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校外学習 日常では味わえない雄大な自然に触れ、その地域の動植物を学んだり、集団での生活を通じて社会性を学ぶ姿をご覧ください。和光鶴川小学校 4年生の林間学校

和光鶴川小学校 副校長 成田 寛

副校長として4日間、4年生とつきあいながら林間合宿の持つ意味の大きさを改めて感じました。

豊かな自然のなかでの体験

登山 登山

1つは、このフィールドが豊かな自然体験をするのにふさわしい場所だと再認識したことです。子どもたちが登る横尾山は登山口の信州峠から頂上までの登山道は分水嶺(長野県と山梨県の県境)を歩きます。

1日目の集会で私は「登山で歩く道は日本の分水嶺です。右側は千曲川を経て信濃川につながり日本海まで流れます。左側笛吹き川を経て富士川につながり太平洋に流れ込みます。」という話をしたのですが、子どもたちはそのことをとても強く意識して登山をしていました。また、信州峠を先に景色も大きく変わります。山梨県側は山間地を利用した段々畑に花豆が植えられ、赤い花をつけている景色が続きます。長野県側は山麓と河岸段丘を利用した広い畑に白いマルチシートが敷き詰められたレタス畑が広がります。レタス畑はレタスが大きくなるまでは真っ白なので「雪が積もっているみたい。」との声が子どもたちから漏れていました。自然環境をそれぞれに生かした農業の違いを自分の目で見ることはとても大切な事だと思いました。

水晶洞

宝石日本一の山梨県を見ることができるということも、このフィールドの素晴らしさの1つです。水晶洞を見学し、元鉱山跡地での石拾いは、校長の解説と相まって子どもたちの楽しみの1つになっています。石拾いでは10㎏近い石を大事に背負って帰る子どもの姿がありました。水源を体で体験できるのも貴重なことです。子どもたちは1年生で多摩川の源流での川遊び、4年生で千曲川源流での川遊び、5年生で富士川源流での川遊びを体験します。それぞれの源流は微妙に違っています。それを小学校時代に体験できることは素晴らしいことです。

石拾い 石拾い 飯盒 飯盒
子ども同士の関係を育む

子ども同士の関係を育む

2つ目は24時間、衣食住をともにする中で育つものの大きさです。活動のたびにいろいろなトラブルが起こります。そのつど担任の先生が間に入り班会議を開いたり話し合ったりという場面をたくさん見かけました。班の子ども同士の関係も、24時間活動を共にすることで「調理活動が得意なんだ」「片付けを一生懸命やる。」など、友達の良さを多面的に捉えることができるようになっているのも良いなと思いました。

まとめ

4日間の生活の中で1日目を除いて、雨が降るというコンディションのもとの活動になりました。特に2日目午前中は陽が差す天気で川遊びをするにはいい状況でした。子どもたちも川遊びを楽しみに着替えをして準備体操をして入る直前に遠くで雷がなりました。この川遊びの指示役の担任の先生はすぐに「川遊びは中止します。着替えないで駐車場まで移動します。」と指示を出しました。雷が遠くで1回だけ鳴っただけだったので、子どもたちは「どうして?」と腑に落ちない様子でしたが、教師の「急げ!」の指示で急ぎ移動を開始しました。駐車場に着くか着かないうちに雷が近くでも聞こえ出し、雨も降り出し、山の天気の急変振りに驚かされた場面でした。

私は林間合宿を継続して行う中で、教師側に蓄積してきた天気を含み状況を読む判断力の確かさを感じる場面でした。その後の活動も雨の影響を避けながら実施できたのも、この判断力があったからだと思います。

テント設営 登山 夕食
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小学校受験新聞で和光鶴川小学校の紹介がご覧いただけます。
http://www.jyukennews.com/  (外部サイト)

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