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私立中高進学通信

2026年7月号

未来を切り拓くグローバル教育

浦和実業学園中学校

教頭先生と行くマレーシア!
短期留学が世界への第一歩に

2025年7月に1週間の日程で行われたマレーシア短期留学。観光・ホテル経営分野で世界16位にランクインする名門テーラーズ大学や、オーストラリアに本校をもつウーロンゴン大学マレーシア校を見学。充実した教育環境を前に、海外で学ぶイメージを深めました。

2025年7月に1週間の日程で行われたマレーシア短期留学。
観光・ホテル経営分野で世界16位にランクインする名門テーラーズ大学や、
オーストラリアに本校をもつウーロンゴン大学マレーシア校を見学。
充実した教育環境を前に、海外で学ぶイメージを深めました。

 生きた英語と異文化に触れる1週間のマレーシア短期留学を初めて実施した同校。
 引率した教頭・穴澤良幸先生に、このプログラムの意義と生徒の成長について伺いました。

初留学を学校がサポート!
企画の目的と充実の行程
教頭/穴澤良幸先生教頭/穴澤良幸先生

 ネイティブの先生が副担任につき、英会話だけでなく、体育や美術などの実技科目も英語で学ぶ『イマージョン教育』を実践している同校。生徒たちは中学入学直後からネイティブの先生と触れ合い、「英語に浸る」日常生活を送っています。

 2022年度からは、海外留学・進学支援プログラム『SAP(Study Abroad Plus)』を展開。留学経験者を招いた講演会や、1年間の長期留学者へのサポートを通して、海外を視野に入れた進路意識を積極的に育んでいます。

 2024年度の『セブ島語学研修』に続き、海外への“足がかり”として企画されたのが、2025年度の『マレーシア短期留学』です。

「中学時代から留学を体験させたいと思っても、ご家庭で留学エージェントを選ぶのはなかなかに難しいものです。そこで、学校が留学エージェントとタッグを組み、教頭の私が直接引率することで、安心して短期留学に挑戦できる環境をつくろうと考えました。中学生という多感な時期に世界を見ることで、『将来は海外の大学で学びたい』といった大きな目標をもつきっかけにしてほしいというねらいがあります。英語を学ぶだけでなく、世界ランキング上位の大学を訪問したり、現地の伝統工芸や農業なども見学したりする、本校オリジナルの内容です」(教頭/穴澤良幸先生)

 滞在先のマレーシアは多民族・多宗教が共存しており、著しい経済成長を遂げています。首都・クアラルンプールまでは約7時間のフライトで時差も少なく、治安も比較的良好です。中1から高2までを対象に定員30名で希望者を募ったところ、中2生が最も多く参加しました。

「自分の英語が通じた!」
生徒たちの変化と保護者の安心

 1週間の滞在中、生徒たちは失敗を恐れずに英語でコミュニケーションを取り続け、大きく成長したようです。

「一番の収穫は、自分の英語が『通じた』『話せた』という自信です。食文化や環境の違いを体験し、自身の海外での適応力を知る機会にもなりました。未知のものにネガティブな反応を示すのではなく、現状を受け入れて乗り越える力を身につけた生徒も多く見られました」

 研修期間中は毎日、穴澤先生が現地から写真入りのレポートを保護者向けに配信し、生徒たちの様子を伝えました。このレポートが大変好評で、「子どもの様子がわかり、本当に安心できた」「親元から離れて生活し、大きく成長したように感じる」など、感謝の声とわが子の成長を喜ぶコメントが多数寄せられました。

 参加した生徒たちは、学習全般への意欲が高まっただけでなく、学校説明会へのボランティア参加など、さまざまな活動へより積極的に取り組むようになったといいます。

マレーシアの大学と提携へ
海外進学の今後の展望

 同校はマレーシア短期留学を、中・長期海外留学や海外大学進学へのステップとして位置づけています。研修中、現地の大学で学ぶ日本人留学生と対面する機会を設けたのは、海外進学のイメージをもたせる意図もあり、実際2026年5月に同校は、マレーシアでトップレベルの大学と提携を結んでいます。

「将来、この提携大学への直接進学も視野に入ってきます。これを機会に、生徒たちが具体的な進路を描けるようになってくれれば」と、穴澤先生は期待を膨らませています。

 マレーシアをはじめとする成長著しいアジアの国々を自身の目で確かめる経験は、グローバル教育としてだけでなく、生徒の進路選択においても大きな影響を与えることでしょう。

