
2021年11月、高校1年生を中心とした生徒会の四役が決まりました。生徒会役員選出選挙には会長候補が2人、副会長候補には3人が立候補して、「学校生活をより良いものにしたい」という生徒たちの意気込みを感じます。
「今年の高校1年生は共学化2期生です。男子が加わったことによって学校生活に力強さを感じています。彼らはコロナ禍の影響を受けて、文化祭や体育祭などの行事が縮小するなど、例年とは違う学校生活を経験した生徒たちです。
本年度の行事にしても、学校外からの来場者を招くことはせず、コロナ対策を徹底した上で、みんなが楽しめる企画を生徒たちと計画してきました。当初考えていた企画も細かい部分の変更点が数多くあり、生徒会と教員が何度も話し合いを重ね、いくつもの調整を経た上で実現できました。
部活動紹介にしても、コロナの影響を受ける以前には、各部活動が演技を披露したり、練習の様子を再現したりするなどの紹介をしていましたが、今年度は部長と副部長が活動を説明するスタイルになりました。
そうした1年間を経験した新生徒会のメンバーは、たとえコロナ禍で先が見えないなかであっても、旺盛なチャレンジ精神をもって立候補したメンバーです。例年通りにはならない学校生活の一つひとつを自分たちで考え、工夫して作りあげようという意欲に満ちています。
この意欲は、全校生徒を動かすことができるはずです。生徒一人ひとりを「生徒会役員でなくても、縁の下の力持ちとなって学校を動かすことができる」という気持ちにさせてくれるメンバーであると期待しています」(生徒会顧問/山本平先生)
さまざまな人の意見を取り入れたいと意気込みを語る生徒会長、文化祭など大きな学校行事の中心となって動く副会長、そして会長と副会長を支える総務部長、フットワークも軽く縁の下の力持ちとなる総務部副部長たちが、生徒会役員としての抱負を語ってくれました。