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私立中高進学通信

進学通信特集号WEB版『Hello! School』

東京農業大学第三高等学校附属中学校

実学で得た体験は未来に活きる知的財産!
主体的に学ぶ生徒たちが弾ける「農三」へ

『21世紀を担う国際人』の育成を掲げて、教育改革が始まっている通称「農三」。「大胆なグローバル化」「実学で真の力を育てる」「学内完結型学習体制」が改革の3本柱です。

記者プロフィール

埼玉県南部在住。理科が好きな小5の男の子のママ。豊かな自然環境に触れながら、伸び伸びと学校生活を満喫してほしいと願い、郊外型の学校を中心に調査中。

さっそく校舎へ
先生

ようこそ「農三」にいらっしゃいました。

記者

今日はよろしくお願いします。職員室前で生徒さんが勉強していますね。そうか、今はもう放課後ですものね。

先生

そうなんです。本校ではスクールバスの出発時間に合わせて、授業が終わった後、校内で勉強する生徒が大勢いるのです。ちょうど職員室前に学習用のスペースがあるので、先生に気軽に質問できるところがポイントになっています。

記者

あら、こっちにも! 何の勉強かしら。

先生

中3の生徒たちですね。どれどれ…、なるほど…。定期試験に向けた復習と、高校進学に向けた勉強に取り組んでいるようです。

記者

さすがに中3ともなると、頼もしいですね。

学内塾

記者

ん? 先生、授業をやっている教室があります。

先生

予備校と提携して実施している「学内塾」です。本校は学内完結型の学習体制を整えており、校内で大学合格に必要な学力が身につくよう努めています。

記者

塾や予備校に通う手間が省けるなんて、ナイスですね!

先生

ありがとうございます。本校は自然豊かな場所にある、どちらかといえばちょっと不便な学校かもしれません。なので、学校で可能な限り面倒を見ることを徹底しています。

広い廊下と開放的な教室

記者

都会のキャンパスもいいけれど、むしろ私は大自然の中にある学校で、お友だちと伸び伸びと学校生活を送ってもらう方が、うちの子には合っていると思っているんです。

先生

なるほど。でしたら、この幅の広い廊下で、思いっきり走り回るのもいいかもしれませんね。でも、本当に走ったら、叱りますけど(笑)。

記者

そんな時はぜひ、叱ってやってください(笑)。それにしても、廊下に面した教室の壁もガラス張りで、室内が良い雰囲気ですね。

先生

教室が開放的なので、圧迫感はありませんし、公開授業の際は、廊下から教室の中がよく見えると好評です。

HR教室

先生

HR教室に入ってみませんか?

記者

失礼します。窓の外に緑がたくさんあってとてもきれいですね。あっ、前方に電子黒板の装置もあります。

先生

そうなんです。すべてのHR教室に最新型の電子黒板を標準装備しています。ちょっと今から、現物をお見せしましょう!

先生

はい、こんな感じです。これは中1用に作成した、方程式の学習教材です。

記者

先生方がオリジナルの教材を用意してくれるのですね。なんだか楽しそう。

先生

教科書だけの勉強はもう過去のものです。生徒は画面に興味を持って、どんどん理解してくれますので、教材を作る手間も逆に嬉しいものです。

「キクタン」って何?

記者

先生、先ほどから気になっているのですが、壁に張り出してあるランキングは何ですか?

先生

英単語を覚える「キクタン」のランキングです。本校では中学3年修了時までに、絶対に覚えておくべき英単語を、中1から徹底的に覚え込むよう指導しています。農三の卒業生ならだれでも、「キクタン? 知ってるよ」と答えるでしょう。

記者

どんな勉強の仕方なのですか?

先生

これが元になる単語帳です。全部で896個の単語が載っており、2日に1度、英語の授業の冒頭で5分間、単語帳の中から全16問の単語を抽出してテストを行っています。ちなみに、14点が合格ラインで、生徒は15点でも悔しがります。英語の教師は、「英語力でなく努力あるのみ」といって、頑張る生徒たちを応援しています。

記者

なるほど。競争し合って英単語を覚えるって、学習面でも伸び盛りな中学生にピッタリですね。

中2はヒラメの養殖

先生

本校ならではの取り組みをご紹介します。「ヒラメの養殖体験」です。

記者

ほんとだ、水の底にヒラメがいます。えっと、「左ヒラメに右カレイ」でしたか。

先生

当たりです。日本養殖振興会代表理事の齊藤浩一先生の指導で、中2が実学教育の一環としてヒラメの養殖を行っています。ちょうど水の交換をしている生徒たちがいます。

記者

きみたちがヒラメのお世話をしているのですか?

