2022年度 30周年を迎える
開智中学校・高等学校
最寄りのJR阪和線「六十谷(むそた)」駅から徒歩5分。
快速電車も停車するため、実は大阪市内(天王寺)からも1時間程度という好アクセス。
『APYLC』とは、アジア・オセアニアから6カ国の代表校が集い、世界の諸問題についてディスカッションをするなど英語でコミュニケーションを取りながら、次世代のリーダーとして成長していく高校生の国際サミットです。開智が開催校となった第4期『APYLC 2021』(8月17日〜20日)は、新型コロナ感染症対策のため初のオンライン開催となりましたが、生徒たちはZOOMを中心としたICT機器を活用しながら、他国の高校生たちと非常に有意義な意見交換をすることができました。
大会テーマ「Embracing Unity, Valuing Diversity」とともに掲げた今回のサブテーマは「和」。日本人の国民性である「協調性」「相手を気遣う気持ち」のような“和の心”を、他国の若者に感じてもらい、日本の若者にはその大切さを再認識してほしい、将来の国際社会を担うYoung Leaderたちが日本の心である「和」をもって異文化を受け入れ、自国文化と調和・融合させて新しい価値観を創造してほしいという思いが込められています。さらに日本文化体験として、風呂敷や落語を紹介。4日間を通じて“和の心”をしっかりと伝えることができました。
APYLC参加メンバー
・Food Waste and Loss「食品ロス」
・Ensuring equitable quality education「教育の平等」
・Countermeasures to help combat Covid-19「新型コロナ感染症対策」
・Coexistence in a Super Aging Society「超高齢化社会との共存」
・Harmony with Artificial Intelligence「AI(人工知能)との調和」
・Future Disaster Prevention「未来の防災」
『グローバルリーダー研修』は、ディスカッションやワークショップを通してグローバルリーダーシップを培う教育プログラム。2020年度はオンラインでの実施でしたが、今回は留学生や外国人講師を招いての対面での実施が実現。12月23日〜27日の5日間で44名の生徒が参加し、LeadershipやMy identity, Positive Thinkingなど、普段の授業では考えることのできないテーマを題材に、多様なバックグラウンドを持つ留学生と意見交換をする何事にも代え難い経験となりました。
最終日には参加者一人ひとりが「自分の強みは何か」「グローバル社会で活躍するために今しておくべきこととは」などの内容でプレゼンテーションを行い、保護者の前で5日間の成果を報告しました。
2021年11月に、提携する英国の名門校ダートフォードグラマースクール(DGS)と、時差9時間を上手く調整してZOOMで交流を行い、中等部4年・5年、高校1年・2年から代表で30名が参加。普段の英語授業やOnline Speaking Trainingで身につけた表現を最大限に使いながら積極的にコミュニケーションを図り、お互いの国の文化紹介や、コロナ後の学校生活、将来の夢についてなどを共有し合った充実の時間となりました。交流後はInstagramやTwitterなどで連絡先を交換。コロナ禍のために互いに訪問できない日が続いていますが、会える日を心待ちにしながら、生徒たちは日々、英語力を磨いています。
オンラインZOOM交流
Online Speaking Training