2024年9月21日(土)・22日(日)に開催された『東亜祭』(文化祭)は、盛況のうちに幕を閉じました。中枢で活躍した生徒会長・生徒会副会長・文化祭実行委員の高3生に、高校生活最後の『東亜祭』について話を聞きました。
2024年9月21日(土)・22日(日)に開催された『東亜祭』(文化祭)は、盛況のうちに幕を閉じました。中枢で活躍した生徒会長・生徒会副会長・文化祭実行委員の高3生に、高校生活最後の『東亜祭』について話を聞きました。
関 和真さん(高3)今年の『東亜祭』は『CINEMA』をテーマに、各クラスが映画を題材とする企画・装飾を行い、イベント全体に統一感をもたせました。廊下やトイレに至るまで“映画にちなんだネタ”を飾り、それを来場者が発見する楽しさを味わってくれたようで、うれしいですね。
1・2年生の時はクラスの企画に参加する側でしたが、今回、生徒会長として『東亜祭』の演出にも関わることで、全体をプロデュースする楽しさを実感しました。生徒会長として、これまで“自販機の設置”や“制服の改善”にも取り組んできましたが、“学校行事の充実”が一番の目標でした。
6月に小平校舎グラウンドで開催された体育祭では応援団を組織し、『東亜祭』のクオリティ向上を皆に呼びかけ、昼休みに練習や準備を進めてきました。その結果、充実感と達成感を味わうことができました。何よりも、準備の過程が充実していて楽しかったです。また、今年は生徒会企画として「メイクアップ・コンテスト」を開催し、大いに盛り上がりました。この企画で初めて動画制作を経験し、新たな楽しさにも気づきました。
実行委員の佐々木さんとは『東亜祭』の準備で初めて話しましたが、芯が強くて周囲への気配りをする姿に感心しました。古谷さんは、部活動に、生徒会活動に、妥協することなく取り組んでいて、その姿勢は尊敬に値しますね。
古谷 碧さん(高3)『東亜祭』のテーマ『CINEMA』には、“一人ひとりが主人公になる”という思いが込められています。東亜学園が100周年を迎える年ということもあり、先生方や来場者からの期待も高く、私たち生徒会も気合が入っていました。
コロナが落ち着き始め、『東亜祭』がしっかり開催できるようになったのは昨年からで、今年はさらにクオリティを上げようと細部にもこだわり、映画の世界観を再現した装飾を多く取り入れました。生徒会では実行委員として『東亜祭』の企画・進行に携わり、目玉企画『T1グランプリ』では出場団体のスケジュールや審査も担当しました。
生徒会に立候補したのは、担任の先生に勧められたことがきっかけで、皆の信頼を得て副会長になりました。今年は初めての試みが多く、試行錯誤の連続でしたが、大学受験との両立もなんとか工夫して頑張りました。実は、入試日が『東亜祭』初日と重なりましたが、午前中に試験を終え、午後からは学校に戻り、来場者が楽しむ姿を自分の目で確認することができて、達成感を味わえました。『東亜祭』も大学入試も、どちらもやり遂げることができて、高校生活への後悔はありません。
私は、学年やクラスを越えて、多くの人と上手に意見交換をする佐々木さんの高いコミュ二ケーション力に感心しました。関さんは性格が自分とは正反対で、生徒会や部活動のさまざまな場面で助けられ、関さんの考え方に新たな発見がありました。
佐々木晴香さん(高3)今年の『東亜祭』では、映画をテーマに各クラスが「ホラー」や「ラブコメ」などのジャンルを設定し、フロアごとに世界観を統一したことで、来場者がさまざまな雰囲気を楽しめました。“ホラーフロア”は本当に怖く、“ラブコメフロア”は写真映えするシーンが多く、どこも装飾に力を入れていました。また、父母会主催の“焼きそば”も大好評で、保護者の方々の協力も心強かったです。クラス全員で作った“Tシャツ”も、良い思い出になりました。
実行委員長としては、装飾のサポートに加え、中夜祭の企画・運営が大きな役割でした。在校生にとって特別な思い出となる中夜祭を作りたいと考えて立候補しましたが、実行委員の経験は初めてで、委員会メンバーにサポートされながら進めました。女子バレーボール部のメンバーも一緒だったので、心強かったです。
学年を越えて広くコミュニケーションを取り、タイムスケジュールを調整するのは思っていたよりも大変でしたが、参加者に「楽しかった」と言ってもらえたことで、努力が報われました。人と話すのが好きなので、多くの学年の人たちと関われたことも良い経験となり、自分自身も成長できたと思います。
関さん迷惑をかけてしまうこともありましたが、先生や先輩・後輩、同級生に支えられ、自分のやりたいことに安心して挑戦できる環境が東亜学園の魅力です。
古谷さん勉強・部活動・行事の全てに全力で取り組める環境が整っています。フェンシング部では全国レベルの仲間と切磋琢磨しながら、校内にある「D-Projects」の自習室を活用して勉強との両立も続けられました。新たな興味・関心を見つけられる学校だと思います。
佐々木さん東亜学園では、学校行事を通じて自分の成長を実感し、素晴らしい思い出を作ることができます。冷暖房完備の地下体育館や劇場型ホール、おいしいメニューが豊富なカフェテリア、清潔で機能的なトイレなど、設備面も充実している学校です。
テーマ『CINEMA』には“一人ひとりが主人公になる”という思いが込められています。
文化祭2日目に向けて、さまざまな部が出し物を披露
『CINEMA』をイメージした入場門
校長先生も飛び入り参加
軽音楽部によるライブ
キレキレのダンスで会場をわかせるダンス部
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