2015年に東洋大学の附属校となって以降、定評のある哲学教育や国際教育、キャリア教育をベースに、着実に大学合格実績を伸ばしている東洋大学京北高等学校。そんな同校で学ぶ高2生に、『東洋大京北はどんな学校』をテーマに語ってもらいました。
2015年に東洋大学の附属校となって以降、定評のある哲学教育や国際教育、キャリア教育をベースに、着実に大学合格実績を伸ばしている東洋大学京北高等学校。そんな同校で学ぶ高2生に、『東洋大京北はどんな学校』をテーマに語ってもらいました。
R.Mさんまずは、坂を登って目に飛び込んできたキャンパスに惹かれました。そして『哲学』を学べるのは、東洋大学京北でなければできないのではないか……と思ったことです。
W.Sさん僕も、学校見学に参加した際の第一印象が良かったことです。それと、東洋大京北は他大進学にも力を入れていることが魅力でした。
H.Sさん両親が「大学の附属校だから」と勧めてくれたこともあり、自分の目で学校を見てみようと思いました。そして説明会に参加した際、スクールナビゲーターの先輩たちを見て、「カッコいいな。私もこうなりたいな」と思ったのがきっかけです。
R.Mさん普段考えないことを学ぶんです。たとえば『哲学の日』に向けて、自分でテーマを決めて「哲学エッセー」を作成します。印象に残っているのは、「家畜はなぜ殺されなければならないのか」といったことをテーマにしたエッセーです。普段、僕たちは豚肉や牛肉を何も考えずに食べていますが、そのときの学びで家畜に対する考え方が変わりました。そういうことを改めて考えることができる学びだと思います。
糸塚先生そうです。4~5月はまったく登校できなくて、みんな不安だったと思います。ですので、まずはZoomでホームルームを行って少しずつ交流していきました。学校行事では文化祭や運動会が開催できなかったので、“何かをやらせてあげたい”という気持ちが教員たちのなかにあって、学年別スポーツ大会を開催しました。そこでみんなが一つになれたかな……と思うのですが、どうでしたか?
H.Sさん『難関進学クラス』と『進学クラス』はホームルームクラスが別の階にあるので、普段あまり接する機会はないのですが、スポーツ大会を通してほかのクラスの人たちと話をする機会がもてたことは、良かったと思います。
糸塚先生新型コロナウイルスに対する感染防止対策を講じながら、やり方を工夫して、できる限り行事は実施したいと考えています。文化祭も対策を講じながら行う予定です。例年通りとはいきませんが、行事を通したさまざまな経験は、生徒の成長に大きく寄与すると考えています。
糸塚先生やはり、例年のようにはいかない部分はありますね。たとえば東洋大学の先生にお越しいただいて、大学での学びについて説明していただく講演会も、昨年度は見合わせました。代わりとして本校の教員による“大学とはどんなところか”を紹介する時間を設けました。例年行っている『進路講演会』ですが、今年度も内容を一部変更して塾講師の方や卒業生による受験の乗り越え方と心構えを聞く機会を準備しています。
R.Mさん東洋大学京北では、いろんいろな講演会が行われます。たとえば模試に対する心構えを知る講演会とか、「これからの社会がどうなっていくのか、そこでどのように生きていくのか」について語られる講演会もあるので、進路選びをするうえでとても参考になっています。
W.Sさん先日も、「夏休みの過ごし方」についての進路講演会がありました。そのなかで「G-MARCHレベル、日東駒専レベルをめざすなら」といった指針を示してもらえるので、受験学習をする上でとても参考になると思います。
糸塚先生毎日5人のチューターの大学生が来校してくれて、自習室で勉強を教えてもらったり、進路相談に応じてもらったりしているけど、みんなの感想は?
H.Sさん私にとってチューターである卒業生の存在は大きいです。難関大学に進学した先輩方は年齢も近いので、大学生活の話なども気軽に聞けて、気持ちも高まります。
W.Sさん中学生の頃は“大”がつくほど勉強嫌いだったのが、好きになったことですね。あと、競走部の部長として活動していて、周りを広く多面的に見られるようになったと感じています。
H.Sさん“良かった”と思うことは、先生方との出会いです。以前の私は先生と距離を置く感じだったのですが、東洋大学京北は話しやすい先生方が多く質問しやすいので、勉強面でもワンランク上をめざして頑張れる安心感がもてます。
R.Mさん僕はバレーボール部で部長を務めているのですが、「ほかにもっと向いている人がいるんじゃないか……」と、自問自答の日々を送っていました。でも、プレーがうまいから指示できるとか、そういうことではないというのを感じられたことが成長できた点だと思います。どうすれば自分の言葉がみんなに伝わるか……。日々考えさせられています。
R.Mさん基本的には、制限されることなく自分のやりたいことができて、その上で「頑張りなさい」とて先生方が背中を押してくれる学校です。「好きなことをやりながら、いろいろな面で高いレベルをめざせる学校だよ」と伝えたいです。
行事への取り組みも充実しています。英語にも力を入れていて、『セブ島英語研修』や『オレゴンサマープログラム』なども実施されます。今年度はコロナ禍で実施でませんでしたが、この先は、海外へ行くチャンスは必ずやってくると思っています。
W.Sさん少し難しい言い方になりますが、「教養を深めることができる学校」です。インターハイや関東大会に出場している部活動もたくさんありますし、勉強面では国公立大学、G-MARCHへの合格者が増えています。いろいろな先生方との関わり、いろいろな生徒との関わりを通して成長できる学校です。
H.Sさん私が伝えたいのは「友達と切磋琢磨できる学校で、先生方とも密に接することができて、高みをめざせる学校」ということですね。いろいろな行事や哲学教育・国際教育を学び、そして勉強も仲間としてライバルとして成長できます。先生との関係も安心そのものです。そんな環境が用意されている学校だと思います。
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