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私立中高進学通信

2024年1月号

未来を切り拓くグローバル教育

実践学園中学校

“英語は楽しい”を実感!
中3生全員参加のNZ修学研修旅行

ホームステイと現地姉妹校での授業を通じて、
英語の楽しさと多様性を学ぶ中3生必修の『ニュージーランド修学研修旅行』。
実践学園のグローバル教育で中核を担う伝統行事です。
ニュージーランド南島・北東部の都市ブレナムにある姉妹校で、同年代の現地生徒との集合写真です

ニュージーランド南島・北東部の都市ブレナムにある姉妹校で、同年代の現地生徒と交流を深めます。

現地姉妹校との密な連携が
充実した研修旅行を伝統化

 学問の修得を通じて自己実現をめざし、人類・社会に役立つ人材を育成している実践学園。そんな同校のグローバル教育は、語学習得のみを目的にはしていません。日本人としてのアイデンティティを磨きつつ、国際人としての幅広い見識と可能性を広げるため、全員参加の海外研修から、希望者向けの短期・中期・長期留学まで、多彩なグローバル教育プログラムを設けています。

 なかでも必修プログラムとして実施しているのが、中学段階の集大成となる『ニュージーランド修学研修旅行』です。中3生全員が参加し、ホームステイを経験しながら、姉妹校として長年交流を重ねる『マルボロ・ガールズ・カレッジ』と『マルボロ・ボーイズ・カレッジ』で、同年代の生徒とともに授業を受ける13日間を過ごします。

「本プログラムが始まって、すでに四半世紀以上が経っています。長年の経験をもとに本校が大切にしているのは、中3という早い時期からネイティブの英語と異文化にしっかり触れて本物の国際経験を積み、その体験から得たグローバル意識をさらに高めてもらうこと。そして高校、大学での学びへと生徒の可能性を伸ばすことです」と、大木広行校長先生は話します。

ニュージーランドは
真の多様性が学べる地

 全員研修の場としてニュージーランドを選ぶことにも理由があると、大木校長先生は強調します。

「ひとつは現代の社会意識につながる“多様性”が古くより根付いている土地だからです。ニュージーランドは、先住民族のマオリ文化とイギリスを代表とする西洋文化の融合が進み、世界中から多くの留学生を受け入れています。多様性を理解するには最適な土地柄で、研修先も自然が豊か。のびのびと現地の暮らしを体験できます」

 また、現在進行形で英語を学ぶ生徒たちにとっても、ニュージーランドは学びやすい土地柄です。

「英語圏の国の中でもトップクラスに治安が良く、人々は他国民に対してとても親切です。欧米諸国に比べて、まだ英語がつたない中3生であっても萎縮せずに会話ができるので、帰国後の英語力向上にも大いに役立っています。
 長年研修を行ってきたので、現地校での授業にも、これまでの本校との研修から得たノウハウが蓄積されています。語学だけでなく芸術系・技術家庭科系の授業などにもアクティビティ感覚が盛りこまれており、楽しく学べる環境が整っています」

 ニュージーランドでの研修の思い出と、外国で英語を使った経験は、生徒の心に深く刻まれます。

「この研修で重要なのは"英語は楽しい"と思ってもらうこと。姉妹校の生徒やホストファミリーとの交流、ニュージーランドでの生活、異文化交流。その楽しさが忘れられず、高校で本格的な留学を希望する生徒も少なくありません。充実した学びで真の国際感覚を内面に宿してほしいと願います」

生徒インタビュー
ニュージーランドの姉妹校に通い、ホームステイも! 楽しく過ごせた約2週間
現地の人々の温かさに触れ、自ずと英語力も向上
Sさんの写真ですSさん(中3)

 私が実践学園を志望したのは、中学で『ニュージーランド修学研修旅行』に全員が参加できるうえ、高校では『ハワイ修学研修』ほか、いろいろな国への留学プログラムがあると知っていたからです。入学時点から、ニュージーランドの現地校に通えることを、ずっと楽しみにしていました。

 ニュージーランドでの毎日は本当に楽しくて、約2週間があっという間でした。現地の人々は皆、海外からの留学生に慣れていて、私たちが理解しやすいように標準的な英語で話してくれるなど、とても親切にしてくださいました。バディとして一緒に行動してくれたエマさんやその友達と一緒に過ごせたのも楽しい思い出です。エマさんとの別れの際は、2人揃って泣いてしまいました。

 現地の授業で私が一番印象に残っているのは、高所から落とす紙の形を変えて、スピードの変化を観察する理科の実験です。先生の説明は難しかったのですが、日本語訳のプリントも用意されていたのでとても助かりました。校内を散策して、掲示物や看板から自分の名前と同じ文字を探して撮影する美術の授業もとても面白かったです。

 ホームステイも楽しかったです。ホストファミリーは牧場を経営していたので、家族と一緒に鶏や牛、羊のお世話を毎日しました。

 帰国後の英語の試験ではリスニング力が格段に上がっていて、自分でも驚きました。また、家を離れて生活したことで、改めて両親への感謝の気持ちが湧いてきました。

 将来は海外の人と関わる仕事に就きたいという夢があります。高校ではさらに語学力を上げるため、ニュージーランド以外の国への長期留学をめざしたいと思っています。

スピーチをするSさんの写真ですお別れのフェアウェルイベントでは、Sさんが生徒を代表し、感謝の気持ちを英語でスピーチしました。
マルボロ・ガールズ・カレッジでの授業の様子の写真ですマルボロ・ガールズ・カレッジでの授業の様子。現地生徒に折り紙を教え、日本の文化を伝えました。
マルボロ・ガールズ・カレッジの仲間たちとの集合写真ですマルボロ・ガールズ・カレッジの仲間たちとの交流は、Sさんにとって忘れることのできない貴重な思い出となりました。
学びのねらい
英語でのコミュニケーションが自然に育まれるNZ修学研修旅行
大木広行先生の写真です校長/大木広行先生

 2023年度のニュージーランド修学研修旅行には、私も18年ぶりに同行し、改めてこのプログラムの良さを実感しました。現地姉妹校での授業では、男子が英語で家庭科の調理実習に励んだり、グループで楽器を教え合う音楽の授業があったりと、自然な形で英語によるコミュニケーションが活性化する工夫が施されていて、生徒たちが実にイキイキと学んでいる姿を喜ばしく思いました。

 語学力の伸長が主な目標の一つではありますが、この研修で学んでほしいことの一つは、社会人となった時に必ず役立つであろう、異なる文化をもつ海外の人たちと信頼関係、人間関係を構築する力です。その最初の一歩を、この修学研修旅行でぜひ経験してほしいと思います。

男子生徒がスイーツ作りに挑戦している写真ですマルボロ・ボーイズ・カレッジでは、男子生徒がスイーツ作りに挑戦。
音楽の授業の写真です音楽の授業では、ギターやドラムなどの楽器を教え合い、楽しい時間を過ごしました。

(この記事は『私立中高進学通信2024年1月号』に掲載しました。)

実践学園中学校  

〒164-0011 東京都中野区中央2-34-2
TEL:03-3371-5268

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