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『ハワイ短期留学』の代わりに
現地のスタッフとオンラインで交流

浦和実業学園高等学校

〒336-0025
埼玉県さいたま市南区文蔵3-9-1

TEL:048-861-6131

学校情報 学校HP

ネイティブ講師と英会話を楽しむ

国際教育部の玉川俊幸先生(英語科) 国際教育部の玉川俊幸先生(英語科)

「How’s the weather in Urawa?(浦和の天気はどうですか?)」。ハワイ島にいるネイティブ講師が現地からオンラインで浦和実業学園高等学校の生徒に質問します。それを受け、同校の生徒たちは「It's sunny today.(今日は晴れています)」と笑顔で答えました。これは、ハワイ島にあるUnited Hawaii College(以下UHC)のスタッフとの遠隔コミュニケーションプログラムの様子です。進行役を務めるのは、国際教育部の玉川俊幸先生(英語科)。生徒のサポートをする瀧裕司先生(理科)とともにアロハシャツを着て、ハワイの雰囲気を演出していました。

 同校とハワイ島との関係は30年以上も前にさかのぼります。同校で初めて海外修学旅行が実施されたのは1986年のことで、当初の訪問先は中国でした。その後、1989年にハワイ島のヒロ市に国際教育の拠点としてUHCが設立され、翌年には『ハワイ短期留学』がスタートしました。そして2000年からは2年生全員が約2週間のこの留学プログラムに参加することになったのです。

 ハワイ島は、ハワイ主要8島のなかで最も大きな島。世界遺産のキラウエア火山をはじめ、スケールの大きな自然が楽しめます。生徒たちはハワイ島最大の都市であるヒロ市に建つUHCのドミトリー(寮)で自炊しながらグループで共同生活。協力すること、相手を思いやることの大切さを学びます。

生徒のサポートをする瀧裕司先生(理科) 生徒のサポートをする瀧裕司先生(理科)

 午前中はUHCのネイティブ講師のもと、少人数制のクラスで英会話のレッスン。午後はハワイ大学の学生と一緒にキラウエア火山やアカカの滝を見学したり、スペンサー・ビーチで海水浴を楽しんだり、フラのレッスンを受けたりします。英語力を伸ばすだけでなく、雄大な自然を体感しながら現地の人と交流を図り、異文化理解の重要性にも気づいていくのです。

 この『ハワイ短期留学』ですが、昨年に続いて今年も新型コロナウイルスの影響によって中止となってしまいました。そこで代替行事として、2年生を対象にUHCとの遠隔コミュニケーションプログラムが企画され、2021年6月3日から夏休みをはさんで9月4日まで実施されたのです。全員が現地のスタッフと英語で多く会話できるようにとの配慮から、1日2クラスの少人数制となっています。

 取材当日に行われていたのは『進学コース』の生徒に向けたプログラム。1クラスをAとBの2グループに分け、オンラインでの会話とビデオの視聴を交代で楽しみます。オンラインでの会話では、生徒が2~3人のグループを組んでUHCの講師と英語でコミュニケーションを図ります。「ハワイでは何が有名ですか?」「ハワイで人気のある食べ物は何ですか?」「あなたの家族は何人ですか?」といったやりとりが交わされていました。

 ビデオの視聴では、現地のスタッフが作成したハワイ島の名所を英語で紹介する動画を、セミナールームで鑑賞します。大型ディスプレイに映し出されたのは、ハワイ王国を建国したカメハメハ大王の像、日本人移民に敬意を表して開園されたリリウオカラニ公園、キラウエア火山と世界最大体積を誇るマウナ・ロア火山があるボルケーノ国立公園、ハワイ島の人気スイーツであるビッグアイランド・キャンディーズなどです。

 生徒にはあらかじめシートが配付されており、そこには「ハワイの州花は何ですか?」「ハワイ島にある火山は何ですか?」といった質問が記されています。生徒は動画を観ながら、質問の答えを英語で書き込んでいきました。

プログラム内容が進化

玄内勝己さん(高2) 玄内勝己さん(高2)

プログラム終了後、玉川先生と瀧先生にお話を伺いました。

「多くの貴重な体験を積める『ハワイ短期留学』になんとしても参加してもらいたかったので、今年は日程を1週間に短縮してでも開催できればと考えていました。しかし、コロナの収束する見込みが立たず、残念ながら中止となってしまいました。そこで、このUHCとの遠隔コミュニケーションプログラムを企画しました。充実した内容とするために、何度も現地のスタッフとリハーサルを行うなど準備を重ねてきました。
 このプログラムは2学期にもレベルアップして行います。オンラインでのフラ体験講座をはじめ、日系移民の歴史やハワイ島の文化、ボルケーノ(火山)などハワイ島の自然についてのレクチャーも現地のスタッフにしてもらう予定です」(玉川先生)

 また、今回はPC1台に対して2~3名でオンラインでの会話を楽しみましたが、2学期は1人1台のPCで行う予定です。

「ハワイ島のヒロは日本の移民が開拓した都市で、ところどころに日本の風情が感じられます。日系人が多い街ですが、日系4世や5世の方々なので、日本語は話せません。そのため、交流は英語で行います。
 こうしたハワイ島の歴史や文化を、2学期の遠隔コミュニケーションプログラムで体験してもらえるように工夫したいと考えています。今回のプログラムに参加した生徒のアンケートを見ると好評だったので、コロナが収束して『ハワイ短期留学』が再開したあとも、このプログラムは事前学習や事後学習として継続させていければと思っています」(瀧先生)

木村百伽さん(高2) 木村百伽さん(高2)

 さらに生徒2人に遠隔コミュニケーションプログラムの感想を聞きました。『進学コース』で学ぶ玄内勝己さんと木村百伽さんです。

「UHCの先生やスタッフの方々が身振り手振りを交えて、また、わかりやすい英単語を使って話してくださったので、よく理解できました。ハワイ島に対して、ますます興味がわき、将来、行ってみたいという思いが強まりました」(玄内さん)

「オンラインでの英会話に最初はとても緊張しました。でも、UHCの先生が笑顔で話しかけてくださったので、リラックスして会話を楽しむことができました。ハワイの自然や文化も映像で見ることができ、有意義なひとときを過ごせました」(木村さん)

オンライン英会話の様子。
ハワイ島のビデオを観る生徒たち。
『ハワイ短期留学』の様子をまとめた1枚。

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