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日本大学全学部の学部長が
来校して講演する『日大DAY』

佐野日本大学高等学校

〒327-0192
栃木県佐野市石塚町2555

TEL:0283-25-0111

学校情報 学校HP

 深く学んで自分を知り、大学を体験して、自分の未来を見つける。そんな「佐野日大高大連携キャリア教育実践プロジェクト」が佐野日本大学高等学校で始まっています。1年次から日本大学の付属校である同校独自のプログラムを体験。将来の未来像を描き、2年次には一人ひとりが進路や学習状況別にクラスを選択し、学びを深めていきます。そのプログラムのひとつが『日大DAY』。日本大学全学部の学部長などによる講演会で、4月に実施されます。この取り組みについて進路指導部長の田中光一先生と、高2のSさん、卒業生のEさんにお話を聞きました。なお、Eさんは推薦入学制度を活用して日本大学文理学部心理学科への進学が決まっています。

さらに最適な進路選択をするために

進路指導部長の田中光一先生の写真です 進路指導部長の田中光一先生(数学科)

 本校の約6割の生徒が毎年、日本大学の各学部・学科へ推薦入学制度によって進学しています。そのなかには、難関といわれる医歯薬獣医系の学部・学科を志望する生徒もいます。なお、日本大学に推薦で入学するための試験として、「基礎学力到達度テスト」があります。2年次から3年次まで3回行われるこのテストの結果によって出願することができ、その後の学部ごとで実施される小論文や面接などで合格が決まるのです。

 このように日本大学に進学する生徒がいる一方で、国公立大学やほかの私立大学をめざす生徒もいます。こうした生徒たちの希望を最短距離で実現させるために始動したのが、「佐野日大高大連携キャリア教育実践プロジェクト」です。生徒全員が大学での学びを早期から徹底追究しながら、自分の将来がどのようにありたいかを決め、そこに向かって勉学に励めるようにスタートしました。

 2025年度より“新クラス制カリキュラム”も導入され、全国の国公立大学や私立大学、日本大学の各学部・学科などから、これまで以上に最適な進路選択ができるようになります。

 2025年の4月で3回目を迎える『日大DAY』は、こうした「佐野日大高大連携キャリア教育実践プロジェクト」のひとつです。日本大学の全16学部の学部長が来校し、それぞれの学部について語る説明会です。対象は1年生全員(2、3年生は希望者で保護者も出席可)で、ほぼ全ての学部の講演会に参加でき、幅広い学問に対する基礎的な知識を得ることができます。さらに「日大プレオリエンテーション」として年末から3月にかけて学部長が来校し、日本大学に進学が決まった生徒を対象に、入学までにすべきことについて説明会も行われています。

 また、希望者を対象とする「高大連携教育科目等履修生制度(以下、科目履修制度)」も用意されています。本校在学中に日本大学の経済学部、法学部、商学部のいずれかの講義をオンライン受講することで、日本大学に入学した後の単位を取得できる制度で、希望者を対象に実施されています。ほかにも生徒が日本大学の各学部を訪問して授業に参加したり、来校した日本大学各学部の教授などから講義や実習を受けたりするプログラムも用意しています。

 本校はこれまでも、早期から進路選択やキャリア形成、学習意欲の向上に大きく役立つ高大連携教育に力を注いできました。この取り組みが、入学後に「自分が思っていたのと違った」「自分に合わない」というミスマッチを防いでいます。本校を巣立った多くの卒業生が進学した大学や学部・学科に満足し、キャンパスで有意義に学んでいるのです。「佐野日大高大連携キャリア教育実践プロジェクト」は、これまでの取り組みをより充実させ、生徒一人ひとりの可能性をさらに広げていくはずです。

生徒Voice

法律を学んで、地域社会に貢献したい

Sさんの写真です Sさん(高2)
・硬式テニス部(部長)

 私が佐野日本大学高等学校を選んだ理由のひとつが、日本大学の付属校だったことです。入学してすぐに『日大DAY』が行われました。高校受験を終えたばかりの私は、大学に関する知識がほとんどありませんでした。しかし、大学の法学部に通っている姉から話を聞いていたので、法学部の講演に耳を傾けたところ、私が将来めざしている仕事に就くために、法律の知識が活かされることがわかったのです。そこで、私は法学部に進もうと思いました。

 めざしているのは、公務員になって地域社会に貢献することです。私は幼稚園から小学校までガールスカウトに参加し、ボランティアに励んでいました。公務員になりたいと思ったのは、この活動を通じて人々の役に立つことの素晴らしさを実感したことがきっかけです。

