取材当日は、高3生が2時間続きで『選択授業』を受講していました。用意されているのは、『数学IA特講』『日本史特講』『器楽』『服飾手芸』『情報メディアデザイン』『スポーツⅥ(体つくり)』『ビジネス基礎』の7講座です。『数学IA特講』を選択している生徒に話を聞いてみました。
「私は将来、海外でも活躍できる助産師をめざしています。看護・医療系の大学に進学するために不可欠となるのが、受験科目としての数学です。でも、正直いってあまり得意ではありません。そこで『数学IA特講』を自分の意志で選択し、高3の4月からその克服に向けて頑張っています。
受講して約半年が経ちましたが、驚いたことに数学に対するアレルギーのようなものが完全に消え去り、問題を解くたびに“やればできる!”という大きな手応えと喜びを感じています。受験まであと4カ月(取材は9月)授業が受けられるので、今後は冷静に考える力と、どんな問題でもミスなく確実に解ける力を身につけていこうと考えています。」(高3・三村咲輝さん)
三村さんが絶賛する『数学IA特講』を受け持つ荒井尚子先生にお話を伺いました。
「私が担当する『数学IA特講』を受講しているのは、三村さんのように看護・医療系をめざす生徒や、理系の学部・学科への進学を希望する生徒たちが中心です。数Ⅰの学び直しとして選択している生徒もいますが、やはり一番大きいのは、受験対策としての数学の強化です。高3になると“なりたい自分”というものがしっかりと見えてきますので、そんな一人ひとりにていねいに寄り添ってあげたいと思いながら指導しています。緑ヶ丘女子は生徒と教師の距離も近く、もっといえば学校と保護者の距離も近いフレンドリーな学校ですので、最後の最後まで並走しながら見守っていきたいですね。」
“なりたい自分”になるために、『選択授業』が充実している緑ヶ丘女子から、大きな一歩を踏み出しましょう!