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2022年度より2つのコースが始動!

下北沢成徳高等学校

〒155-8668
東京都世田谷区代田6-12-39

TEL:03-3468-1551

学校情報 学校HP

2022年度より2つのコースが始動!

 昭和2(1927)年に創立された下北沢成徳高等学校は、「広く社会で活躍する女性を育てる」を建学の精神とし、まもなく創立100周年を迎える伝統ある女子校です。

 これまで『特進』『進学』『国際』の3つのコースが設置されていましたが、2022年度より『グローバルエデュケーションコース』(以下『GLコース』)と『ブロードエデュケーションコース』(以下『BRコース』)の2コース制が新たに始まります。そして、両コースがともに取り組む『ミモザプロジェクト』を導入し、未来につながる学びもスタートします。

 英語科の佐々木里恵先生には『GLコース』について、数学科の深沢孝一先生には『BRコース』について、そして国語科の三上亜矢先生には『ミモザプロジェクト』についてお話を伺いました。

英語で世界とつながる
グローバルエデュケーションコース

佐々木 里恵 先生 英語科/GLコース 佐々木 里恵 先生
英語科・GLコース

『GLコース』はクォーター制によって生まれた豊富な授業時間を生かして、4技能をバランスよく学び、英語力を確実に伸ばしていくコースです。また、国際感覚や国際理解を深めるために、英語で学ぶ授業も多く取り入れています。例えば、『Japan Studies』という授業では、日本文化を海外へ発信するためにはどのような視点を持ったらいいかを考えます。たとえば『ポケモン』を海外の人に紹介する際、『ポケモン』が持つ“おにぎり”は海外の人にとっては“ドーナツ”と表現したほうがわかりやすいでしょう。このように、違った視点から見るとおもしろい発見があります。また、日本人に馴染みのある“おせち料理”の食材に込められた意味を英語で表現する方法を学ぶのですが、これは日本の伝統的な文化を再認識する機会にもなっています。

『Academic Writing』は、英語での小論文の書き方を身につける授業です。小論文は大学の授業でも扱われますが、大学入試でも出題されます。英語のスキルはもちろん、文章を「書く」スキルも身につけられるので、「大学生になってもAcademic Writingの授業が役立っている」という卒業生の声もよく聞きます。

 1学年の担任は、ネイティブ教員と日本人教員による2人体制です。ネイティブ教員は英字新聞同好会と国際関係の意見交換を英語で行う放課後サロンも担当しており、授業以外にも国際感覚を養う機会が多くあります。英字新聞同好会は学校行事や下北沢の街について取材し、作成した記事は大変好評でした。

 2学年では、フランス語と中国語のどちらかを第二外国語として選択します。そして校内スピーチコンテストではフランス語や中国語で劇やプレゼンテーションに取り組む機会もあります。英語に加え、異なる言語・文化を学ぶことは大きな刺激になっています。

 本校にはもともと『国際コース』があり、毎年アメリカ、ヨーロッパ、アジア諸国など、さまざまな国から留学生を受け入れてきました。留学生は3カ月から1年の期間で『国際コース』のホームルームクラスに入り、生徒たちは留学生とともに学校生活を送りながら、一緒に勉強できました。たとえば家庭科の調理実習では、留学生やネイティブ教員の出身国の料理を作ることもあり、さまざまな国や地域との食生活の違いを感じることも楽しい経験でした。

 留学生が住む国や地域には、それぞれの政治・経済・文化などにおいてさまざまな社会問題が存在しますが、同世代の留学生が社会に対して感じていることや興味あることを聞いていくなかで、生徒たちは世界で起きていることを身近な問題として捉えていきます。さまざまな文化的背景や価値観の違いを実感し刺激し合うこのような経験は、生徒たちを成長させてくれます。コロナ禍が落ち着けば、再び留学生の受け入れが可能になると思います。