 同じ時期に「科目履修制度」の募集が始まり、経済学部の授業を受講することにしました。法学部の募集があれば応募したいと思っていたのですが、募集は2年生になってからでした。大学の授業に早くから参加したい気持ちもあり、また、公務員試験やその仕事には、経済学の知識も重要だと思って受講することにしました。

 授業は前期・後期に分かれていて、私は前期だけ受講しました。週1回、月曜日に講義動画が配信されるので、金曜日までにその講義を受けて課題を提出します。講義の内容に関して、自分はどう考えるのかをレポートにまとめる課題です。この講義を受けて、経済学には数学の知識も必要なことがわかりました。

 日本大学の講義を体験して刺激を受け、大学生活への憧れが芽生えた私は、1年生の夏には日本大学の法学部に進もうと決めていました。日本大学法学部は文系学部のなかで難関なので、推薦入学制度を使って合格するには「基礎学力到達度テスト」で優れた成績を収めなければなりません。

 そこで私は今、硬式テニス部の部長を務めながら、このテストに向けた勉強に励んでいます。部活動も部員のみんなも大好きなので、毎日が楽しく、勉強との両立も苦になりません。日本大学の法学部に進学したら、全国から集まる学生との出会いや交流も大切にしながら、数多くのことを吸収し、将来に活かしていきたいと思っています。

卒業生Voice

夢をかなえるために心理学科へ

Sさんの写真です Eさん(卒業生)
・女子バスケットボール部(副部長)
・日本大学文理学部心理学科へ進学予定

 Sさんと同様に、日本大学の付属校であり、推薦入学制度によって日本大学に進学できるという安心感があったので佐野日本大学高等学校を選びました。

 日本大学文理学部心理学科をめざしたのは、将来の夢が“警察官”で、心理学科で犯罪心理学を学び、その夢に近づきたいと思ったことが理由です。この夢は、小学生の時に学校で開かれた交通安全教室でお話をしてくださった女性警察官の姿を見て、憧れを抱いたことから生まれました。また、心理学に興味をもったのは、学校生活で多くの人たちと関わるなかで、さまざまな考え方や感じ方があることを知ったからです。そうした体験を通して、心理学の専門知識を仕事に活かせる警察官になりたいと思うようになりました。

『日大DAY』では学部長の先生方のお話から、どの学部・学科で、どんなことが学べるのかを詳しく知ることができ、進路選択に役立ちました。そして、日本大学の文理学部なら心理学を学べること知ったのです。

 警察官になるには、法律の知識も必要です。そこで3年次から前期・後期合わせて1年間「科目履修制度」を使い、法学部の講義を受けていました。講義は週1回2時間ほどで、前期の終わりと後期の終わりに試験があります。大学へ入学する前に大学の講義を体験でき、「高校の勉強以上に難しいことを学ぶのだ」という心構えができたと思っています。

 こうして法学部の授業を受けながら、「基礎学力到達度テスト」で文理学部への入学を目指し、定期試験の勉強と女子バスケットボール部との両立に励みました。放課後には「基礎学力到達度テスト」のための対策授業も行われ、これを受けてから練習に向かいました。どんなに勉強で疲れていても、コートにはバスケ部の仲間が待っています。このことが心の支えになり、文武両道を果たして3年次の12月には日本大学文理学部心理学科の合格を手にすることができました。

 日本大学に進学したら、まず勉強を第一に考えたいと思います。警察官になるには、公務員試験に受からなければなりません。日本大学には公務員試験のための講座があるので、それも受講したいと思っています。スポーツにも力を入れたいので、サークルにも入る予定です。今、興味があるのは“ラクロス”というスポーツです。

 私はこの学校の先生方のていねいなサポートや、日本大学の先生方のアドバイス、そしてバスケ部の仲間たちの存在によって、自分の夢に一歩近づくことができました。これを読んでくださっている受験生の皆さんも、佐野日本大学高等学校で夢に向かって勉強や部活動に励んでみませんか。

『日大DAY』の様子です。講堂兼総合体育館の「プラザ40」で、日本大学各学部の説明会が行われてた際の様子です。 『日大DAY』の様子。講堂兼総合体育館の「プラザ40」では、日本大学各学部の説明会が行われた。
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災害派遣医療チーム(DMAT)の活動に触れる医学部長の写真です 災害派遣医療チーム(DMAT)の活動に触れる医学部長。

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栃木県佐野市石塚町2555

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