生徒

はい、そうです。モットーは、①みんなで、②協力する、③考える、④行動する、⑤命を大切にするです。

記者

なるほど。で、ヒラメが成長したらどうするのですか?

生徒

食べます! 和食の料理人でもある齊藤先生が、お寿司を握ってくれるのです。去年は、しゃぶしゃぶにして、養殖のヒラメと市販のヒラメの食べ比べをしたそうです。早くお寿司が食べたい!

先生

実はこの子たち、お寿司に惹かれたからではなく、自分から手を挙げてヒラメの養殖と関わっているのです。念のため(笑)。このような生徒の主体性に任せた取り組みはほかにもあって、例えば、このようなプリントもあります。

記者

なになに…。英語、数学、国語、社会のプリント問題がありますね。これって、自由に持って行っていいのかしら。

先生

そうなんです。自分たちでやるなら、自由に持って行ってやりなさいということで用意しています。なので、強制ではありません。質問があれば職員室に聞きに来ますし、採点は教員がします。

記者

ヒラメの養殖にしろ、プリント問題にしろ、生徒たちが主体的に学びに取り組んでいることがわかりました。

充実の理科室

先生

こちらが第2理科実験室です。ちなみに、東京農業大学は実学主義の理系の大学ですので、本校もこうした実験用具を豊富にそろえて、五感で学んでもらっています。

記者

第2があるなら当然、第1理科実験室もあると…。

先生

そうです。

記者

広々として使いやすそうな実験室ですね。

先生

本校を志す理由の一つとして、「実験がしたい」という受験生の声がたくさんありますので、できる限りその知的好奇心に応えたいと思っています。週4回の理科の授業のうち、だいたい半分は実験に費やしています。理解度の向上はもちろんのこと、実験を通して身につく協調性も大事にしています。

オープンスペース

先生

中学棟の各階には、このようなオープンスペースもあります。

記者

ここでも生徒たちが勉強していますね。

先生

その日の宿題も友だち同士で共有しながら、学校で終わらせて帰る生徒たちがいます。iPadを日常的に使用していることもあり、空き時間を有効的に勉強時間に充てることも習慣として定着しています。

再び職員室前へ

記者

再び職員室前に戻ってきましたが、相変わらず、勉強を続ける生徒さんがたくさんいます。

先生

職員室の中もご覧いただけると思います。私たちは生徒に呼ばれれば、いつでも馳せ参じます! ただし、言葉遣いは厳しく指導していますけど(笑)。

記者

こっちはもう白熱してるし(笑)。

先生

いかがでしたか? 本校の校舎には、自学自習に励む生徒がたくさんいることを知っていただけたら嬉しいです。

図書室

先生

こちらが図書室です。図書委員の生徒も頑張ってくれていて、『貸し出し冊数コンクール』というイベントも好評です。

記者

先ほどの「キクタン」と同様に、楽しく競い合う知的環境があるのはいいことですね。

屋上菜園

先生

最後にもう一つ、「屋上菜園」をご紹介させてください。(ここで写真を取り出して)温かい季節にはこのとおり、野菜畑が屋上全体に広がっています。

記者

ほーっ、これって枝豆ですか?

先生

そうです。これも実学教育の一環で、生徒全員で収穫しておいしくいただきました。

記者

実学教育で、体験による深い学びが得られるところがポイントなのですね。

バスで帰路に

先生

ちょうどスクールバスも出ていく時間になりました。なお、発着駅は東松山駅をはじめ、本川越駅、上尾駅、鴻巣駅、吹上駅、熊谷駅、行田市駅と7駅ありますので、とても便利です。

記者

最寄り駅が7つもあるのは、通いやすいことでもありますね。今日はどうもありがとうございました。

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