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「好きなこと」が、学びの原動力!
デザイン×テクノロジーで、2030年を生き抜く力を

東京デザインテクノロジーセンター専門学校 高等課程

〒169-0075
東京都新宿区高田馬場1-24-22

TEL:0120-01-5586

学校情報 学校HP

「ゲーム大好き! VTuber大好き!」 そんな中学生を「それ、すごくいいね」と全肯定してくれる学校があります。好きなことを原動力に、最先端のITエンターテインメントを学ぶ、東京デザインテクノロジーセンター専門学校 高等課程。2025年4月に開校しました。中学卒業後、ITクリエイティブを学ぶ3年間について、副校長の加藤洋介先生に伺いました。

2025年に開校した「東京デザインテクノロジーセンター専門学校 高等課程」がどんな学校か教えてください。

 私たち滋慶学園COMグループは1976年に開学し、今年で49年目を迎える、日本でも最大規模の専門学校グループです。全国に82校の専門学校を展開しておりまして、生徒数が約4万人、先生が3600人と、非常に大きなグループです。2025年4月に開校した「東京デザインテクノロジーセンター専門学校 高等課程」は、中学を卒業後に入学できる「高等課程」です。週4日の通学制で、運動会や文化祭など学校行事もたくさんあります。

専門学校の運営する高校なのでしょうか?

滋慶学園COMグループ 高等課程
副校長/加藤洋介先生

 教育基本法124条に規定されている『専修学校』にあたり、専修学校の設置する高校の部門のことを「高等課程」と呼びます。学校の種類は違いますが、大学入学資格付与指定校であり、卒業したあとの資格は普通高校と同等なので、社会的な格差はありません。

 今までは、高校を卒業してから専門学校に入学する人がほとんどでしたが、本校では、中学校卒業後すぐに職業的な学びができるという、新しい学び方が可能です。

特色はどんなところですか?

 最大の特徴は、産学連携教育です。本校には『コミックイラスト専攻』『ゲームクリエイター専攻』『esports専攻』『動画クリエイター専攻』『VTuber&クリエイター専攻』『IT・ホワイトハッカー専攻』と、6つの専攻があります。エンターテインメント・IT業界のトップクリイエイターが講師となり、職業的な学びを15歳から受けられます。

 普通科目も学んでいきますが、普通の高校ではカリキュラムの10割が普通科目になるところ、本校では、普通科目は3割、7割が専門科目となっています。例えばゲームクリエイター専攻ですと、ゲームクリエイターになるための授業が7割受けられるわけです。好きなことがあり、早い時点から将来の道を決めている生徒や、興味・関心の種を持った生徒にとっては、とても良い進路となると思います。

 専修学校の高等課程に進む子は、2000人に1人だそうです。その話をすると、本校の生徒たちはうれしそうな顔をします。他の人が選ばない道を自分は選んだのだ、スペシャリストになるのだ、という誇りとやる気に満ちています。

 子どもたちの興味・関心の種から芽が出た時に、多くの大人は、大人の常識に当てはめて『現実的にそれは無理だよ』と芽を摘んでしまいがちです。小さい頃は何にでもなれると言ってきたのに。でも私たちは、その芽を「すごくいいね」と全肯定して、子どもたちが咲かせる“表現の花”を応援します。花はいつか枯れ、2つ目の花が咲きます。自分は赤い花だと思っていたけれど、咲いてみたら青い花かもしれない。それでいいんです。枯れたときに次の花を咲かせるための“根っこ”をしっかり育てます。今、人生100年時代です。20代、30代とキャリアチェンジしていくためにも、好きという原動力から育てるカリキュラムを作っています。

普通科目の勉強が少なくて、大丈夫なのでしょうか。

 私たちは職業に寄せている学校なので、好きなことや興味・関心を原動力に成長していくカリキュラムを作っています。やっぱり、興味・関心があるということは、大きいんですよね。生徒たちはどんどん吸収し、成長します。中学時代、不登校だった生徒もいますが、みんなとても明るくなりますし、楽しそうに学んでいます。

 本校では、プロジェクト型の授業を通して『英語ができないと、外国人とのプロジェクトが進められない』という経験をさせます。それが、学びのきっかけになるのです。英語を勉強しなさいというより、ずっと本気で勉強します。実践型普通科目と呼んでいるのですが、勉強のための勉強ではなく、やりたいことをするために学ぶのだ、という原点を大切にしています。

 ちなみに、滋慶学園グループは通信制の高校も展開しておりますので、滋慶学園高等学校の通信制とダブルスクールすることで、普通科目をしっかりと学び、高等学校卒業資格を得ることも可能です。

プロジェクト型の授業とは、どのようなものですか?

 例えば、バーチャルアイドルユニットがメタバースの世界でライブなどを行う『SO.ON project LaV』プロジェクトを例に説明しましょう。

バーチャル高校生アイドル「LaV(ラブイ)」が、メタバース空間を舞台に歌って踊って、おしゃべりする「SO.ON project LaV」の写真ですバーチャル高校生アイドル「LaV(ラブイ)」が、
メタバース空間を舞台に歌って踊って、おしゃべりする「SO.ON project LaV」。
多くの企業とコラボレーションしています。

『SO.ON project LaV』は、4人のVTuberによるアイドルユニットが、メタバース空間でVRライブやトークイベントなどさまざまな活動をしていきます。プロジェクトの企画制作、キャラクターのデザイン、3Dモデリング、モーションキャプチャー、楽曲やミュージックビデオの制作、配信など、さまざまな業務が連動して、このプロジェクトは成り立っています。これらを東京、大阪、福岡、名古屋、神戸にある『スクールオブミュージック&ダンス専門学校 高等課程』の生徒たちと本校『東京デザインテクノロジーセンター専門学校 高等課程」の生徒たちが行っています。アバターの“中の人”、いわゆる歌い手、ダンス、演技、トークも、たくさんの生徒が分担しています。生徒たちは、プロジェクトを通して、仕事の仕組みやチームワーク、そこで必要なスキルを実践的に身につけています。