ショッピングしながらの英語レッスンも!
英会話レッスンを軸にした充実の1週間
マレーシアの首都クアラルンプールの名所やチャイナタウン、伝統的な染め物「バティック」の工房を巡り、多文化を肌で感じます。マレーシアの伝統的な「ろうけつ染め」である「バティック」の工房では、自分たちでトートバッグの染め付けにチャレンジしました。マレーシアの首都クアラルンプールの名所やチャイナタウン、伝統的な染め物「バティック」の工房を巡り、多文化を肌で感じます。マレーシアの伝統的な「ろうけつ染め」である「バティック」の工房では、自分たちでトートバッグの染め付けにチャレンジしました。
ショッピングモールで現地の人に直接英語で話しかける、実践的なフィールドワーク型レッスンにチャレンジ。講師の先生と一緒に教室を飛び出し、このミッションの達成に奮闘します。ここで「自分の英語が通じた!」と感じる生徒も多かったそうです。ショッピングモールで現地の人に直接英語で話しかける、実践的なフィールドワーク型レッスンにチャレンジ。講師の先生と一緒に教室を飛び出し、このミッションの達成に奮闘します。ここで「自分の英語が通じた!」と感じる生徒も多かったそうです。
英会話レッスンは、現地の語学学校のプログラムを利用。少人数のグループによる楽しいレッスンです。普段からイマージョンで学んでいることもあり、リラックスして臨めました。英会話レッスンは、現地の語学学校のプログラムを利用。少人数のグループによる楽しいレッスンです。普段からイマージョンで学んでいることもあり、リラックスして臨めました。
現地の国際大学・ウーロンゴン大学マレーシア校を訪問。私立中高も訪問し、現地の生徒との交流を深めました。さらに、現地の大学に通う日本人留学生との交流会(写真)も行われています。現地の国際大学・ウーロンゴン大学マレーシア校を訪問。私立中高も訪問し、現地の生徒との交流を深めました。さらに、現地の大学に通う日本人留学生との交流会(写真)も行われています。
参加生徒インタビュー
言葉や文化を超えた交流を体験
英語への苦手意識を克服
N・Kさん(中3)N・Kさん(中3)

 セブ島語学研修に参加した友達から話を聞き、親の勧めもあって、マレーシア短期留学に参加しました。英語への苦手意識を克服したいという思いと、友達が一緒なら心強いと思ったことも背中を押してくれました。

 英語のレッスンはとても楽しく、ショッピングモールで「AからZから始まる単語」を探すゲーム形式のレッスンもありました。現地の中学生とグループでミニ動画を制作したことも楽しい思い出です。

 特に印象に残っているのは、郊外にあるドラゴンフルーツ農園を見学し、おいしいご飯をふるまってもらったことです。言葉や文化が違っても、みんなでワイワイ楽しむ気持ちは同じだと気づきました。

 帰国後は「英語が楽しい」と思えるようになり、苦手意識がなくなりました。ネイティブの先生にも自分から話しかけるようになり、成長を実感しています。この経験を活かし、次は中3のオーストラリアへの留学に挑戦したいです。


生きた英語と異文化に浸る
大満足の7日間
Y・Mさん(中3)Y・Mさん(中3)

 昨年参加したセブ島の語学研修がとても楽しく、現地の食事や同世代との交流が素敵な思い出になりました。今度は違う国も見てみたいと思い、申し込みました。セブ島での経験があったので、不安よりも「意外と何とかなるかも」というワクワク感のほうが大きかったです。

 現地では、参加した皆と学年を越えて仲が深まりました。最終日に訪問したピンクモスクでは、インド系の方々から気さくに写真撮影に誘われて、英語で話せたことも楽しかったです。

 帰国後は、「英語で話せる力」がついたと実感し、ネイティブの先生とも楽しくコミュニケーションをとっています。環境の違いへの対応力が身につき、親からも「寛大になった」と感心されました。

 将来は医療関係の仕事に就きたいと考えていて、そこに英語力を活かせる進路を模索中です。次はもう少し長めの留学に挑戦したいと考えています。

進学通信 2026年7月号
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