東星学園小学校 学校インフォメーション(施設紹介/入試情報)
授業紹介
カトリックミッションスクールの特徴の一つとして、宗教の授業が毎週一時間行われます。月に一回は秋津教会の聖堂で低学年・高学年に分かれてミサを行っています。また、東星では相当以前から英語の学習をしています。現在では週に二時間行われています。
国語では全学年で(一~四年と五・六年)漢字学習のしかたを統一しようという事になって、漢字学習ノートや学習のしかたを統一するようにしています。単元テストは教材会社のテストを選択して使用しています。漢字テストなどは自作されている場合もあります。
算数に関しては、東京私立初等学校協会算数部編集の『算数問題集』を使っています。これは東京の私立学校全体で共通に使用しているものです。その他、小テストや単元テストを自作している教師が多いです。
学習の取り組み
児童は全員が同じ足並みで学習の定着ができるわけではありません。そのための補習など行うため、私は休み時間・放課後、時間のある限り教卓にいる事にしています。子供達の中から『宍塾』と呼ばれていますが、気軽に質問にこられるようにしています。やはり能動的に聞こうとする子達は短い時間内でメキメキと実力を付けていきます。放課後や夏休みなどには可能な限り補習の時間を持ちます。また、六年などは十月頃から受験に向けての早朝学習会を開いたりもします。
学習で大切な事は知識の詰め込みでは無く発見したり、探求したりする姿勢を持たせる事が大切と考えています。やる気を持つ事はすべての事柄にプラスに働くものです。自学する姿勢もつきます。子供同士でサポートし合う姿勢も造られます。
自分のクラスの事ですが、一人の子が体調を崩して一週間欠席すると言う事がありました。一週間というと算数では単元一つ分くらい学習できなかった事になります。欠席した子はやる気のある子で、友達に質問して抜けた分を自分で補っていました。勉強は教わるのでは無く、自分からつかみ取る事だと子供に教えられました。
東星小学校では希望者に年二回、中高部と連携して漢字検定、英語検定、数学検定を行っています。漢検については各クラスで十名位が受験しています。これら検定によって目標を持ち、学習を進め、合格による達成感を持つ、学習の励みの動機付けを行っています。
教師はいろいろな方法で授業を展開します。最近私は、パワーポイントを使い算数の導入をしたり、社会科の映像資料を展開したりしています。東星の各教員は、それぞれ自分のタレントを活かし、工夫した授業を行っています。
しかし、どんなに授業テクニックを持ち合わせていても、どんなに工夫を凝らしたとしても、子供と教師、保護者と教師の間に信頼関係が存在しなければ授業は成り立たないという事です。特に小さい年齢の子供達は先生が好きだからその教科が好きになるというような事が良くあります。
後期
通常の学習活動についてお話ししてきましたが、一番は学校や教師を信頼していただくこと。そして、自学するような能動的な学習活動の方向性を持たせる事が大切だと考えています。
東星はカトリックミッションスクールですから、すべての教科の中に自分が神様に大切にされている事、人を自分のように大切にする事、惜しまずに自分の才能を発揮する事の大切さが、呼びかけられていくことになります。
これが東星の学習活動の根幹と言えると思います。
東星では『強く 明るく 親切に』というモットーが各教室に掲げられています。常にこの言葉を意識し、毎日の生活をしています。
9月の学校公開情報
第2回学校説明会 2013年9月15日(土)8:40~11:30
※ホームページよりお申し込みください
学習指導と入学試験の詳細につきご案内いたします。
- 08:40~09:00 朝の会
- 09:00~09:40 公開授業
- 10:00~11:30 説明会
小学校受験新聞で東星学園小学校の紹介がご覧いただけます。
http://www.jyukennews.com/ (外部サイト)