 本校はオーストラリアとアメリカに姉妹校があり、語学研修やオンラインを通じた交流会を行っています。修学旅行の行き先は全コースともにオーストラリアです。Face to Faceの交流を目的とし、観光よりも現地の人々との交流を重視したプログラムです。BRコースは全8日間の日程ですが、『GLコース』の生徒のみ姉妹校の生徒宅へ5日間の延長ホームステイをして、姉妹校でのプチ留学やホームステイを通して、言葉やコミュニケーションをじっくり学んでいきます。

 多様な海外研修や留学プログラムも充実しています。本校独自のプログラムとして春休み中に行う約3週間のアメリカホームステイ研修、1月~3月にニュージーランドで学ぶターム留学があります。半年から1年間の長期留学制度では、事前審査、途中報告、最終成績報告を経て現地での学習が単位として認められれば、仮に1年間留学していても3年間で卒業できます。2021年はコロナ禍がまだ続いていますが、アメリカとカナダへ長期留学に出発した生徒もいます。

『GLコース』では、スピーチやプレゼンテーションの機会を多く設けており、本校で過ごす3年間に自分の意見を英語で堂々と発表できるようになります。グローバルな視点をもって社会で活躍できるようになることが『GLコース』の目的なのです。

多様な進路を実現する
ブロードエデュケーションコース

深沢 孝一 先生 深沢 孝一 先生
数学科・BRコース

『BRコース』は、生徒たちの多彩な進路志望の実現に向け、柔軟に対応するコースです。近年の大学入試には一般選抜、学校推薦型選抜、総合型選抜など多様な形態があります。本校でも従来は志望によって進学・特進コースに分けていましたが、進学コースから難関私立大学に合格する生徒や、特進コースでも学校推薦型選抜や総合型選抜にチャレンジする生徒もいました。

 そこで、『BRコース』の中に国公立大学や難関私立大学進学をめざす『セレクトクラス』を設置します。このクラスでは20本もの外部模試で実戦経験を積み、3年次のほぼすべての授業が入試演習となります。また、一般選抜だけでなく、学校推薦型選抜や総合型選抜での受験も視野に入れた授業や選択科目も充実させ、多様な入試形態に対応していきます。

 本校では1年を4学期に分けるクォーター制を導入しています。これは3学期制よりも授業時間数が多いので、小さな目標を少しずつクリアしていきながら、学習に自信がなかった生徒も、発展的な学習を進めたい生徒も、余裕をもってそれぞれの志望を実現できます。

 さらに、『BRコース』では課題を解決する力を身につける取り組みにも挑戦していきます。

プラス・ワン・プロジェクト

「教室に留まらない学び」がプラス・ワン・プロジェクトです。平常時には教室から飛び出して、現場に触れる体験や探究をしたり、教室の中でも教科の枠を越えて学んだりと、教科学習ではできない学びをしていきます。自分の興味・関心のある講座を受講し、探究・経験することで「こんな学びを深めたい」「このような職業につきたい」「こんな視点があった!」など、興味が深掘りできたり、新たな自分に出会ったりできるのです。

 その中の一つ、数学科の私が担当するSuper Math & Science Seminarでは、前期で理科分野、後期で数学分野を探究します。数学分野においては、小学校で学ぶ図形やパズルなどを題材にしながら、大学でも研究が行われているテーマを取り上げています。「数学は人生や生活に役立つの?」という問いに答え、数学の面白さを知ることができる内容だと自負しています。

8010運動

 大学受験で求められる文章の記述力や構成力を養うために、『8010運動』に取り組みます。これは新聞記事を読み、それに対する意見を80文字・10分間でまとめるというもので、クリティカル・シンキング(批判的思考)を身につけるトレーニングです。例えばコロナワクチンの副反応の対策としてスポーツドリンクを飲むとよいという話題がSNSで拡散されたとき、「なぜよいのか?」「情報源はどこか?」と、間違いのない情報を得ようとすることが大切です。確かな情報をもとに、自分の考えをより実践的な意見にブラッシュアップしていき、客観的な判断力や決断力を磨いていきます。

