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4つの新コースが始動しました

桜丘高等学校

〒114-8554
東京都北区滝野川1-51-12

TEL:03-3910-6161

学校情報 学校HP
入試広報部の清水美子先生 入試広報部の清水美子先生

 2024年に創立100周年をむかえる桜丘中学高等学校の校訓は、“勤労と創造”です。特に「創造」は「考えよ、工夫せよ、進歩的に」と、今の時代を生きるために必要な教育目標を掲げています。

 2021年には『スーパーアカデミックコース』『アカデミックコース』『グローバルスタディーズコース』『キャリアデザインコース』の4コースを新設し、それぞれ将来の目標に向かって「考えよ、工夫せよ、進歩的に」を実践する教育をスタートさせました。

『スーパーアカデミックコース』の目標は、最難関大学への合格を通過点に、社会で活躍できる人材を育てること。『アカデミックコース』は主体的に学び、さまざまな受験に対応できるカリキュラムとバックアップ体制によって難関大学合格をめざします。

『グローバルスタディーズコース』は世界の諸問題と向き合い、高校生なりに探究・考察しながら将来、グローバル社会で活躍する力を育てます。

「国際的な問題を学ぶということは、英語力を必要とするだけでなく、世界の政治・経済・文化に対する知識も必要です。そのために探究の時間を充実させています。同コースの将来は、海外大学進学も視野に入れています」と入試広報部の清水美子先生は話します。

『キャリアデザインコース』は企業インターンや次世代のキャリア教育を通して、主体的に自分の将来を切り拓く人材を育成します。

「同コースの特徴的な取り組みは企業インターンです。ピーナツバターを製造販売する企業とコラボをして、落花生を育て、加工し、パッケージデザインや販路を工夫し、消費者に届けるという一連の活動から学ぶことは数多くあります。自分の得意分野を見つけることにもつながるでしょう」(清水先生)

 今年スタートした4コースで学ぶ高1生4人が、コースの特徴について語ってくれました。

部活動と学校生活を充実させながら
国公立大学合格をめざします

H.Nさん R.Sさん
(スーパーアカデミック コース/高1)

 桜丘を選んだ理由は、先生や学校の雰囲気が温かく居心地が良いと感じたからです。桜丘には卒業生の先生が多いと聞いていました。学校生活を送っていると母校に戻りたい気持ちがわかります。

『スーパーアカデミックコース』は、私がめざす国公立大学受験のためのカリキュラムが充実しています。東大生による放課後講習では、現役の東大生に勉強の仕方や過去問題の解き方などを教えてもらうことができます。小論文・英作文育成講座は、夏休みと冬休みに受講できる講座です。国公立大学の二次試験をはじめ、文章力はすべてにおいて必要な力だと思います。

 海外にいる先生との週3日のオンライン英会話講座では、英検対策など自分に必要な英会話の勉強をしています。現在、英検準2級ですが、今年度中に2級合格が目標です。最初は「Yes」と「Sorry」くらいしか言えなかったけれど、英会話の練習を重ねるうちに、完璧な英語でなくても伝わるのだと自信がついてきました。

 部活動は美術部と茶道部に所属しています。同じクラスには部活動に所属している友達が多く、部活動と勉強を両立させて、常に成績上位をキープしている人もいます。

 私がめざしているのは、教育関係の仕事です。高校受験のとき、自信がなかった私を励ましてくださった先生のように、そして桜丘の先生のような“楽しい授業”ができる教師になりたいと思います。

部活動と勉強を両立させて
将来、薬剤師として自分の役割を果たしたい

S.Rさん N.Iさん
(アカデミックコース/高1)

『アカデミックコース』を選択した理由は、高2で文・理選択と国公立大学・私立大学の選択ができることと、バドミントン部があること、そして制服がかわいかったことです。

 私が将来、志望する道は薬剤師です。国公立大学と私立大学の選択は高2でできるので、そこから志望大学に向けた学習ができると思いました。大学付属校も考えたのですが、途中で油断して勉強がおろそかになってしまう可能性があったので日々の学習を積み重ね、高3の時点で行きたい大学を選びたいと思いました。

 好きな科目は実験・観察ができる生物です。国公立大学を受験するには苦手教科があってもまんべんなく学ぶ必要があるのですが、アカデミックコースでは放課後にAIを用いた苦手科目克服指導を受けることができます。

 今はリモート授業と対面授業を選択できますが、私は一人で黙々と画面に向かうリモートよりも対面授業が好きです。将来も、薬局で患者さんと対面して寄り添い、適切な薬が提供できるような薬剤師をめざしています。コロナ禍において、医療従事者の役割は大きく変化していると思います。薬剤師の仕事や役割も、今までとは違ったものになると感じています。大変な世界ですが、社会の人と関わって、自分の役割を果たしたいと思います。

 バドミントン部は夏休みに公式戦があって、ダブルスチームのほとんどが1回戦を勝ち抜くことができました。バドミントンの面白さは、「いかにシャトルに追いつくか」「相手と駆け引きをしながら、どうやって得点するか」といった瞬時の判断が勝敗を決めるところです。中学から続けてきたバドミントンを学習と両立させて、大学生になっても続けたいと思います。

日常生活で感じる不満や不便が
新しいアイデアを生むきっかけになる

S.Kさん K.Sさん
(キャリアデザインコース/高1)

