カリタス小学校の教員研修
カリタス小学校の教員研修
本校では、研究部が中心となって、学校教育の全領域(教科、総合、特別活動、道徳、行事)の指導力向上に向けて、研究環境を整備しています。
その核として最も大切にしているのは、授業研究です。校内研究、校外研究会への参加、さまざまな校外研修会の場での研究発表などを推進しています。
校内の授業研究の主旨は、
①教師の授業の構想力を高める。
②教師の授業力を高める。
③教師の子どもを看取る力を高める。
ということにあります。
授業研究
毎年10回くらい、大学より講師を招いた授業研究を実施しています。
授業研究では「読み合い(愛)・聞き合い(愛)・語り合い(愛)」を研修に取り入れています。このことにより、同僚性を高め、本校の教育理念を基にした、育てたい子どもの姿に関して共通理解を生むよう努力しています。授業研究の協議会は、少人数のワークショップ形式で行っています。個々の教員がそれぞれの意見を深く語ったり、多様な見方から子どもの姿について語ったりすることができるようになりました。また、このワークショップのグループの進行役を教師が交代で務めることは、教師の力量形成に直結しています。
子どもを看取る目
また、子どもたちの思考や願いに寄り添って授業の構想を立てるためには、子どもを看取る目も大切だと考えています。そうやって一人ひとりの学びの姿を観察し、語り合うことは、カトリック校として最も大事にしたい「一人ひとりを大切にする」ことでもあります。
この他にも、全教員が年に一度は学習指導案を書いて授業研究を行っています。参観できる教員が参観し、授業後に教科会などで振り返りを行います。また、授業者が授業参観した教員に、個人的に話を聞きに行くことが慣例となっています。
小学校受験新聞でカリタス小学校の紹介がご覧いただけます。
http://www.jyukennews.com/ (外部サイト)