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進学なびWEB版

熱中!部活動
仲間と夢中になって挑む日々が自分を磨き、人としての成長につながる

「樹心~人と成る~」を教育理念とする同校において、クラブ活動は楽しいものであると同時に、自らを磨く大切な機会の一つでもあります。
心から夢中になり、目標達成に挑むプロセスで得られるものの大きさは計り知れません。
今回は、ホッケー部と競技かるた部の部員たちに、競技の魅力や自らの成長について、お話をしてもらいました。

公開日2026/10/2
ホッケー部
高3・Aさん

ホッケー部男子キャプテン。クラブ見学での「努力次第で誰でもスタメンを狙えるよ」という先輩の言葉が入部の決め手。「ホッケーはあくまで課外活動」という部の方針に沿って、勉強では通学時間も活用し、成績をキープしている。

高3・Kさん

ホッケー部女子キャプテン。ホッケー部の先輩を見た第一印象は「かっこいい!」。その強い憧れから入部を決めた。「ホッケー部で磨いた精神力と集中力で、定期考査前には追い込みをかけます。そういう意味でも、ホッケーをやっていて本当によかったなと思います」。

「強豪ひしめく近畿大会突破を目標に、練習に励んでいます!」

ホッケーの魅力や部の雰囲気を教えてください。

Kさん
「チームで戦っている」という実感が得られるところです。以前やっていたバスケットボールでは、個人技でシュートまでもっていくことが可能でしたが、ホッケーはコートも広く、全員でパスを回さなければシュートにはたどり着けません。その中で自然とチームワークも高まります。男女それぞれ20名以上の部員がいますが、初心者が多く、女子の経験者は一人。わからないことがあれば経験者に教えてもらいながら、皆でスキルを高め合っています。
印象に残っているのは、高1のウインターリーグでの、全国1位のチームとの試合。試合中も一体感があって、1クオーターごとに強くなっていく姿に、「私たちももっと頑張らなければ」と感じた瞬間でした。

Aさん
初心者が多いからこそ、努力次第で誰でも試合に出られるところがホッケーの大きな特徴。大会ごとにメンバーは入れ替わり、前の大会で出場の機会がなかった人も「次こそはスタメンに!」という思いで練習に臨むので、いい意味で、競い合う雰囲気があります。中学生の部員と合同練習したり、教える機会もあります。
ホッケーはスティックと硬いボールを使うスポーツ。スピードに乗ってドリブルで相手を抜いたときや、シュートを打ったときの気持ちよさは格別です。
高3進級前の春休みに行った2泊3日の合宿が思い出深いです。コテージに泊まったり、バーベキューをしたり、楽しかったのはもちろんですが、何より心に残っているのが、強豪校との練習試合。朝から晩まで試合をするのですが、相手チームの監督からもアドバイスをいただきながら、どうすれば守りながら1点を取れるのかを皆で考えました。皆が「チームをレベルアップさせよう」という一体感のもと行動し、達成感のある合宿でした。

ホッケー部での活動を通して得たものは?

Aさん
キャプテンを務めたことで、周りを見て行動できるようになりましたし、どうすれば部員がついてきてくれるのかを考えるようになりました。合宿で感じたような一体感を維持することがキャプテンの役割だと思っています。僕自身が熱量を持つこと、練習中とそれ以外の時間のメリハリをつけることを大切にしています。また、信頼できる顧問の先生との出会いも大きいです。大谷では先生との距離が近く、何でも親身になってくださるので、心を開いて相談することができました。

Kさん
ホッケーは体力を要するスポーツですし、特に1・2年生は無理をしてしまいがちです。休みやすい雰囲気づくりや、無理していると感じた部員への声かけを心がけてきたので、広い視野で全体を見られるようになったかなと感じています。そうするうちに気づいたのが、何でも一人で背負いこむのではなく、「人に頼る」ことの大切さ。自分も頼ってもらえる存在になれるように、練習や些細なことにも、きちんと取り組むようになりました。

