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軟式野球部が夏秋連覇達成!
卒業生と高3生が語る勝利への軌跡

5人の部員と2人の先生が集いました。普段の練習は中高一緒のグランドで活動しているので、世代を超えた関わりが生まれる環境です。
城西大学附属城西高等学校

〒171-0044
東京都豊島区千早1-10-26

TEL:03-3973-6331

学校情報 学校HP

 2021年10月、城西大学附属城西高等学校に卒業生から高3生までの軟式野球部員5人がそろいました。2021年8月、『第66回全国高校軟式野球選手権東京大会』で優勝したのは、実に37年ぶりの快挙。これまでの戦績は、2020年度秋に都大会でベスト16、次の春にはベスト8と、順調に成長した結果です。2021年9月に行われた『東京都秋季高等学校軟式野球大会』でも初優勝を飾り、2年生を中心とした新チームが、11月から始まる関東大会に臨む直前でもありました。

 在校中は主将を務め、社会人として2年目を迎えた橋本尚樹さんは、「私が入部したとき、先輩は一人しかおらず、廃部寸前の軟式野球部でした」と話します。

 現在、大学院で学ぶ長嶋雅行さんの代で同級生7人が入部し、「橋本くんの代と長嶋くんの代が、今の軟式野球部の土台を作った」と話すのは監督の佐藤聖先生。そして部長を務める清水康史先生も野球経験者です。さらに大学生と現高3のマネージャー、引退して本格的に大学受験に臨む前主将を加えて、勝利までの軌跡を振り返ります。

「勝利」という結果だけでなく
そこまでの過程や経験を大切にしてほしい

橋本尚樹さん(2016年卒業) 
芝浦工業大学工学部を卒業、現在は技術営業職 橋本尚樹さん(2016年卒業)
芝浦工業大学工学部を卒業、現在は技術営業職

 私が入部した当時の軟式野球部は、試合に出るのが精いっぱいという部員数でした。そこから佐藤先生と清水先生、そして現中学監督の中衛先生が顧問に就任し、新入部員も増えて、新たな軟式野球部として歩み始めました。

 高2の練習試合で初めて勝利したとき、私たちは一つ階段をのぼったという実感がありました。そこから私たちの野球に対する向き合い方も大きく変わったと思います。

 軟式野球部は、野球好きが集まった部活動です。いろいろな個性が集まっていて、それぞれがのびのびと野球に打ち込める環境だったと思います。私は指定校推薦での受験をめざしていたので、日々の学習とも両立させて、活動に励んでいたのを昨日のことのように思い出します。

 芝浦工業大学に進学してからも、軟式野球は続けました。大学と高校の部活動の違いは、人間関係の濃密さだと思います。大学はアルバイトや研究など、部活動以外の選択肢もたくさんありますが、高校の部活動で過ごす時間はとても長く、そこで築いた人間関係は生涯続くものです。私自身、主将として同級生や後輩を主導した経験は、社会人になっても役立っています。人に教えることは、自分にとっても一番の成長につながると実感しています。

 2021年、夏の大会で優勝した後輩たちは、彼らにしか見ることのできない景色を見てきたと思います。その経験は、今後の人生に必ず役立ちます。「勝利」という結果だけでなく、そこまでの過程を大切にしてほしいですね。

軟式野球部のチームイメージは
太陽のような黄色
いつもみんなが笑顔でした

長嶋雅行さん(2017年卒業)
法政大学経済学部卒業後、明治大学の公共政策大学院へ進学 長嶋雅行さん(2017年卒業)
法政大学経済学部卒業後、明治大学公共政策大学院へ進学

 私は城西大学附属城西中学で軟式野球部に所属していて、高校でも3名の先生方が指導してくださるということで、同級生と一緒に高校軟式野球部に入部しました。

 軟式野球部は、コミュニケーションが盛んな部でした。後輩が感じることを素直に先輩へ伝えたり、自分たちが抱える課題について話し合うこともありました。先輩の代から私たちの代で部員数が増えたのは、きっと部の雰囲気が楽しそうだったからだと思います。

 私は早い時期から志望大学を決めていたので、一般入試に挑戦するために部活動と勉強の両立を心がけていました。夏に引退してからは、野球に向けていた集中力を総動員して受験に臨みました。受験期まで学習面での関わりがあったことを話したと思います。部活だけでなく、最後まで面倒をみたことをアピールしたい私は地域活性化に関わる仕事がしたいと思っていたので、法政大学経済学部を卒業してからは、明治大学公共政策大学院ガバナンス研究科で学んでいます。

 軟式野球部での活動を振り返ると、みんながいつも笑顔でいたことを思い出します。チームカラーのイメージは太陽のような黄色です。部活動では野球の技術だけでなく、人に対する思いやりやマナーなど、社会に出てから役立つ大切なことを学びました。

 夏の大会で優勝した後輩たちには、心から「おめでとう!」と言いたいです。そして軟式野球部で経験したことを将来に活かしてほしいと思います。何よりも、高校時代の仲間とのつながりを大切にしてほしいですね。

いつも選手に寄り添いながら
自分にできることを探していたような気がします

橋本麻衣さん(2019年卒業/マネージャー)
明海大学 不動産学部3年 橋本麻衣さん(2019年卒業/マネージャー)
明海大学 不動産学部3年

 軟式野球部のマネージャーを務めることになったのは、野球好きの兄の影響です。実は硬式野球部と間違えて体験入部に行ったのですが、軟式野球部が楽しそうな明るい雰囲気でしたし、本当にかけがえのない3年間を送れたので、あのとき間違えて後悔はありません(笑)。

 マネージャーの仕事はマニュアルがあるわけではないので、その都度自分がやるべきことを見つけて取り組んでいました。選手の飲み物を作ったり、道具を磨いたり、ボール拾いもしたけれど、バスケットボールをやっていた私は体力に自信があり、辛いと思ったことはありませんでした。

