4月から社会人や大学生として新生活をスタートさせる5人に、3年間の高校生活を振り返ってもらいました。
4月から社会人や大学生として新生活をスタートさせる5人に、3年間の高校生活を振り返ってもらいました。
KさんKさん幼い頃から鉄道に興味があり、JRの職員として働くことを夢見ていました。鉄道の要所である上野駅を訪れた際、駅のすぐ近くにあった学校が岩倉高校で、鉄道関係の教育に伝統と実績があることや、就職のサポートも充実していることを知り、「ぜひここで学びたい!」と、4~5歳くらいから文化祭に足を運ぶなどしていました。
Fさん千葉の公立高校の併願校として岩倉高校を受験し、進学を決めました。はじめは「駅から近くていいな」くらいに思っていましたが、実際に入学してみると、学校生活は期待以上でした。進学に力を入れていて、進路指導や学習面のサポートがとても充実しています。また、校則は公立に比べると厳しいですが、高校生にふさわしい規律ある学校生活を送ることに意味があるので、とても良い学習環境だったと思います。
学校説明会の際に、先生のお話だけではなく、ふだんの生徒たちの様子を見てもらうと、岩倉の良さがもっと伝わるのではないかと思います。自分も学校説明会に行った際に、職員室前のスペースで勉強しながら先生に質問をしている在校生の姿を多く見かけて、「先生と生徒の距離が近くていい学校だな」と思ったことが印象に残っています。
MさんMさん私も都立高校の併願校として岩倉を受けました。入学してみると、穏やかな人柄の生徒が多く、とても馴染みやすい環境で、結果として自分に向いている学校だったと思います。文化祭やオンライン配信を通して生徒たちの雰囲気に触れてもらうと、その良さを感じられると思います。
Nさん『さいたまスーパーアリーナ』で開催された進学イベントで岩倉高校を知り、実際に足を運んでみて、駅から近くて通いやすいところや、美術・芸術が集まる上野の街がすぐ近くにある学習環境が決め手となり、進学を決めました。
Tさん将来は鉄道会社で働くことが幼い頃からの夢でした。姉も岩倉高校の運輸科で学び、鉄道会社で働いています。現在はコロナ禍で鉄道業界は厳しく、「就活で苦労するかもしれない」という思いからほかの進路を考えたこともありましたが、やはり「鉄道会社で働きたい!」という思いが強く、迷うことなく岩倉高校を選びました。
Kさん一番は資格取得で、在校中に8つの資格取得に成功しました。合格点をとるためだけではなく、就職後に活かせるような、資格に見合う実力をつけることも目標にし、旅行業務取扱管理者などの旅客鉄道関連の資格に加え、英検2級も取得しました。
岩倉には通常授業に加え、資格取得のための講習があり、とても役立ちました。英検の面接対策はとても助かりましたし、岩倉高校を試験会場に受検できたことも良かったと思います。英語に関しては、英検の取得だけでなく英語部の活動も積極的に行うことで、英語力の向上に力を入れてきました。
FさんFさん部長を務めたサッカー部の活動や生徒会など、多岐にわたり全力で取り組んできました。日々忙しく、パンクしそうになることもありましたが、先生や友達、先輩・後輩など、周りのサポートがあったおかげでやり遂げることができ、その中で人として大きく成長し、有意義な高校生活を送ることができました。
生徒会ではオンラインで会議を重ね、2年生のときに校則に関する生徒の要望を集め、資料にまとめて学校側に伝えたことが印象に残っています。校則を変えることはできませんでしたが、改善したいことや考えていることを意見としてまとめ、表明することに大きな手応えを感じています。
Mさん私は課外活動に力を入れてきました。本来は音楽ライブなどを行う部活動に力を注ぎたかったのですが、コロナ禍で登校できない日や部活動に取り組めない日、ライブができないという状況が続き、「今できることを自分の力で始めなくてはては」と思い立ったのです。
中高生向けのサタデースクール『Leaper School』に参加したことがきっかけで、ジェンダー問題について学んだり、SDGs関連のイベントに参加したり、自分の意見を発信するなどの課外活動に取り組んできました。学校生活と課外活動の板挟みでしたが、学内外で自分の活動を認めてくれる人や味方になってくれる人もいて、活動にとてもやりがいを感じました。
NさんNさん文化祭実行委員会の活動に最も力を入れてきました。高2・高3では副実行委員長を務め、コロナ禍で初のオンライン開催となる『岩倉祭』(文化祭)を成功させるために頑張ってきました。特に自分の得意なことを活かして取り組んだ“キャラクターの制作”に対しては、強い思い入れがあります。
岩倉祭には高校受験を考える中学生だけでなく、小さなお子さんもたくさん足を運んでくれます。オンライン開催となった2021年も、幼い子がオンラインで視聴したり参加したりしてくれることを考えて、幅広い年齢層の方に楽しんでいただけるよう心がけました。そのための取り組みの一つとして、親しみを感じられる案内役としてキャラクターを作成し、間違い探しなどの企画も実施しました。
岩倉高校には美術部がなく美術の授業もありませんが、高校生活の中で楽しく美術と向き合うことができました。それは美術が好きな私が活躍できるようなチャンスを提供してもらえたからです。授業や部活動以外にも、自分の好きなことや得意なことを活かせるさまざまな機会があります。それも岩倉高校のいいところだと思います。
TさんTさん放送部の活動に力を入れてきました。放送部はドキュメンタリー番組の制作などのほかに、岩倉祭のセレモニーや学校説明会の司会など、人前で話す機会がたくさんあります。高校に入ったばかりの頃の私は人前で緊張してしまい、発表したり説明したりすることが苦手でしたが、放送部の活動を通して、人に伝えたり表現したりすることに自信をもてるようになりました。
就職面接の際も、放送部で身につけた「人に伝わる話し方」や「相手の立場になってわかりやすいように話す」という意識がとても役立ちました。
Kさん高校時代は部活動や資格取得など、常に何かに取り組むことで学び続ける力が身につきました。自分がこれから就職する会社は、時代の流れに合わせて大きく変わろうとしています。自分もその流れに適応できるように、卒業後も学ぶ姿勢をもち続けて成長していきたいと思います。
Fさん自分は数学の教員になるのが夢です。数学科の専門的な知識を身につけ、学校の教科書には載っていないのような内容も含めて、数学の魅力を伝えられるような教員になりたいと思います。
Mさん高校時代に自ら行動を起こして課外活動に取り組んできたことが、現在の進路につながっています。これからも肩書きや自分の価値観にとらわれずに、さまざまなことに挑戦し、社会に対してアクションを起こしていきたいと思っています。
Nさん文化祭ではオンライン開催やイラスト作成といった新しいことに挑戦しました。人に言われたことだけをやるのではなく、自分で企画をしたりチャレンジしたりする姿勢は、これからも大切にしていきたいと思います。
Tさん就職先では乗客や旅行客など、より多くの人と接する機会があります。これからも岩倉高校で学んだことや部活動を通して身につけたコミュニケーション力を活かして活躍していきたいと思います。
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