私立中高進学通信
2026年神奈川版
未来を切り拓くグローバル教育
横浜創英中学校
グローバルとサイエンス
自分の「問い」を見つけ、深める力を育む
学校での学びが社会につながる、PBL型の授業を実践しています。
科学的思考で社会に貢献する「サイエンスコース」と、未来につながる実践的なスキルを身につける
「グローバルコース」。2コース制で実践する革新的な学びについて、担当の先生方にお話を伺いました。
社会とつながる
革新的教育を展開
中1の『トップランナー授業』には、サイエンスコースとグローバルコースの生徒が共に参加します。さらに、各コースで展開されるプロジェクト活動や個人探究には、企業や各界のトップランナーといった多彩な協力者が参画。学校という枠にとらわれない、実学的な学びを実践しています。
横浜創英では、これからの社会を生きる力を育むべく、既存の枠にとらわれない教育改革を進めています。2020年度からは教育課程の刷新に着手。生徒自身が課題を見つけ、その解決に取り組む課題解決型授業を中心に据え、第一線で活躍する専門家による『トップランナー授業』や『ミライ探究』、そして21世紀型スキルの習得をめざす『4C(※)スキル研修』など、教科横断型のプログラムを展開しています。こうした学びを通じて、生徒たちは実社会に直結する視点やスキルを自然と身につけていきます。
2025年度からは、中学入試の段階で『サイエンスコース(2022年度より先行導入)』と『グローバルコース(本科コースを再編)』のいずれかを選択できる新たな教育体制が本格スタートしています。
2つのコースの違いは、主に週2コマの総合的な学習の時間で行う探究学習の手法にあります。サイエンスコースは科学的思考を大切にしながらテーマを自ら設定し、グローバルコースは与えられた課題に対しグローバルな視点で、探究を進めていきます。
どちらのコースも中1では『トップランナー授業』と呼ばれる外部協力者の講演会を通じて、「かっこいい大人」との出会いを数多く経験。これにより、探究のテーマや将来のロールモデルとしての生き方の幅を広げていきます。
※4C…「Creativity(創造)」「Communication(対話)」「Collaboration(協力)」「Critical Thinking(分析的思考)」の頭文字を取ったもの
科学的思考で問いを深める
サイエンスコース
理科/猪又滉史先生
「サイエンスコースの最大の特長は、中高6年間をかけて一人ひとりがオリジナルの研究に取り組む個人探究にあります。入学後、まず中1の3学期までに、自らの興味・関心をもとに長期探究のテーマを設定します。その土台となるのが、毎週2コマの『総合学習』で展開される『トッププランナー授業』です。各分野で活躍するプロフェッショナルを講師に招き、刺激的な出会いを通じて視野を広げていきます。
中2からは本格的な探究活動に向けて、論文やデータベースの読み解き方、グラフ分析など、アカデミックなスキルもていねいに習得していきます。
中3では、成果をプレゼンテーションやレポートという形で発信する力『サイエンスコミュニケーション力』を磨いていきます。
研究テーマは理系に限らず、社会・文化・芸術分野まで幅広く多様なテーマが並ぶのもこのコースの特色です。生徒の興味を出発点に、教員のみならず、卒業生など外部の支援者も多面的に伴走し、深い学びへと導いていきます。例えば、企業にアポイントメントを取るメールを自分で書いてみるなどの実践的な作業も大切にしています。
サイエンスという名称にとらわれず、科学的思考を軸に、自らの問いに向き合い続ける姿勢を育てるコースです。理系・文系にこだわらず、進路も多様。すでに高1となった1期生たちも、それぞれの探究テーマを活かし、幅広い進路を描いています」(キャリア支援部・理科/猪又滉史先生)
世界とつながる力を育む
グローバルコース
国語科/前川智美先生
一方のグローバルコースでは、実社会とのつながりを意識した実践的な探究に力を入れています。
「探究はグループでのプロジェクト型探究を中心に、企業や専門家と協働しながら進行していきます。生徒同士が対話し、互いの視点を取り入れながら課題解決に挑むスタイルです。
