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私立中高進学通信

2026年神奈川版

Students' Chat Spot

桐光学園中学校

学んだことの全てが
未来に活かされる母校

 旧帝大や早慶、医学部に数多くの生徒を送り出している桐光学園。そんな同校で文武両道に励みながら、この春、一橋大学法学部に進学したK・Bさん(※)と、筑波大学医学群看護学類に進学したI・Rさんにお話を聞きました。

※Kさんはカナダにあるトロント大学にも合格。海外の大学は9月入学のため、同大への進学も検討しています。

K・Bさん(一橋大学法学部1年)

「思い出に残っている行事は体育大会です。優勝に向けてクラスの絆が一段と強まっていき、仲間の大切さを改めて知ることができました」

I・Rさん(筑波大学医学群看護学類1年)

「最も印象に残っている行事は『ケンブリッジ大学リーダーズ研修』です。イギリスの歴史や文化にも触れ、視野が大きく広がりました」

桐光学園に入学したきっかけは?
「桐光学園は、一人ひとりの可能性を、先生方や仲間が大きく広げてくれます」

Kさん
僕は中2の夏にアメリカから帰国し、帰国生向けの編入試験を受けて桐光学園に入りました。シカゴには家族と小4の時から暮らしていて、現地校に通い、土曜日だけ日本語の補習校に通っていました。現地校では友人たちと英語で会話をしていたため、小6の時に海外受験で英検1級に合格できました。

桐光学園を選んだのは、帰国生の多さと、英語の取り出し授業で英語力をさらに磨けると思ったからです。また進学実績も高いので、仲間と切磋琢磨してトップレベルの大学に進学しようと思ったことも理由にありました。

僕は小学生からサッカーを続けていたので、桐光学園ではサッカー部に入部しました。部員たちとすぐに親しくなり、クラスのみんなとも打ち解けることができましたが、現地校では日本の歴史を習っていなかったので、社会科の授業に追いつくのは苦労しました。歴史上の著名人の名を聞いてもイメージが湧かなかったのです。古典や漢文の授業はそれ以上に難しく感じられましたね。しかし、先生方の熱心なご指導によって少しずつ理解できるようになり、中3で特進クラスの『SAクラス』に入ることができました。

Iさん
私は高校から入学しました。中学では吹奏楽部に入っていたため、野球が強いこの学校の吹奏楽部で試合の応援をしたいと思ったんです。吹奏楽部では金管楽器のユーフォニアムを担当していました。

法学部や看護学類を進路に決めた理由は?

Kさん
弁護士か外交官になりたいと思ったことが、法学部を選んだ理由です。弁護士は法律への興味から、外交官は国際情勢に関心があり、得意な英語を活かせると考えたからでした。

Iさん
幼少期から人の役に立てるような仕事に就きたくて、入学当初は先生になろうと考えていたんです。

でも、ある本を読み、都市部から遠く離れた地域では、看護師が患者さんやその家族と深く長く関われることを知って感動し、僻地医療に携わる看護師を目標に定め、看護学科へ進むことにしました。

合格に向けてどんな努力をしましたか?

Kさん
部活動と勉強の両立です。僕は、高校から高体連には所属していませんが、もうひとつのサッカー部ともいえる『FC川崎栗の木』という、桐光学園の生徒が多く在籍するクラブチームに入りました。平日は毎日練習があります。一橋大学には一般選抜で受験しましたが、共通テストは入試科目が多いので、日々の積み重ねが重要になります。しかし、練習を終えてからの勉強時間だけでは足りません。そのため、授業を集中して聞き、内容をしっかり吸収するよう努めました。

高3でクラブチームを引退してからは、本格的に受験勉強に励みました。役立ったのは放課後の通常講習や夏休み中の夏期講習です。受講することで実力が養われました。

進路で迷っていた時、先生方は親身になって僕の話を聞き、的確なアドバイスをくださいました。中2から高3まで僕を支えてくださった先生方には、感謝の気持ちでいっぱいです。

Iさん
私は学校推薦型選抜で受験しましたが、一般選抜も視野に入れて共通テストに向けた勉強も並行していました。

学校推薦型選抜には、普段の成績と志望理由書の提出、そして小論文と面接試験が課せられています。志望理由書と小論文に関しては、先生方に数カ月をかけて何度も添削していただきました。

また桐光学園では、医学部や看護学部受験に向けた小論文講習が例年設定されるほか、私たちのニーズに応じて医歯薬看護系をめざす生徒に向けたサポートも用意されるので、それを担当する先生方に繰り返し面接の練習をしていただきました。さらに私と同じように国立・私立大学の看護学部を一般選抜や学校推薦型選抜で受験する仲間たちとも励まし合いながら、面接の練習を頑張りました。

本番の面接では、提出した志望理由書をもとに大学の先生方から「僻地医療に携わりたい理由」「大学入学後、学業以外で最も楽しみにしていること」などを聞かれました。何度も練習を重ねていたので、リラックスして答えることができました。

小論文には、英文を読んで日本語で答える問題も出題されます。英文では「オンラインゲームの利用時間を制限した条例に基づく、その成果と幼少期における親の影響」についての問題が出題されました。桐光学園の先生方による手厚い指導のおかげで、時間内に仕上げることができました。

母校での学びは今、どう活かされていますか?

Kさん
勉強とサッカーを両立させ、目標とする大学に進学できたことで、諦めずにやり遂げる心と姿勢が養われました。そこで、大学でもサッカーを続けようと決め、一橋大学の体育会サッカー部に入部しました。

弁護士になるには司法試験に、外交官になるには人事院や外務省の採用試験に合格しなければなりません。どちらも険しい道のりですが、サッカーにも力を注ぎつつ、この目標を達成するために母校で培った最後まで諦めない心で挑戦したいと思っています。

「『輝緑祭』や定期演奏会で、後輩たちの演奏をぜひ聴いてください」

Iさん
桐光学園の文化祭『輝緑祭』では毎年、吹奏楽部の演奏会が校内のアリーナで開かれます。私はこの演奏会の実行委員長を務めました。吹奏楽部には約120名もの部員が在籍しています。部員たちの目標は十人十色で、勉強を優先したい生徒もいれば、他部の応援に力を入れたい生徒もいました。こうした部員たちの気持ちを、演奏会に向けてひとつに束ねていかなければなりません。しかもリーダーを務めるなんて、私にとって生まれて初めての経験です。

そこで、まず私は一人ひとりの声に耳を傾け、傾聴力を鍛えるようにしたんです。しっかりと話を聞いたうえで自分の考えや意見を伝えれば、気持ちは必ず伝わるはずです。この傾聴力を大切にして、将来、患者さんやそのご家族にも寄り添える看護師になりたいと思っています。

「進路座談会」
東京大学をはじめとする大学に入学を果たした卒業生が集まって、
中高時代の体験を語る『進路座談会』の様子。
KさんとIさんも登壇しました。

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