Oops! It appears that you have disabled your Javascript. In order for you to see this page as it is meant to appear, we ask that you please re-enable your Javascript!
LINEで送る

スクールポット中学受験版 - 首都圏版学校情報検索サイト スクールポット中学受験版 - 首都圏版学校情報検索サイト

X フェイスブック

私立中高進学通信

2026年8月号

中学入試のポイント

狭山ヶ丘高等学校付属中学校

基礎力の定着度を測り
「伸びる生徒」を見極める

 民間の学力推移調査での「学年全体の偏差値上昇」において、県の最上位を誇る同校。入試においても、「継続して努力できる生徒が伸びる」という信念のもと、基礎力を重視した出題がされています。具体的な出題傾向などを、渉外部長の渡邉圭輔先生に伺いました。

小学校教育課程の
基礎力定着を重視

「入試は、国語・算数・理科・社会科の4科受験、国語・算数の2科受験、算数の1科受験という3パターンで実施しています。どのパターン・教科でも、小学校教育課程での基礎力の定着度合いを重視しています」(渡邉先生)

 中学入学後に学力を伸ばし、難関大学の入試に向けてしっかり頑張っていくためには、全教科の基礎的な学力を入試時点で身につけていることが大切です。そのためには、日頃からコツコツと真面目に努力を継続できる資質が求められます。

 同校には、「ひらめきやセンスで解答を見い出せるが地道な継続が苦手な子より、コツコツ努力できる子のほうが最終的には伸びる」という信念があり、入試でも求める資質を見極めるような出題になっています。各回の受験で特待生の選考(4科受験の合計得点率80%を目安に認定)がありますが、特待生専用の問題を用意するのではなく、全受験生に同じ問題を課し、各教科まんべんなく学んできた生徒を認定しているのも同様の考えに基づいています。

 入試問題における教科ごとの出題意図や傾向、さらに対策のポイントを教えてもらいました。

各教科で基礎力を
測る出題を実施

「国語は、論理的文章・文学的文章・読解問題と知識分野の大問3題構成です。文章問題では、内容を正確に読み取る力が試されます。漢字の読み書きや慣用句・四字熟語などの配点が高いですが、受験に向けて基礎的な対策を十分に行ってきたかを試すとともに、中学で重点的に指導するポイントなので、そこへの適応力を測る意図もあります」

 対策としては、文章の段落ごとの「重要点」を読み取る練習とともに、漢字や言葉の意味を確認しながら知識量を増やしていくとよいそうです。

「算数は、大問5題、小問14〜20題で、複雑な計算問題はありませんが、『還元算』『速さの三公式と比』『平面図形』などは頻出です。基礎的な問題の配点率が高いので、それらを確実かつ素早く解答する力が求められます」

 基礎力をつけたうえで、いろいろな学校の過去問にあたり、問題文の表現に慣れておくとよいそうです。

「理科は大問4題で、多いように感じるかもしれませんが、基礎レベルの問題が多いので、しっかり勉強していれば高得点が可能です。物理分野の問題はやや難易度が高いので、生物・地学分野の問題で確実に得点することが重要になります。観察や実験操作が取り上げられることもあるので、頭での理解だけでなく、実際に観察・実験をした経験が生きるでしょう」

 教科書の勉強を軸に、疑問に思ったことは調べてみる、基本レベルの問題集で知識を定着させるなどの対策が有効とのことです。

「社会科は大問が4〜5題で小問が約40問、大問のうち歴史が2題と比重が大きいです。これは、高校での学習や大学入試などを見据えた配分です。全て教科書レベルの基本的な設問が中心です」

 資料の情報を読み取る出題が多く、過去問で出題傾向に慣れておくとよいそうです。また、政治の問題では時事問題がメインとなるので、新聞などで社会の流れを意識しておきましょう。

 同校では、2026年度入試から「資格検定優遇制度」を導入しています。英検・数検・漢検の各4級以上を取得していると、入試での得点に加点される制度です。

「資格優遇というと英検を活かせる入試が多いですが、それ以外の国語や数学にも力を入れてほしいという本校からのメッセージです。また、受験は当日の一発勝負なので、検定に向けた日頃の努力と成果を入試で見せてほしいという思いもあります。予想よりも多くの受験生がこの制度で合格を獲得していますね」

進学通信 2026年8月号
紹介する学校
共学校 共学校   女子校 女子校   男子校 男子校
この号のトップに戻る 進学通信一覧を見る
ページトップ