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文「部」両道を成し遂げた先輩と
部活動顧問の先生に聞く進路指導

東京成徳大学高等学校

〒114-0002
東京都北区王子6-7-14

TEL:03-3911-5196

学校情報 学校HP

 多様な希望進路とさまざまな入試形態に対応するカリキュラムが設定されている東京成徳大学高等学校。進路指導部では進路アドバイザー検定に合格した先生を中心に、生徒一人ひとりが望む進路を実現するために情報提供とアドバイスを行っています。校内のあらゆる場所には、朝早くから放課後まで、生徒と先生が向き合う姿があります。

 2021年春に卒業した田島遼平さんは、男子テニス部の部長を務め、昨年のコロナ禍によるさまざまな影響を受けながら大学受験に臨みました。進路指導部長の平川元喜先生は男子テニス部の顧問としても受験生をサポート。無事、大学生になった田島さんと平川先生がこの春の受験を振り返ります。

仲間と支え合って望んだ大学受験

明治大学 政治経済学部 地域行政学科 田島遼平さん 明治大学 政治経済学部 地域行政学科
田島遼平さん

 私が進学した地域行政学科は、地域の観点から政治と行政を学ぶ学科です。大学受験では大学入試共通テストが導入される初年度であったり、また英検の外部利用が延期になったりと、国の政策に影響を受けた自分たちの代は、行政や政治について考える機会が多い学年だったと思います。

 高2の3学期に緊急事態宣言が出て休校となり、高3になって以降も春休みがずっと続いているような気持ちで、部活動もできない状況で、気持ちを受験に向けて切り替えることが難しい状態でした。そんなとき力になってくれたのは、先生、後輩、そしてともに受験に挑んだ仲間たちでした。

 リモートで面談をしてくださった担任の先生には、不安な気持ちをすべて話すことができましたし、テニスのインターハイが中止になったときに励ましてくれたのは後輩たちでした。試合ができない代わりに、顧問の平川先生が卒業した先輩たちに声をかけて、引退試合を開催してくださいました。

 僕が所属していた特別進学コースは、国公立大学や難関私立大学をめざすコースです。一般受験で挑む友達も多く、授業以外の時間にも勉強を教え合い、授業がなくなった高3の3学期も一緒に自習室で勉強する仲間でした。

 受験に向けて、少々弱気になった高3の夏休みには、担任の先生や友人が支えになってくれました。高3の1年間は、学校に行く時間こそ少なかったですが、不安や疑問を一人で抱え込むことのない環境があったので、気持ちが楽になりました。コロナ禍があったことで、人とのつながりの大切さを実感できた大学受験になりました。

 明治大学の学生になって半年、自分にあった大学だと感じています。悩みながらじっくりと考える過程があったからこそ、今の自分があると思います。

共に悩み、支え合う仲間がいる高校時代に
じっくり考えたい自分の将来

進路指導部 部長 平川元喜先生 進路指導部 部長
平川元喜先生

 田島くんは部活動を最後までやりきって一般受験に挑戦した男子テニス部部長です。自分が大学受験を通して体現するものを後輩に示したいという熱い気持ちは十分に伝わってきましたし、卒業して母校に遊びに来てくれるだけで、後輩たちは刺激を受けると思います。

 本校では卒業時に達成したい目標に合わせてコース設定をしています。田島くんが所属していた特別進学コースは主体的に学ぶ力を身につけ、国公立大学をはじめとする難関大学への合格を目指めざしています。進学コース、進学選抜コースにおいても、将来の人生設計を考えながら第一志望への合格を見つめたカリキュラムになっています。

 学習面でハードな特別進学コースですが、クラブ活動との両立は可能です。ちなみに今年の男子テニス部の戦績は、インターハイ予選団体で5回戦まで勝ち上がり、東京都でベスト32に入りました。

 本校の教育目標は文「部」両道です。部活動と両立させている生徒が多いので、進路関係の行事も部活動と重ならないように企画しています。たとえば高1では大学の模擬授業を受講しますが、これは校内で20〜30の模擬授業を開講するものです。

 高1の3学期には大学進学を視野に入れた講演会を行います。社会で活躍する方々に、大学選びから大学で学ぶ意義について語っていただきます。高2の3学期、終業式の日には、その春の卒業生が受験体験を語ります。

 コロナ禍のもと、変容する大学受験の影響もあり、大学受験を長引かせたくないという受験生の気持ちを感じています。大学入学共通テストがスタートして年を重ねるごとに、難易度も上がってくると思います。そこに不安を感じる人もいるでしょう。本校ではそのような不安を感じないように、一般選抜や総合型選抜での受験も視野に入れて情報提供や指導を行っています。総合型選抜の面接練習会も、本校の教員だけでなく、大学の方にも来ていただいて規模を拡大しています。

 進路指導部が大切にしているのは、大学の名前だけで進路を決めるのではなく、大学卒業後のことまで考えて進路選択をすることです。ただ名前を知っている大学だから、という選び方をすると、大学に入ってから想定していたものとの違いを感じて苦労することが多いようです。

「就職までしっかりと面倒を見ます」という大学であっても、高校のようにホームルーム教室があってクラス担任がいて、ともに切磋琢磨するクラスメートがいる、というような密接な人間関係はありません。支え合い、一緒に壁を乗り越える仲間がいる高校時代の人間関係と、大学での人間関係は少し違います。

 だからこそ、高校のときに自分を見つめ、進路について悩み、考え抜いて進路選択をしてほしいと思います。本校の進路指導は、そんな生徒の多様な可能性を探すために、多角的な視点からサポートを行っています。

進路指導室にて。平川先生と田島さん。「在学中、平川先生のことを厳しい先生だと思っていましたが、卒業してみるとどれだけ自分たちのことを考えてくださっていたかがわかりました。また一緒にテニスがしたいです」(田島さん)進路指導室にて。平川先生と田島さん。
「在学中、平川先生のことを厳しい先生だと思っていましたが、
卒業してみるとどれだけ自分たちのことを考えてくださっていたかがわかりました。また一緒にテニスがしたいです」(田島さん)

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