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私立中高進学通信

2026年7月号

海外大学・国際系学部への道

八雲学園中学校

充実のグローバル教育で
海外大学合格数が急増!

右から、自らも海外大学出身の近藤先生、Iさん、Hさん、河東田先生。

右から、自らも海外大学出身の近藤先生、Iさん、Hさん、河東田先生。

海外大学との併願受験で
余裕をもって大学を選択

 2026年で創立88年を迎える八雲学園。“グローバルリーダー”を育成し続けている同校では、海外協定大学推薦制度(UPAA)を利用して海外大学の推薦入試に合格する生徒が増えています。

「本校では2019年から英語の取り出し授業を始め、その翌年にUPAAを導入しました。日本の大学と海外大学を併願できるので、まず進路の選択肢が増えます。日本の大学は4月入学ですが、海外大学は9月入学で、3月末まで入学の意思を待ってくれます。したがって、生徒は余裕をもって進路を決めることができます」(副校長 海外・英語特別委員長・英語科主任/近藤隆平先生)

 海外大学の合格者数は2024年が20人、2025年が30人、2026年は63人と飛躍的に増えています。(取材時)

「海外大学を併願する生徒が増えたことに加え、Hさんのように海外大学を第1志望にする生徒も出てきました。2025年は2人でしたが2026年は6人と、実際に進学する生徒も増えてきました。海外大学に進学するかどうかは、本人や保護者としっかり話し合って決めています」(近藤先生)

 アメリカのペンシルベニア州立大学に進学するHさんと国内大学からの海外留学を考えるIさんは、同校の提供する海外研修プログラム全てに参加しました。

「中3で生徒全員が体験する2週間のアメリカ研修で2人とも海外にめざめ、高1の希望者が行く『9カ月プログラム』、高2の希望者が挑戦するラウンドスクエア(※)の国際会議にも参加しました。本校では中1のレシテーション(暗誦)コンテストをはじめ、英語関連行事を多数用意しています。2人はさまざまな英語体験を通して、英語力や積極性を身につけてくれました」(中学部長・社会科主任/河東田 敦先生)

 最後に両先生から読者へメッセージをいただきました。

「大切なのはその学校の特色をよく見て、お子さん自身が楽しく学校生活を送っている想像ができるかどうか。行きたい学校が定まると頑張る力が湧いてくるので、学校選びはとても重要だと思います。本校に興味をもっていただけたら、ぜひ説明会などに足を運んでください」(近藤先生)

「本校では教員全員がUPAAの情報にアクセスできます。海外大学に興味のある生徒が増えてきたので、教員も生徒の希望に応えるため常に準備しています。ぜひ本校を学校選びの選択肢に加えていただけたらと思います」(河東田先生)

※ラウンドスクエア…1966年にドイツの教育者クルト・ハーン氏が次世代の国際的リーダーの育成を目的として設立した私立学校連盟。世界50カ国の私立学校約300校が加盟している。

海外協定大学推薦制度(UPAA)

 高校の成績・英語力を基準として、アメリカ・イギリス・オーストラリアなど9カ国の協定大学への推薦入試が受けられる制度。国内大学との併願受験も可能です。2026年度入試ではこの制度を利用して、シドニー大学、マンチェスター大学、ブリストル大学、オークランド大学、バーミンガム大学などに合格しています。

 2026 QS World University Ranking 100位以内の海外大学合格人数
3カ月間アメリカ滞在で開眼

近藤先生に英語エッセーを
添削してもらいました

早稲田大学 商学部1年 I・Aさん早稲田大学
商学部1年 I・Aさん

 僕はもともと海外大学に行きたいと思っていましたが、総合的に考えて留学制度が整っている早稲田大学に進路を決めました。今は新しい生活にワクワクしています。

 受験勉強では英語や現代文を重点的に勉強しました。親が外国にルーツをもっていることもあり、昔から英語は得意だったのですが、感覚で解いてしまっている部分がありました。受験勉強ともなるとそれでは太刀打ちできず、予備校のトップ講師が授業する「特別進学プログラム」で勉強しました。

 つらかったのは、途中で志望校を変更して英語のエッセーが必要になったことです。9カ月プログラムなどで引率していただいた(近藤)隆平先生が添削してくださったので、とてもありがたかったです。海外大学はシドニー大学など、受験した6校全てに合格しました。そのおかげで最後まで落ち着いて日本の大学を受験できたと思います。

 海外プログラムでは特に、「9カ月プログラム」で3カ月間アメリカのカルフォルニア州・サンタバーバラに住んだことがとても印象に残っています。知らない人とも気軽にコミュニケーションを取る文化を肌で感じて、アメリカの大学がもつスケールの大きさに圧倒されました。大学でも留学を考えていますが、「母の出身地である中国にも行きたいし、シドニー大学もいいな」と、あれこれ考えています。

 僕は海外プログラムが充実していることで八雲学園を選びました。学校選びは偏差値よりどんな経験をできるかが重要だと思います。毎年行われる英語祭という行事では、一般のお客様にも英語で接していますので、ぜひ英語祭にお越しいただき、八雲学園に興味をもってもらえたらうれしいですね。

海外大学に興味をもつきっかけとなった、中3で体験した2週間のアメリカ研修。後列左からIさん、Hさん。

海外大学に興味をもつきっかけとなった、中3で体験した2週間のアメリカ研修。
後列左からIさん、Hさん。

積極性を身につけ夢の実現へ

航空宇宙工学を学ぶため
本場アメリカの大学へ

ペンシルベニア州立大学 航空宇宙工学科入学決定 H・Mさんペンシルベニア州立大学
航空宇宙工学科入学決定
H・Mさん

 僕は子どもの頃から宇宙が好きで、それを仕事にしたいと考えた時、やっぱりめざすならNASAやスペースXに入りたいと思ったんです。それで航空宇宙工学に強い大学を探して、ペンシルベニア州立大学を選びました。入学は9月なので、それまで英語の問題集でプログラミングスキルや数学を学んでいます。

 実は兄もアメリカの大学で学び、今はスペースXで働いています。仕事でどんなスキルが必要とされるのか、どうしたらインターンに採用されるのかなど、具体的なアドバイスをもらっています。

 アメリカの大学をめざす同級生がいなかったので、先生に相談したり自分で調べたりしていろいろな勉強法を試しました。アメリカの共通テスト「SAT」を受けるには、英語でエッセーを書いたり、英語を使って数学の問題を解いたりと、英語を使えることが前提です。Iさんと同じで僕の親も海外にルーツをもっているので、昔から英語は得意でしたが、やっぱり感覚で解いていた部分がありました。それでは安定したスコア(点数)が出せないので、八雲学園のネイティブの先生に効率的な勉強法やエッセーの書き方を教わりました。願書を出す直前までTOEFLのスコアが伸びなかったのですが、それでも自分を信じて勉強をやり切って、出願数週間前に志望大学の条件をクリアできました。

 僕もIさんと同様に海外プログラムに全て参加し、英語の経験値と積極性を身につけました。「9カ月プログラム」では、ライティングを習ったダイアン先生の添削が容赦なく、自分にとって大きなプラスになりました。

 今回の受験ではAIも使いながらいろいろ調べて、アメリカの大学の出願手続きをサポートしてくれるYouTubeを見つけるなど、先生方と二人三脚で準備を進めました。この積極性も八雲学園で培ったものだと思います。

「9カ月プログラム」で修了書をもらうHさん。

「9カ月プログラム」で修了書をもらうHさん。

(この記事は『私立中高進学通信2026年7月号』に掲載しました。)

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