2024年度には、コース本格始動に先駆けて、中2・中3生による縦割りグループでプロジェクトに取り組み、『プロジェクトフェスタ』で発表もしました。中2生は与えられた課題を中3生と協力して解決し、その経験を経て、翌年度には自ら課題を提案し、後輩を導いていく立場へと成長していきます。金融教育やロボティクスの企業と連携したプロジェクトもあり、社会とつながるリアルな学びを通じて、他者と協働する力を養います。
『プロジェクトフェスタ』では、今までの探究の成果を多くの方に発表し、自分の研究内容をより深めていきます。グローバルコースでは、中2・中3生による縦割りグループでプロジェクトに取り組みます。
中3になると、これまでの積み重ねをもとに、生徒自身が課題を設定し、企業や専門家にプロジェクトを提案して取り組む探究に挑戦します。中学から高校へ上がるにつれて商品開発や地域活性化プロジェクトへの参画、JICAなど国際機関との連携も視野に入れています。
将来的にはサイエンスコースの生徒がグローバルコースのプロジェクトに参加して、互いに学び合うなど、分野や枠に縛られず、生徒たちの学びが自由に広がっていく仕組みを整えていきます」(国語科/前川智美先生)
同校がめざすのは、学校での学びがそのまま社会へ、未来へと続いていく教育です。日々の問いかけや挑戦が、いつしか世界とつながり、自分自身の未来を切り拓いていく---。そんな可能性を秘めた教育が始まっています。
どちらのコースもビジョンは「社会問題を解決する」こと。
より良い社会を創っていくための「当事者意識」を育てるために、中学では自律的に学ぶ基礎を身につけ、
高校では豊富な自由選択科目から自分自身のカリキュラムを創っていき、進路実現をめざします。
(この記事は『私立中高進学通信2026年神奈川版』に掲載しました。)
横浜創英中学校
〒221-0004 神奈川県横浜市神奈川区西大口28
TEL:045-421-3121
進学通信掲載情報
PICK UP!!
紹介する学校
- 『探求コース』で育む社会実践につながる発想力と行動力アレセイア湘南中学校
- 中学から始まるフランス語学習 英仏複言語教育が広げる可能性カリタス女子中学校
- 多角的視点と深い思考力を育てる教科横断型授業『シルクプロジェクト』鶴見大学附属中学校
- 知性を善く用いるひと、学び続けるひとを育てる 横須賀学院の正統と真正を目指す探究学習横須賀学院中学校
- 「人間の尊厳」を土台に世界とつながり平和に貢献する国際人を育てる聖園女学院中学校
- 多文化に触れて広がる学びと未来の可能性森村学園中等部
- 「自分」を知り「隣人」を愛し社会に貢献する人を育てる横浜女学院中学校
- グローバルとサイエンス 自分の「問い」を見つけ、深める力を育む横浜創英中学校
- 生徒の興味・関心を引き出す授業と何度も行う小テストで飛躍のための土台作り横浜翠陵中学校
- オープンキャンパスに来て入学を決めました関東学院中学校
- 学年を超えて支え合いより良い学校づくりに挑戦!湘南学園中学校
- SEEでの気づきと成長 一歩踏み出すことから広がる世界湘南白百合学園中学校
- 仲間を尊重しながら自分たちでつくる聖セシリア女子の部活“道”聖セシリア女子中学校
- 学んだことの全てが未来に活かされる母校桐光学園中学校
- 自分の学びを自らデザインする新カリキュラム「SDL(Self-Driven Learning)」神奈川学園中学校
- 海外大学との教育連携を拡大中「世界の中で主体的に生きる力」を育てる関東学院六浦中学校
- 「どう生きるか」を重視する進路指導と学びが自然と日常になる環境づくりサレジオ学院中学校
- 自分の言葉で学校の魅力を伝えたい!生徒主体の「生徒広報委員会」がスタート日本大学藤沢中学校
- 多彩な学び・部活動・国際性・地域連携で「唯一無二の学校」をめざす横浜富士見丘学園中学校
- 世界を知り、対話を重ねて 人の痛みに寄り添える自分へ清泉女学院中学校
- 推薦にも一般選抜にも強い 論理的思考力が支える進路実現北鎌倉女子学園中学校
- 『探究』の学びを深め東大に合格 教育の柱が大学受験の支援に自修館中等教育学校
- 中高大連携プログラムと 捜真Vプロジェクトで進路実現へ捜真女学校中学部
- 6年間で進学先の詳細を伝え 医学部や航空操縦学専攻合格へ東海大学付属相模高等学校中等部
- 夢の実現に導く手厚いサポートで 大学入試の先の人生をより豊かに藤嶺学園藤沢中学校
- 基礎力の強化と綿密な進路設定が満足度の高い進学実績を生み出す武相中学校
- 一人ひとりに合ったフレキシブルな指導で 夢を実現するための大学選びと合格をサポート山手学院中学校