『キャリアデザインコース』には、学んだことをアウトプットする機会がたくさんあります。企業インターンプログラムでは、これから落花生畑を訪れて6月に種を植えた落花生の収穫をするところですが(取材当時)、発見がたくさんありました。最初はキャリアデザインを学ぶために農業?と思ったのですが、そもそも僕らが落花生について知っていたのは、店で売られているところだけでした。

 学校のグラウンドよりはるかに広い落花生畑で、僕たち25人は半日かけて種を植えたのですが、農家の方は一人で種まきをしているとうかがいました。最初に考えたのは、「もっと機械化が進めばいいのに」ということです。苦労しても、天候によっては収穫量が減り、収入も減ってしまいます。この授業で考えたのは、生産から経済のことまで深く知り、「どうしたら農家の方の苦労を軽くできるだろう?」ということでした。

 地方創生プロジェクトでは、鹿児島県のある地域の課題に取り組みました。その地域について調べ、役場の方とリモートでお話を伺いました。その地域に必要な人材が移住・定住するためにはどうしたらいいのかを考えたのです。

 また普段の授業では、自分が感じている課題解決を考える『個別探究プログラム』があります。僕は「スマートフォンの充電器がないときはどうすればいいか?」 と感じることが多いので、体温で充電できる方法はないかと考えました。

 課題解決のきっかけは、日常生活の中で感じる不満や不便です。不満や不便を感じるからこそ、どうしたら改善できるかを考えます。友達と話し合うと、意外なアイデアが出てくるところも面白いです。きっと大学の学びはこんな感じなのかなと思うこともあります。

 僕が現在持つ課題は、病気で体が動かせない祖父の生活を改善することです。将来は、医療に貢献できるようなものづくりや、システムを考える仕事がしたいと思います。

視野を広げる探究活動
社会の課題解決ができる人になりたい

I.Nさん T.Hさん
(グローバルスタディーズコース/高1)

『グローバルスタディーズコース』を選んだのは、外国人に道を聞かれて答えたときに、「案外伝わるものだ」と実感して、もっといろいろな世界の人とコミュニケーションがとれるようになりたいと思ったからです。

 このコースでは高2、高3で中国語・フランス語の第二、第三外国語を学ぶことができます。週5回は英語のネイティブの先生の授業があり、海外の人の価値観や文化に触れる機会が多いのです。

 何よりも大きな特徴は、『総合的な探究の時間』があることです。桜丘はユネスコスクールの認定校で、「持続可能な開発のための教育」の拠点になっています。そこでSDGsを題材に探究活動を進め、先日はグループ発表を行いました。

 私たちのグループのテーマは『中国の人権問題について』です。中国では長年続いた『一人っ子政策』が改定されて、2021年には3人まで出産することが認められました。私たちのグループは1学期中に、「一人っ子政策が改定されたのはぜだろう?」という疑問を基に調べ始めました。

『一人っ子政策』では罰金が課せられていましたが、それ以上に「働き手が足りなくなることを懸念したのではないか?」という仮説を立てて調べていましたが、夏休み頃にわかったのは、決して働き手は減っていないということです。

 そこで私たちが注目したのは、『一人っ子政策』に違反すると罰金が課されることで、戸籍に載せてもらえなかった子どもたちの存在です。戸籍がないということは、社会保障を受けることができず、人権も認められていないということ。すぐ隣の国でこのような子どもたちがいることに衝撃を受けました。

 ほかのグループの探究テーマは『フードロスについて』『政治における男女格差』『プラスチックごみによる環境問題』などがあり、それぞれ今の時点での課題解決を提案していましたが、私たちの取り上げた問題は解決策を見つけるのは困難と感じています。

 探究活動は視野を広げてくれる活動です。成果発表は文化祭をはじめ、学校外のコンテストでも発表する機会があります。私たちの探究もより深めて課題解決につながる答えを発見したいと思います。

グローバルスタディーズクラスの探究の授業。一人1台のタブレット端末を活用して、プレゼンテーションに参加します。 グローバルスタディーズクラスの探究の授業。一人1台のタブレット端末を活用して、プレゼンテーションに参加します。
各グループ、探究の結果をホームページにまとめていました。モニターに映し出されたQRコードから、ホームページを見ることができます。 各グループ、探究の結果をホームページにまとめていました。モニターに映し出されたQRコードから、ホームページを見ることができます。
担当するのはネイティブのロビンズ先生、英語科の岩元先生、政治経済の寺澤先生です。「先日の中間発表よりも成長していましたね」と岩元先生。 担当するのはネイティブのロビンズ先生、英語科の岩元先生、政治経済の寺澤先生です。「先日の中間発表よりも成長していましたね」と岩元先生。
「プレゼンテーションは下を向かずに前を向いて。エンゲージ(引き込む)とコネクト(つなぐ)が大事です」と、ロビンズ先生が講評します。 「プレゼンテーションは下を向かずに前を向いて。エンゲージ(引き込む)とコネクト(つなぐ)が大事です」と、ロビンズ先生が講評します。
「プレゼンテーションはやればやるほど上手になる」とは、寺澤先生のアドバイスです。 「プレゼンテーションはやればやるほど上手になる」とは、寺澤先生のアドバイスです。
授業を終えてインタビューに応じてくれた高1生4人。 授業を終えてインタビューに応じてくれた高1生4人。

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