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私立中高進学通信

2022年1月号

学校ってどんなところ?生徒の一日

狭山ヶ丘高等学校付属中学校

自分の心を見つめながら
高い目標に向けて学ぶ日々

『黙想』『茶道』『対話』の3つを柱にした『自己観察教育』を実践している狭山ヶ丘高等学校付属。自分の心を見つめる『内観』をベースとするこの教育によって、豊かな人間性と高い学力を育んでいる同校の、中3生の一日を取材しました。

私が紹介します!
A・Yさん(中3)
A・Yさん(中3)

先生方が一人ひとりに真剣に向き合ってくださることが狭山ヶ丘の自慢。大学では、コミュニケーション学を研究したいと思っています。

07:15 登校

 学校までは、西武池袋線の「武蔵藤沢駅」から歩いて13分の距離。「川越駅」や「入曽駅」、「狭山市駅」などから無料のスクールバスも出ています。


07:20 朝ゼミ

「私も高い目標を掲げて勉強に力を注ぎます!」

 静かで集中できる朝に『朝ゼミ』が開かれています。教科は英語、数学、国語です。このゼミでは、中1や中2の復習をしたり、予習をしたりと、授業とは違った学習を行って実力を養うことができます。

 先輩方の大学合格実績が生徒ホールの外壁に記されています。2021年春にはお茶の水女子大学や東京外国語大学をはじめとする国公立大学へ45名が合格しました。早稲田大学や慶應義塾大学、上智大学、東京理科大学へは合わせて31名が合格しています。「先輩方の成果を見るたび、『私も頑張ろう!』と意欲がわいてきます」(A・Yさん)


08:30 朝のHR

 HRや授業の前には必ず「黙想」を行います。HRでは「親に感謝していることは何か?」など、自分自身を振り返りつつ、将来に向けて、自分のあるべき姿を考えていくのです。これが狭山ヶ丘の『自己観察教育』です。「授業も『黙想』してから始まるので、休み時間にクラスメートと盛り上がった後でも、授業への切り替えができます」(A・Yさん)


08:50 1時間目:英語

 今日の授業では「~はどうでしたか?」を表す「How did you like~?」について勉強しました。「英語の力は大学入試で大きなウェイトを占めるだけでなく、グローバル社会に貢献するうえでも重要です。しっかり勉強したいと思っています」(A・Yさん)


09:50 2時間目:国語

「古典文法について学びました!」

「先生が一人ひとりの机をまわって、わからない点をていねいに教えてくださいます。古典を読むと、平安時代に生きる人たちも、現代を生きる私たちも、美しいものを見て感じる心は同じだということがわかります」(A・Yさん)


10:50 3時間目:数学

「いちばん好きな科目です!」

「今日の授業は幾何ですが、私は代数が気に入っています。答えが一つだけで、考えるプロセスが楽しいからです。難しい応用問題が解けた時のすっきりした感覚も好きです」(A・Yさん)


11:50 4時間目:体育

 今日は創作ダンスを楽しみました。みんなで振り付けを考えて踊ります。体を思い切り動かしてリフレッシュできました。

「こんな動きはどうかな?」


12:40 昼食&昼休み


13:20 5時間目:農作業

 同校には「農作業」の授業があります。学校にある畑で、ピーマンやナス、ネギなどの野菜を自分たちの手で育てます。土に触れて、水をまき、自然と向き合います。

「食べ物をつくる喜びをみんなで分かち合います」

14:20 6時間目:音楽

 みんなでアルトリコーダーを演奏しました。きれいな音色が教室に響き渡ります。


15:20 HR・清掃


15:30 部活動・放課後ゼミ

「私はバスケットボール部に入っています。私たち中3の部員は、下級生の指導もしています。心がけているのは、遠回しに言うのではなく、一人ひとりに明確に指示を伝えることです。下級生の指導によって、責任感が身につきました。また『放課後ゼミ』も学年に応じてクラス別に開講されています。教科は英数国の3教科です」(A・Yさん )


18:00 下校

「一日を振り返って、思ったことや感じたことなどを記入し、今後の予定も書き込みます。これを毎朝、担任の先生に提出します。先生はコメントを入れて、放課後に返してくださいます。そして週末には母にコメントを書いてもらいます。この『生活の記録』は、私たち生徒と担任の先生、そして家庭との『対話』に役立っています」(A・Yさん)

「帰宅したら『生活の記録』を書きます」

先生メッセージ
中学生全員が
論文を執筆します
教頭・国語科/北谷高志先生教頭・国語科/北谷高志先生

 本校では、原稿用紙10枚以上の論文を中3で完成させます。一人ひとりが自分の興味や関心のある事柄を掘り下げ、テーマを設定し、論文を仕上げていきます。

 その後教員や下級生である中2の生徒の前でポスターセッションをします。ある女子生徒は「日本では虹を7色と表現するのに、なぜ、アメリカでは6色、アフリカでは2色と表現するのだろう?」という問いを立てました。そして、人種による目の構造の違いではなく、感性や文化の違いによるものではないかという仮説を立てて立論し「色を表す日本語が多い背景」と題した論文を執筆しました。

論文執筆の準備に向けて、PCで情報を収集・分析する生徒たち。

進学通信 2022年1月号
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