 今は宇宙飛行士が短歌や俳句を詠む時代です。文系・理系に分けられない幅広い知識とスキルが求められるからこそ、国公立大学受験のような幅広い学習に挑戦してほしいと願っています。さまざまな志望を持つ仲間とともに学ぶ『BRコース』には、お互いに刺激を与え合い、高め合う学習環境が整っています。『BRコース』がめざすものは、広がりのある学びと深い探究を通して、正解のない課題を解決する力を身につけていくことです。

新・社会人基礎力を育てる
ミモザプロジェクト

三上 亜矢 先生 三上 亜矢 先生
国語科・ミモザプロジェクト

『ミモザプロジェクト』は、高1で実施する『企業探究』、高2で実施する『データサイエンス』と『SDGs』で成り立っています。

『企業探究』は従来から取り組んできたもので、校内でインターンシップに参加し、企業とともに新しい未来をつくるための企画を生徒が提案するものです。課題認識力・解決力、プレゼンテーション力やコミュニケーション力なども身につけられる取り組みです。

「働くこととはどういうことか」から始まり、インターン先の新人研修を経て、企業からミッションを受け取ります。このミッションに対し、チームごとに探究し、企画をプレゼンテーションにまとめます。最終の校内発表で『クエストカップ全国大会』にエントリーしますが、ここまでの過程で、どのチームも中間発表で受けた他チームや企業の方からのコメントに対し、内容をブラッシュアップしています。こうした企画会議の積み重ねが功を奏して、2020年度はエントリーしたうちの3チームが優秀賞を獲得し、『クエストカップ全国大会』に出場しました。

『データサイエンス』は、物事の動きや結果を数値化して客観的に見ることで、その後の対処の仕方や戦略を見通すための統計学です。

 例えばバレーボール選手の最高到達点、野球選手の打率、陸上競技選手の自己ベスト記録など、試合前にわかっている「データ」にもとづいて作戦を決めてゆくのはまさにデータサイエンス。漫才師の日本一を決めるグランプリで勝ち抜くために、審査員の点数の付け方をデータ分析して、勝ち抜けるネタを考えるという題材でひとつの授業を行うこともできます。

 この取り組みで、統計学は身近な学問であり、多くの人の行動を数値化して理解・予測するなど、ますます情報化が進む社会で生きていくために必要な知識であると感じられるでしょう。

 そして『SDGs』の取り組みでは、世界で起きている問題を自分自身の問題として捉えて目標達成に向けて考察を深め、行動を起こしていきます。この学習を通じて、生徒たちは身近な問題に触れ、それを世界の問題へとつなげていくグローバルシンキングに挑んでいきます。

 例えば、下北沢の街で食品ロス解消のためのボランティア活動をするとします。それはSDGsの目標12にある「つくる責任つかう責任」の一環として取り組むことができます。このボランティア活動を通じて、日本の飢餓や貧困の現実、一人親家庭の状況などを知ることができるのです。これは、ひとつの問題に見えてもさまざまな問題が複雑に絡み合い、関係していることを学ぶことになります。さらにそれは日本だけの問題ではなく、世界でも同じことが起こっていることや、日本とは異なる問題が起こることにも気がついていくでしょう。

 このようにデスクワークの調査とフィールドワークの実体験を組み合わせて、ものごとを客観視し、そこで得た知識を自分のものにしていきます。そして、この経験で感じたことや、新たに学んだことを自分の言葉で表現します。学年発表の場では、他者の言葉に耳を傾け、自分の中に取り入れる姿勢も磨いていきます。

 これらの経験や学びがこれから社会で活躍する生徒たちの糧となり、『新・社会人基礎力(※)』に繋がっていくのです。

ありがとうございました。

 取材を通して、先生方の2つのコース制への熱い思いが感じられました。2022年4月、下北沢成徳は生徒一人ひとりの未来を創る学びに挑戦します。同校の取り組みにご期待ください。

※『新・社会人基礎力』・・・・経済産業省が定義したもの。その内容は、「前に踏み出す力」「考え抜く力」「チームで働く力」の3つの能力と、そこに含まれる「主体性」「発信力」「課題発見力」など12の能力要素、さらに「どう活躍するか」「何を学ぶか」「どのように学ぶか」という3つの視点を挙げている。

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女子校
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