 しかも、これらの指導を行うのは、実際に仕事をしている業界のトッププロ。ここまでハイレベルな教育コンテンツを用意している学校は、なかなかないと思います。業界よりも最先端の制作環境をめざしています。業界のプロの方々も、後進の育成のためにと、たくさんの協力を惜しまず提供してくださっています。

まるでビジネスプロジェクトですね。企業のようです。

 そうなんです。ここで大切なのは、私たちはバーチャルアイドルを作りたいのではない、ということです。IPビジネスは、今後、日本の勝ち筋になると思います。本校では、教育コンテンツとして、その最前線に触れさせます。“本気の大人”を目の当たりにすることで、子どもたちはどんどん学び、成長していきます。

 もう1つ、この教育のねらいは、社会性や人間力を育てることにあります。プロジェクトの中で、意見が対立したり、ケンカしたり、そういうこともあえて起こしていきます。挨拶は元気に。お礼はしっかり。『この人と仕事したい』と思われる、そんな人になろうよ、と生徒たちには話しています。

 また、本校で特徴的なのが『Wメジャーカリキュラム』です。これは自分の専攻以外の専門授業を受けられるもので、例えばコミックイラスト専攻に在籍しながら、VTuber&クリエイター専攻の授業を受講することで、将来の可能性を広げることができます。また、専攻は途中で変更することも可能です。実際に学んでみて、こっちのほうが向いていると思うこともあるでしょう。そういう気づきを尊重していくカリキュラムとなっています。

コミックイラスト専攻の「オリジナルグッズ制作・販売プロジェクト」では、生徒が描いたイラストを商品化し、イベントで販売します。売れない経験をさせ、なぜ売れないのかを考えることで学んでいきます。
ゲームクエリエイター専攻では、世界的人気のゲーム「FORTNITE」のクリエイティブツール「Unreal Edition for Fortnite(UEFN)」を用いてゲームを作り、(株)Meta Heroesの指導のもとゲーム制作の基礎力・実践力を身につけます。
esports専攻では、韓国のesportsの世界的強豪チーム「T1 ESPORTS ACADEMY」と教育連携。世界最高峰の教育機関のesportsを学び、プロゲーマーをめざすことができます。

卒業後の進路は、どのようなものですか?

 3割が内部進学で『東京デザインテクノロジーセンター専門学校』へ、3割が他大学や他の専門学校へ進学、3割が独立・フリーランス、1割が留学、就職も数名と予測しています。

 私たちの進路指導は、卒業後の経済的な自立をめざし、一人ひとりに向き合っています。ゲームクリエイターや動画クリエイター、ホワイトハッカーは人材不足のため引く手あまたですが、VTuberやコミックイラスト、esportsの分野はデビュー系のため、すべての人がその仕事に就けるわけではありません。副業をもちながらフリーランスとして活動する方法や、業界内の関連する職業をめざすなど、さまざまな道を示しながら、生徒自身が未来を切り拓くお手伝いをしています。

学歴は関係ないのでしょうか。

 IT・エンターテインメント業界は、最先端技術の実力と感度の高さ、人間性が重視される世界です。

YouTubeやSNSでの動画配信やVRなどのエンターテインメントが大きな潮流となりつつあるこの状況に、保護者世代はついていけないし、価値観が理解できない部分もあります……。

 そうですよね。α世代の価値観は、大人の理解が追いつけない部分があります。しかし、社会は確実に変わっていますし、2030年以降を生きていく主役は子どもたちなのです。これからの時代、AIを使いこなし、バーチャルのクリエイティブができるというスキルは、とても重宝されますし、これからの時代を生き抜く力になります。

貴校が育てたい「2030年以降を生き抜く力」とは?

 私たちは、子どもたちがこれから生きていく2030年以降のAI時代、VUCAの世界に必要な力を「ABCDE」としています。
A=AI(AIを使いこなす力)
B=Business(ビジネス的感覚・スキル)
C=Communication(コミュニケーション力・対話力・チームワーク)
D=Design&Digital(デザイン思考・イノベーションする力)
E=Emotion(情熱・魂・感動)

 AI時代に即したカリキュラムを全専攻で実施しています。AIがともにあるこれからの時代、これらの力は欠かせないものです。

 さらにいえば、仕事において求められるのは、勉強ができるかどうかより、一緒に働きたい魅力のある人物かどうかです。挨拶やお礼をしっかりする、約束を守るなど、当たり前のことをしっかりできるように指導していきます。

 また、バーチャル、メタバースが流行しているからこそ、これからは人間らしさやエモーショナルな部分が重視されていきます。そのために、技術だけでなく、豊かな人間関係、情熱や感動、好きという気持ちを大切にできる人を育てていきます。

 ジョブ型が進み、AI・ITに強い人材へのニーズが高まる中で、バーチャルなクリエイティブができる人、新しい感覚でエンターテインメントを飛躍させられる人は求められるでしょう。最先端を学ぶ一方で、アナログな部分をしっかりと育てる方針にも安心感がありました。好きなことを仕事にすることをめざし、同じ志の仲間と切磋琢磨する環境は、中学卒業後の新たな選択肢として注目されていくと感じました。

学校情報

共学
東京デザインテクノロジーセンター専門学校 高等課程

〒169-0075
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