幼い頃から剣道に親しんでいた僕は、小6の時に個人戦で北海道大会の3位になりました。中2では北海道大会で優勝し、全国大会に出場して初戦で勝つことができました。
僕は中2の時に、剣道の強豪校として知られる佐野日本大学高等学校へ稽古に訪れました。北海道を離れて、栃木県にあるこの学校に入学しようと決めたのは、ここの剣道部が「自分で考えて行動すること」を推奨しているからです。先輩方と一緒に稽古をして、その精神の素晴らしさを実感できました。また、兄や姉も関東地方の大学に通っているため、両親も安心して僕を栃木県に送り出してくれました。
高1の時には全国選抜大会の男子団体に出場して「ベスト16位」に進出できました。2023年1月にもこの大会の予選で優勝し、3月には全国選抜大会が控えています。
剣道の醍醐味は、もちろん勝つことです。しかし、それ以上に負けが続いた時、次はどうしたら勝てるのか、さまざまな考えを巡らせ、それを稽古で実践してみて、うまく勝てたらその方法を自分のものにして強くなれるところに奥深さがあります。
2023年から僕が部長になるので、大きな責任を感じています。部員は少ないですが、そのなかでしっかりとリーダーシップをとり、全国大会トップレベルの部になるために、部員をまとめていきたいと思っています。そのために、率先して部員たちに声かけをして、自主性を促しています。
将来の目標は、国公立大学に進学することです。大学でも剣道を続けていきたいと考えています。