Sさんと同様に、日本大学の付属校であり、推薦入学制度によって日本大学に進学できるという安心感があったので佐野日本大学高等学校を選びました。
日本大学文理学部心理学科をめざしたのは、将来の夢が“警察官”で、心理学科で犯罪心理学を学び、その夢に近づきたいと思ったことが理由です。この夢は、小学生の時に学校で開かれた交通安全教室でお話をしてくださった女性警察官の姿を見て、憧れを抱いたことから生まれました。また、心理学に興味をもったのは、学校生活で多くの人たちと関わるなかで、さまざまな考え方や感じ方があることを知ったからです。そうした体験を通して、心理学の専門知識を仕事に活かせる警察官になりたいと思うようになりました。
『日大DAY』では学部長の先生方のお話から、どの学部・学科で、どんなことが学べるのかを詳しく知ることができ、進路選択に役立ちました。そして、日本大学の文理学部なら心理学を学べること知ったのです。
警察官になるには、法律の知識も必要です。そこで3年次から前期・後期合わせて1年間「科目履修制度」を使い、法学部の講義を受けていました。講義は週1回2時間ほどで、前期の終わりと後期の終わりに試験があります。大学へ入学する前に大学の講義を体験でき、「高校の勉強以上に難しいことを学ぶのだ」という心構えができたと思っています。
こうして法学部の授業を受けながら、「基礎学力到達度テスト」で文理学部への入学を目指し、定期試験の勉強と女子バスケットボール部との両立に励みました。放課後には「基礎学力到達度テスト」のための対策授業も行われ、これを受けてから練習に向かいました。どんなに勉強で疲れていても、コートにはバスケ部の仲間が待っています。このことが心の支えになり、文武両道を果たして3年次の12月には日本大学文理学部心理学科の合格を手にすることができました。
日本大学に進学したら、まず勉強を第一に考えたいと思います。警察官になるには、公務員試験に受からなければなりません。日本大学には公務員試験のための講座があるので、それも受講したいと思っています。スポーツにも力を入れたいので、サークルにも入る予定です。今、興味があるのは“ラクロス”というスポーツです。
私はこの学校の先生方のていねいなサポートや、日本大学の先生方のアドバイス、そしてバスケ部の仲間たちの存在によって、自分の夢に一歩近づくことができました。これを読んでくださっている受験生の皆さんも、佐野日本大学高等学校で夢に向かって勉強や部活動に励んでみませんか。
『日大DAY』の様子。講堂兼総合体育館の「プラザ40」では、日本大学各学部の説明会が行われた。
法学部の学部長が、弁護士や裁判官など法曹になるためのルートについて解説。
生産工学部の学部長は、同学部の「7つのらしさ」を紹介。
文理学部の歴史などを述べる学部長。
災害派遣医療チーム(DMAT)の活動に触れる医学部長。