 最も印象的なことは、3年の夏の大会直前のこと。練習試合で負けてしまい、試合会場近くの公園でひたすらランニングをする部員たちの姿です。私はタイムを計ることしかできなかったのですが、勝ったときよりも強く心に残っています。

 マネージャーとして工夫したのは、選手との距離感を保ちながら一人ひとりの状態を見極めて、そのとき必要な行動をとることです。いつも選手に寄り添いながら、自分にできることを探していたような気がします。

 これから軟式野球部のマネージャーを務める人には、継続と忍耐の大切さを引き継いでほしいと思います。

コロナ禍に開催された大会で
感謝を述べた選手宣誓

小笠原直樹さん(高3/前主将) 小笠原直樹さん(高3/前主将)

 留学制度があることで城西大学附属城西高等学校を選んだ私は、1年の3学期に世界中がコロナ禍の影響を受けていた当時、オーストラリアに留学中でした。予定よりも1週間ほど早く帰国すると学校は休校で、もちろん、部活動はできません。高2の6月に学校が再開したとき、先輩たちにとって最後となる夏の大会を目前に控えていたので、すべてにおいて必死な時期でした。

 3年生が引退して主将となった私の課題は、“部員同士のコミュニケーションを多くする”ことでした。一つひとつのプレーに対し、その都度止めて課題を確認し合っていました。2回目の緊急事態宣言が発出される頃には、オンラインミーティングを活発にして、試合に向けた戦略も立てられるようになっていました。

 高3夏の東京大会決勝は、9回裏にピンチがありました。5対0とリードはしていましたが、最後のアウトを取るまで何があるかわかりません。とても緊張した場面でしたが、勝利が決まった際のホッとした気持ちは忘れられません。

 兵庫県明石市で行われた全国大会では、選手宣誓を務めました。何よりも伝えたかったのは、試合ができるかどうかわからないなかで、開催に尽力してくださった方々への感謝です。そして、コロナ禍において完全燃焼できなかった一つ上の先輩方への想いも述べたいと思いました。

 現在の城西大学附属城西の軟式野球部は、“東京都の王者”としてマークされる立場です。2年生を中心とした次のチームは10人で戦わなければなりませんが、それを弱点とするのではなく、強みにしたいと考えています。10人だからこそ密にとれるコミュニケーション力を武器にして、新たな勝利を重ねていってほしいと思います。

スコアを見れば
選手の状態がわかるようになっていました

齋藤真琴さん(高3/マネージャー) 齋藤真琴さん(高3/マネージャー)

 私たちの学年は、高1の3学期にコロナウイルスの感染拡大が始まり、毎日の練習が感染症対策に気を配りながらの活動になってしまいました。合宿ができたのは1年の夏だけ。そのときには野球好きな私の家族も激励に来てくれ、楽しくて良い思い出になりました。

 コロナ禍の影響を受けるようになってからの練習ではマスクが手放せず、気づくとマスクをつけた部分だけが白く、ほかの部分は日焼けをしていました。それだけ一生懸命になっていたのだと、誇らしい気持ちになります。

 軟式野球部には、友達に誘われて気軽な気持ちで入部しました。今思うと、軟式野球がない高校生活は、これほどまでに充実していなかったと思います。

 マネージャーはスコアをつけるのが一つの仕事なので、研修会に行ってスコアの付け方を勉強しました。最初は難しいと思ったけれど、だんだんとスコアを見ればそのときの選手の状態がわかるようになっていました。

 東京都大会で優勝したときのことを思い出すと、それまで積み重ねてきた努力や、みんなの想いが胸にこみ上げてきて、今でも涙が出ます。マネージャーという仕事は部員一人ひとりに寄り添い、選手と同じ気持ちで戦う仕事。その経験を糧に、将来は養護教諭になって、生徒たちに寄り添う仕事がしたいと思います。

野球も勉強も
成長するプロセスを感じてほしい

佐藤聖先生(軟式野球部監督/地理公民科)
 硬式野球部が3年間のすべてを野球に捧げるとするならば、軟式野球部は、まさに文武両道。卒業生たちの進路を見ても、勉強と部活動を両立させて、多彩な分野に向けて巣立った卒業生がいます。

 部活動と勉強は、努力のプロセスを踏んで結果を出すという意味では同じです。2021年に引退した軟式野球部員たちは、一つ勝つごとに一つずつ成長し、自己肯定感を高めていました。だからこそ優勝という結果が出せたのです。

 2021年夏の勝利は無欲の勝利でした。でも、これから軟式野球部の真価が問われる時期がやってきます。新しいチームの部員には改めて、自分たちが強くなるまでのプロセスを体験してほしいと思います。

軟式野球部で自信をつけて
それぞれの将来を選びとってほしい

清水康史先生(軟式野球部部長/国語科)
 軟式野球部に入部する生徒たちは「野球は好き。けれど、活躍する自信がない」という部員がほとんどです。そのような生徒にいかにアプローチをして自信をもたせるか。指導者として、常に考えています。全国大会に行った現3年生は主体的にコミュニケーションを取ってくれました。こちらから口うるさく言われるよりも、自分たちで考えるほうが深い理解につながりますし、野球の面白さや奥深さを知ることにもなります。指導者は部員たちが気付かない箇所を指摘し、コミュニケーションのきっかけを作ってあげることに徹していました。

「考えさせること」というキーワードは学習と同じです。歴代の部員たちを見ても、志望を叶えて進路選択をしていますし、引退してから受験に向かおうとする底力には目を見張るものがあります。野球で培った「結果へのプロセス」とそれに付随した「自信」は、きっとそれぞれの将来に役立つはずです。

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