Oops! It appears that you have disabled your Javascript. In order for you to see this page as it is meant to appear, we ask that you please re-enable your Javascript!
LINEで送る

スクールポット中学受験版 - 首都圏版学校情報検索サイト スクールポット中学受験版 - 首都圏版学校情報検索サイト

ツイッター フェイスブック

私立中高進学通信

2024年1月号

国際交流の今

高輪中学校

自らの道を切り拓く行動力と
人間力の基盤を、英語力とともに育む

ウェリントン・ホームステイ(12日間)
「ニュージーランド・ウェリントン・ホームステイ」のため訪れたウェリントンの地で記念撮影。
ニュージーランドの政治経済の中心地で、美しい海と豊かな森林に恵まれています。

同校の校訓は『自主堅正』。困難を乗り越え、人格の向上に絶えず努力していく精神です。この校訓のもと、語学研修などを用意して生徒を海外へと送り出し、英語力とともに困難を乗り越える力を育んでいます。

海外語学研修で
課題解決力を育む

 同校では、海外語学研修や留学への参加を生徒に奨励しています。

 一つは、中3の希望者に向けた『アメリカ・サンタクルーズ・ホームステイ』です。期間は春休みの10日間で、ホームステイをしながら語学学校に通い、午前は英会話のレッスンを受け、午後はアクティビティを楽しみます。期間中は現地の高校生や大学生とともに、貴重な体験を積み重ねていきます。

 もう一つが『ニュージーランド・ウェリントン・ホームステイ』です。中3と高1の希望者が対象で、期間は7月の中旬から後半にかけての12日間。2023年の夏は約40名の生徒が参加しました。

 自らの道を切り拓く行動力と人間力の基盤を育むこと。これが校訓『自主堅正』です。ご自身も留学経験をもつ横尾淳一先生は次のように話します。

「語学研修や留学で海外に赴けば、周囲は外国人ばかりです。世界共通語となる英語で自分から積極的に話しかけ、見ず知らずの人たちと意思の疎通を図らなければなりません。こうした日々を通して『自主堅正』が磨かれていくと考えています。また、多くの外国人とともに生活するなかで、異文化を受け入れる心が育まれ、問題解決能力も鍛えられます」

現地校の生徒とバディを組んで授業に参加

「ニュージーランドは気候も穏やかで、そこに暮らす人たちは日本人に対して非常に友好的です。また、多文化共生の大切さについても学べます。これまではイギリスを訪問先にしていましたが、コロナ禍による休止を経て、2023年からニュージーランドに変更となりました」(横尾先生)

 この語学研修では、首都ウェリントンの家庭に一人でホームステイをしながら現地校に通います。現地校は、アオテア・カレッジとセント・パトリック・カレッジ。名称に「カレッジ」とありますが、大学生ではなく同年代の生徒が学んでいます。

 参加した生徒はこの2校のうち1校に通学。現地校の生徒とバディを組み、サポートを受けながら授業に臨みます。また、1日に1時間程度、ESL(※)の授業を受けて英語力を伸ばします。

※ ESL…「English as a Second Language」の略。英語が母国語ではない学生のために設けられた英語プログラム。

フェアウェルパーティフェアウェルパーティ
Sさんが通っていたアオテア・カレッジでのフェアウェルパーティー(送別会)の様子。Sさんは別れを惜しみつつ帰国しました。
体育の授業体育の授業
セント・パトリック・カレッジでの授業の様子。Kさんのホストマザーはこの学校の先生だったそうです。
休み時間休み時間
バスケットボールで現地校の生徒と交流。スポーツを通しても絆を強めていきました。

「ほかにも本校では、アメリカへの10日間の短期留学や8カ月間の長期留学を用意しています。長期留学は現地校で取得した単位がそのまま本校の単位となりますので、長期留学から帰国後も元の学年に戻れます。多くの生徒に参加してもらい、人間的に大きく成長してほしいと思っています」 (横尾先生)

アメリカ・サンタクルーズ・ホームステイ(10日間)
授業の様子授業の様子
中3の希望者が対象。サンフランシスコやスタンフォード大学を訪れます。中3の希望者が対象。サンフランシスコやスタンフォード大学を訪れます。
ニュージーランド・ウェリントン・ホームステイ
に参加した3人に聞きました
伝えようとする意志の
大切さを知りました
Sさん(高2)Sさん(高2)

 参加した理由は、これまで学んできた英語がどれだけ海外の人に通じるのか試したかったからです。現地校での授業やホストファミリーとの交流を通じて、相手に伝えようとする意志があれば、文法的なミスが多少あっても、理解してもらえることがわかりました。また、ニュージーランドの雄大な自然に触れて視野が大きく広がりました。最も感動したのが、ものすごくたくさんの数の星が瞬く夜空です。一生見ていても飽きないと感じるほどの美しさでした。


世界中の人たちと
心を通わせるために
Kさん(高2)Kさん(高2)

 僕が通ったセント・パトリック・カレッジは、エメラルドグリーンの海まで歩いて2〜3分の距離にあります。授業中にクジラが泳いでいるのが見えたので、みんなで海まで行くなど忘れられない出来事の連続でした。バディとも英語でジョークを言い合えるほど親しくなれました。ホストファミリーとも温かな交流ができ、別れがつらくなるほどでした。この研修を通じて、英語を学ぶ目的とは世界中の人たちと心を通わせることにあるのだと実感できました。


マオリの文化を
尊重する姿勢に感銘
Hさん(高1)Hさん(高1)

 僕はアオテア・カレッジに通いました。この学校にはマオリの文化について学んでいる生徒たちがいます。僕も一緒にその文化を体験し、異文化を尊重する姿勢に感銘を受けました。ホストブラザーは日本のアニメが大好きで、2人でアニメを見て過ごしました。学校でもホームステイ先でも英語漬けだったので、帰国してから両親に「“r”の発音がうまくなったね」と言われるなど上達を感じて、英語を学ぶ意欲が高まっています。

進学通信 2024年1月号
紹介する学校
共学校 共学校   女子校 女子校   男子校 男子校
この号のトップに戻る 進学通信一覧を見る
ページトップ