A特進を選んだ理由は何ですか?

大石さん母が福祉に関する仕事をしていて、その働く姿に影響を受けて、将来は福祉系の心理カウンセラーになりたいと思っています。国家資格を取得するのは大変そうですが、お年寄りや職場で困っている人たちの心に寄り添う仕事がしたいという夢があります。

星川先生陸上競技部で頑張りながらA特進を選ぶことに迷いはありましたか?

大石さん迷いました。A特進は7時間目まで授業があるので、部活動と両立できるか不安がありました。でも、陸上競技部の顧問の先生が、「自分の夢を諦めないために、部活動と両立する道を考えよう」と言ってくださって、A特進を選びました。

星川先生今はどのように両立していますか?

大石さん7時間目の授業が終わってから部活動に行くので、練習が足りない分は自主練習をしています。勉強は通学時間も使いながらやりくりしています。入学して2カ月の今は、生活リズムを整えているところです。

星川先生大石さんは学級委員も務めていますね。

大石さんはい。ほかにも文化祭実行委員と体育祭実行委員も務めています。

星川先生いろいろ「実行」しているんですね。でもすべて、自主的に手を挙げていましたね。

大石さんはい。自分がやりたいと思ったことは何でもやってみようと思い、すべて立候補しました。

星川先生先日、2年ぶりに体育祭が開催されましたが、応援合戦はできませんでした。大石さんにとっては初めての高校体育祭でしたね。なにしろ2年ぶりなので、競技委員などの仕事を踏襲することはできなかったと思うけれど、体育委員を務めた大石さんはどうでしたか?

大石さん先輩方にとっても初めての体育祭なのに、すごく積極的に活動されていて、私たちは精一杯ついていくだけでした。

星川先生文化祭で陸上競技部は何をやるのですか?

大石さんコロナ前はワッフルを作って販売していたそうですが、今年はどうなるのかまだ決まっていません。私は行事が大好きなので、文化祭はクラスのみんなで楽しめることをやりたいと思います。

星川先生コロナ禍でいろいろな行事が中断したり、伝統が途切れたりした部分もあるけれど、それは逆にチャンスでもあります。過去にとらわれず、自分たちのアイデアを思う存分発揮できるはず。自分たちがパイオニアになって、新しい時代を作ってほしいと思います。

大石さん中学時代、コロナ禍でできないこともたくさんありましたが、これから高校生活をエンジョイしていきたいです。

私は将来、心理カウンセラーになりたいので、コロナ禍で経験したことは決して無駄にならないと思います。限られた条件のなかでも、できることに全力を尽くしたいです。

星川先生A特進は国公立大学をめざすクラスなので、多くの科目をまんべんなく学びます。次の試験科目は?

大石さん全部で15教科あります。

星川先生そうですね。多いと思うかもしれないけれど、まずは普段の授業をしっかりと受けて、まんべんなく学ぶ学習スタイルが自分のスタンダードになれば大丈夫。高2からは志望に合わせて選択科目も出てきます。そこでは少人数なので、教員の目がさらに行き届くので安心してください。

A特進の目標進路は国公立大学ですが、もちろん私立大学という選択肢もあります。高1の中間テストで「難しい!」と思うかもしれないけれど、そこで諦めるのではなく乗り越えることが大事。そのうちに「これでいいんだ」と確信できる勉強方法が必ず見つかるので、まずは恐れることなくA特進のカリキュラムに取り組んでほしいと思います。

大石さん私は中学時代にコロナ禍で休校になったとき、「やった! 休みだ!」と油断して、中2の中間テストでものすごく成績が下がってしまったんです。そこで危機感を感じて高校ではA特進を選択した部分もあるので、同じ失敗は繰り返さないように頑張りたいです。

星川先生今、楽しみにしていることは何ですか?

大石さん高2から本格的に始まる探究学習です。自分の興味や関心をどれくらい掘り下げられるか楽しみです。

星川先生日本大学には多彩な学部があって、高大連携も盛んに行われているので、大石さんが興味をもったことについて、大学の先生に尋ねることもできるはずですよ。

大石さん私が今興味をもっているのは「自己肯定感」に関することです。

星川先生日大文理学部には関連する専門テーマの先生がいらっしゃるので、メールしてみるといいですよ。きっと快く協力してくださると思います。「無理」と思ったら何も始まらないので、まずは臆せず何にでも挑戦する姿勢で、一緒に頑張りましょう。

2年松組の笠神さんと担任の岩瀬先生。日大豊山女子のクラス名には植物の名前がついています。A特進クラスは3学年ともに『松組』。「チーム松として頑張ろう」と気持ちを新たにしました。 2年松組の笠神さんと担任の岩瀬先生。日大豊山女子のクラス名には植物の名前がついています。A特進クラスは3学年ともに『松組』。「チーム松として頑張ろう」と気持ちを新たにしました。
1年松組の大石さんと担任の星川先生。「咲き誇れ笑顔の花」が、日大豊山女子生の合言葉です。 1年松組の大石さんと担任の星川先生。「咲き誇れ笑顔の花」が、日大豊山女子生の合言葉です。

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