2024年に創立100周年をむかえる桜丘中学高等学校の校訓は、“勤労と創造”です。特に「創造」は「考えよ、工夫せよ、進歩的に」と、今の時代を生きるために必要な教育目標を掲げています。
2021年には『スーパーアカデミックコース』『アカデミックコース』『グローバルスタディーズコース』『キャリアデザインコース』の4コースを新設し、それぞれ将来の目標に向かって「考えよ、工夫せよ、進歩的に」を実践する教育をスタートさせました。
『スーパーアカデミックコース』の目標は、最難関大学への合格を通過点に、社会で活躍できる人材を育てること。『アカデミックコース』は主体的に学び、さまざまな受験に対応できるカリキュラムとバックアップ体制によって難関大学合格をめざします。
『グローバルスタディーズコース』は世界の諸問題と向き合い、高校生なりに探究・考察しながら将来、グローバル社会で活躍する力を育てます。
「国際的な問題を学ぶということは、英語力を必要とするだけでなく、世界の政治・経済・文化に対する知識も必要です。そのために探究の時間を充実させています。同コースの将来は、海外大学進学も視野に入れています」と入試広報部の清水美子先生は話します。
『キャリアデザインコース』は企業インターンや次世代のキャリア教育を通して、主体的に自分の将来を切り拓く人材を育成します。
「同コースの特徴的な取り組みは企業インターンです。ピーナツバターを製造販売する企業とコラボをして、落花生を育て、加工し、パッケージデザインや販路を工夫し、消費者に届けるという一連の活動から学ぶことは数多くあります。自分の得意分野を見つけることにもつながるでしょう」(清水先生)
今年スタートした4コースで学ぶ高1生4人が、コースの特徴について語ってくれました。