2026年度、近畿大会では男女ともベスト4入りを果たしましたね。

Aさん
高3にとっては近畿大会が最後の試合になるので、笑顔で終われるように、全力を尽くそうと決めていました。無事達成できてうれしいです。

Kさん
大会に向けては、「悔いが残らないように」という思いで練習に励みました。後輩たちにはさらなる上を目指してほしいと思います。

競技かるた部
高2・Tさん

姉と一緒に遊びながら百人一首を覚え、小学校の時に競技かるたの世界へ。その時の友だちが大谷の競技かるた部に入部したことが、大谷を志望するきっかけに。勉強と両立させるため、定期考査前の準備は早めにスタート。自主練習に毎日取り組むことで、札への反応や “払い”などのスキルをキープ。

高3・Kさん

競技かるた部キャプテン。友だちの誘いをきっかけに、小3の時に競技かるたを始めた。「札には3日に2日は触れたい」そうで、定期考査前は勉強とのバランスを取りながら自主練習に取り組んでいる。

京都府の選抜メンバーも所属する強豪部 「目標は全国大会団体戦での優勝です!」

お二人とも小学校時代から競技かるたを始められたそうですが、どのようなところが競技かるたの魅力ですか?

Kさん
性別や年齢に関係なく、実力を伸ばせるところです。未経験から始めて1年くらいで最上位のA級に上がれる人もいます。

Tさん
大会では同じ級同士で戦うので、1回戦から大学生や社会人と対戦することも。年齢は関係ないとは言いつつ、年上の方に勝てたときは、とてもうれしいです。

Kさん
大谷の競技かるた部は経験者も少なくありませんが、ライバルというよりは「一緒に実力アップできるように頑張ろう」という雰囲気で活動しています。上達すればするほど楽しさや奥深さを感じます。部の目標は、全国大会の団体戦で優勝すること。個人戦は静かですが、団体戦では、札を取れば「ナイス!」と称え、厳しい局面では仲間が落ち着けるように励ますなど、互いに支え合います。そうした一体感の中で戦えるのは、個人戦にはない魅力です。試合前には円陣も組みます。

Tさん
2025年度の京都府予選で、優勝校1校しか全国大会に行けないという状況で、強豪校との決勝戦に臨んだときのことを覚えています。緊張しましたが何とか勝利することができました。

Kさん
他校の強さはよく知っているので、2026年度の京都府予選もすごく緊張しました。でも大谷は、いざ試合が始まると練習よりも声が出るし強いんです(笑)。2026年度は京都府予選の上位2校が全国大会出場権を得られましたが、優勝し、第一代表として全国大会に臨むことができました。

競技かるたを通して、自分自身に変化はありましたか?

Kさん
競技かるたを始めた小学生の頃は、自分が強くなることだけを考えていればよかったのですが、部活動に入り、さらに部長になってからは、団体戦で勝つために、どうすれば皆のモチベーションを高められるか、どのような練習をすればよいのかを考えるようになりました。周りを観察する力が身についたかなと思います。

Tさん
メンタルが鍛えられました。団体戦と違って個人戦は1時間超、一人で黙々と戦います。札を連続で取られても何も言えないし、誰かから声をかけてもらうこともないので、精神的にボロボロになることも。その中で気持ちを切り替え、勝利を勝ち取る経験を通して、強くなれたのかなと感じます。

Kさん
同感です。小学校の時なら泣いてしまっていたような場面でも、今は泣かずに乗り切れるようになりました。

最後に、これからの目標を聞かせてください。

Tさん
個人戦でも団体戦でもよりよい結果が得られるよう、頑張っていきたいです。

Kさん
競技かるたはさまざまな大会が開催されており、他校にも友だちができます。大会でそういう友だちに会い、刺激を受けることで「続けたい」という気持ちが高まりました。大学進学後も競技かるたを続けていきたいと思っています。

大谷中学・高等学校

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