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校長インタビュー 一人一人の可能性を最大限に引き出し伸ばすことが私たちの責務であり大きな喜びでもあります。 文教大学付属小学校 島野歩校長

まず経歴をお願いいたします

昭和63年3月、文教大学教育学部中等教育課程家庭専攻を卒業し同年4月、東京都江東区特別支援学校中学部教諭として着任しました。障害を持った生徒の発達を見守った経験はその後の教員生活に大きなプラスになったと感じています。その後平成3年4月~平成24年3月まで様々な地区の都立小学校4校に勤務しました。ほとんどの児童が中学受験をするような学校も経験し、児童や保護者の受験期の対応も経験しました。
また、学級担任時代は全国生活・総合学会、獣医学会などの幅広い活動や人脈の中で、魅力ある学級経営や授業作りに取り組みました。そのときの東京教師道場の指導者としての若手教師育成経験は、教員としてのキャリアの中でも大きな財産となっています。
平成24年4月からは北区教育委員会の指導主事として、北区の公立校(50校)幼稚園(6園)の授業を通した交流連携を、各校・園を俯瞰する立場から意欲的に推進しました。
文教大学付属小学校校長としてこれらの経験を基にした教育的活動を、子供たち、保護者と共同して実践していきたいと思っています。

文教大学付属小学校を一言でいうと

「児童一人一人を大事にする学校」ということです。子供たちの笑顔は、私たちにとってかけがえのないものです。その笑顔がますます輝くように、一人一人の可能性を最大限に引き出し伸ばすことが私たちの責務であり大きな喜びでもあります。
子供たちは自らの可能性を切り拓く力を持っています。だからこそ、子供の真の力を見つめ、子供に寄り添い学ぶ姿勢が教員には求められます。子供たちが「教えられる」ではなく自ら「学ぶ」ことを大切にして児童が楽しみながらそれを実現する、それがこそが文教大学付属小学校です。これらのことを実現し、他者を尊重しながら自らの考えを作り出し発信する人間を育てることを常に考えています。

先生方の研修はどのようにされていますか

子供たちの「学び」を可能にするためには、授業の質向上が不可欠です。そのために、より良い授業、子供たちが楽しいと感じる授業を構築し、子供たちに達成感を与える授業を作りだすことを心がけ、教職員が一致協力して校務に取り組みながらトレーニングを行っています。また、2か月に1回程度、筑波大学付属小学校などから外部講師をお呼びし授業研究を実施しています。このような仕組みの中から、教員が自発的に少人数の授業ワークショップが開かれるようになりました。
校長としては、教員自身が学び続けるという意思を持つことが大切と考えているので、このような試みが広がるよう努力したいと思っています。

小学校の特徴的な取り組みをご紹介ください

お伝えしたいことはたくさんありますが2点紹介させてください。
1点目は、9月に実施する自然体験教室で、毎年1年生から6年生まで全校児童が2泊3日で実施しているものです。これは、子供たちを学年で縦割りにして異学年での活動を体験することにより、「伝える力」を身につけ、自然体験を通して子供たちの「感性」を磨くことを大きな目的としています。
1年生の宿泊行事参加は、保護者の皆様にとって心配も多いことと思いますが、帰ってきたときの子供たちの成長を見て大きな満足感を得ていただいています。上級生は下級生の面倒を見たり、グループ活動のリーダーシップをとったりしながら大きく成長します。自然学校から帰った児童達は個々に大きな成長を遂げ、それ以降の学校生活を送ることになります。
2点目は全館図書館とする構想があります。新校舎建築に当たり図書スペースの他にも書架を多く設置し、児童が気軽に読書を楽しめるようにしました。その結果児童の読書量が劇的に増え、読解力が向上し、学力調査の「国語」のポイントが上昇しました。他に、弁論大会や文集作り、「おたよりノート」等の活動を通じ子どもたちの言語能力向上が、保護者の皆様にも実感していただけているものと思います。

放課後の児童対応についてお願いします

2年前から低学年を主な対象として「文教ファミリークラブ」を実施しています。ここ数年で教育的関心の高い共働き家庭が増えたことを受け、このニーズにお応えすべく開講いたしました。通常の授業終了後、各自の教室から校内の専用スペースに移動し、宿題等を済ませた後、児童の希望する「プラスワン(有料)」を受講します。英会話・読書・スポーツ・芸術活動から遊びまで専門の指導員が対応します。塾との提携で運営されますが、学校の教員との連絡を密にとり児童の状態等の連絡を取り合うシステムが構築されているので、安心して預けられると好評を得ています。

最後に小学校受験家庭にメッセージをお願いします

私立小学校には各校に建学の精神があり、それぞれの教育方針に沿って運営されています。保護者(在校生)は学校の方針に賛同・理解することが前提となっています。このことを基にどのような家庭の子弟に入学して欲しいと考えているかをお伝えします。
私たちは文教大学付属小学校の教育を実践するに当たり、学校や教職員だけで完成されるものとは考えていません。学校教育は、在校生保護者の協力や児童の意欲の高まりなしには成り立たないからです。このことから入学者に望むことは、「学校と共に啓(ひら)く家庭」ということです。共に学び時代を切り拓く気持ちを持ち、それぞれの良さを理解し、他者を認める心を持っていることを重要と考えています。その為には教員と児童・保護者の繋がりの大切にして、保護者はわが子のことだけでなく他の子供についても理解しようとする姿勢をもつ、こういうお考えのご家庭の子弟に入学して欲しいと考えています。

information

小学校受験新聞で文教大学付属小学校の紹介がご覧いただけます。
http://www.jyukennews.com/  (外部サイト)

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