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私立中高進学通信

2021年8月号

THE VOICE 新校長インタビュー

東京家政大学附属女子中学校

IB教育と中高大連携により
21世紀を切り拓く女性を育成

大澤 力校長先生(高校)
賞雅 技子校長先生(中学)

大澤 力 (おおさわ・つとむ)校長先生(左)
1952年、千葉県市川市出身。初等教育を10年、大学教育と研究活動を30余年経験。学校教育学博士。
東京家政大学大学院研究科長、東京家政大学子ども支援学科教授。
2021年、東京家政大学附属女子中学校・高等学校統括責任者兼高等学校校長に就任。趣味は散歩と園芸。

賞雅 技子 (たかまさ・あやこ)校長先生(右)
東京都八王子市出身。武蔵大学人文学部ヨーロッパ文化学科でフランス語を専攻。
卒業後、公立中学校で社会科の教員として教壇に立つ。
公立中学校の校長を経て、東京家政大学附属女子中学校に奉職。
2021年、東京家政大学附属女子中学校の校長に就任。趣味は山歩きとラグビー観戦。

今年は創立140周年
60年後に世界一の学校へ
建学の精神と生活信条
  1. 建学の精神「自主自律」
    「自主自律」を目標に3つの「生活信条」の実践によって未来を創造し、世界で輝く女性を育てる
  2. 生活信条「愛情・勤勉・聡明」
    「愛情~幸福な生活を創造できる女性~」
    「勤勉~生涯学び続ける女性~」
    「聡明~希望を持ち未来に活躍する女性~」

――新校長としての教育ビジョンをお教えください。

大澤
私のビジョンは建学の精神である『自主自律』と生活信条『愛情・勤勉・聡明』を核にして、本校の教育をさらに磨き上げていくことです。

入学式で私は中1生に向けて次のように話しました。

「本校は今年で創立140周年を迎えます。この伝統と実績を活かし、私は10年後の150周年には本校を日本一の学校に、60年後の200周年には世界一にしたいと考えています。その主役はみなさんです。一緒に新しい時代をつくりましょう」

こう述べると、新入生たちの目が輝き、背筋が伸びたのです。その純真さに私は感動しました。

私は玉川大学農学部で学び、同大学の創立者・小原國芳先生に師事しました。そして、小原先生のご自宅に住まわせていただき、そこから大学に通って、24時間教育を体験しました。

小原先生は全人教育(※1)を提唱しています。私は全人教育に本校の探究学習や英語教育などを合わせ、この純真な生徒たちを、21世紀を切り拓いていく女性に育てたいと考えています。

本校は、この全人教育と理念が一致する国際バカロレア(IB)(※2)の中等教育プログラム(MYP)の候補校です。現在、IBワールドスクールの認定に向けた申請段階にあります。

IB教育がめざす学習者像は「探究する人」「考える人」「コミュニケーションができる人」「信念を持つ人」「思いやりのある人」「挑戦する人」などです。これらはすべて本校の建学の精神と生活信条に相通じます。

賞雅先生と力を合わせて、生涯学び続ける『KASEI WOMEN』を育てたいと思います。

※1 全人教育…真(学問)・善(道徳)・美(芸術)・聖(宗教)・健(身体)・富(生活)の6つの価値を調和的に創造することが人間の形成に理想的であるとする教育。

※2 国際バカロレア(IB)…スイスのジュネーブに本部を置く国際バカロレア機構が提供する国際的な教育プログラム。「IB」は「International Baccalaureate」の略。「MYP」は「Middle Years Programme」の略で中学校レベルのプログラムのこと。

自分の言葉で考え
自分の言葉で伝える

賞雅
私は中学の校長として、まず、自分の言葉で考え、自分の言葉で発信できる生徒を今まで以上に育てていきたいと考えています。そこで、私は豊かな言葉とは何かをあらゆる場面で考えてほしいと生徒に話しています。

自分で考えることは建学の精神『自主自律』の第一歩です。言葉が豊かになると、自分らしい表現で相手に自分の思いや意見を伝えられるようになります。

そのためには、感性を高めることが必要です。多くの人たちと出会い、その話をじっくりと聴いてほしいと思います。大切なことは心で聴いて受け入れることです。「聴」という文字は耳偏、「心で聴く」「集中して聴く」ことが大切です。人の話を聴くことで品格が備わるのです。

本校では時々、近隣のお子さんたちをキャンパスに招待しています。秋にはドングリの実が落ちる音がかすかに聴こえます。こうした自然の小さな音を聴き漏らさず、その感動を自分の言葉で表せば、心も豊かになります。

私は中高6年間で、生徒が多くの人と深く関わり、貴重な体験を積み重ねて、自分を表現できるように、教員の指導力をさらに向上させていきたいと考えています。

――東京家政大学の教授も務められている大澤先生は、中高大連携を今後どのように展開したいとお考えですか?

大澤
大学の高い専門性やメディア情報技術、国際交流などを活用した連携を推進していきます。そして、教授陣の指導のもとで中高生の探究学習をさらに充実させていきたいと思っています。

また、中高の教員と大学の教授陣との交流も図れたらと考えています。双方がお互いに刺激し合うことで、学園全体の教育を世界レベルに引き上げたいと考えています。この強固な連携によって『KASEI』から『SEKAI』へを合言葉に『世界に通用する輝きある女性の育成』に取り組んでいきます。

教育にはロマンが必要です。本校から東京家政大学だけでなく、東京大学や京都大学、さらにはケンブリッジ大学やオックスフォード大学にも多くの生徒を送り出せたらと考えています。

[沿革]
1881年に和洋裁縫伝習所を創立。1949年、これを母体にし東京家政大学に昇格、中学校は東京家政大学附属女子中学校、高校は東京家政大学附属女子高等学校に改称。2021年、創立140周年を迎える。

(この記事は『私立中高進学通信2021年8月号』に掲載しました。)

東京家政大学附属女子中学校  

〒173-8602 東京都板橋区加賀1-18-1
TEL:03-3961-2447

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