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私立中高進学通信

2023年9月号

実験大好き!

麴町学園女子(麹町学園女子)中学校

校長先生による実験授業!
「なぜ」の答えが得られる方法を考えよう

「間違ってもいいから、まずは意見を出してみよう!」と生徒に伝える堀口先生。多くの発言が飛び交うにぎやかな授業でした。

「間違ってもいいから、まずは意見を出してみよう!」と生徒に伝える堀口先生。
多くの発言が飛び交うにぎやかな授業でした。

アクティブサイエンスに力を入れ、校長先生自らが教壇に立つ同校の理科教育。「どんな実験を行えば、答えが得られるのか?」。生徒自らが仮説を立て、実験方法を考える中1の授業を見学しました。

 同校の校長であり、理科教員でもある堀口千秋先生。今年度から中学で、理科の授業を一部受けもっています。取材当日は『白い粉の正体を見抜け!』がテーマの授業で、先生が用意した5つの白い粉を調べていきます。どのような実験を行えば、それぞれの正体がわかるのか。生徒たちはまず仮説を立て、実験内容も自ら考えます。

「決められた実験をこなすだけだと、どうしても『成功させること』が目的になってしまいがちです。ですが理科実験の醍醐味は、疑問をもつことや、その疑問を解消するために試行錯誤すること。失敗は問題ではなく、『なぜ失敗したのか?』を考えることこそが、理科という学問なのです」(校長/堀口千秋先生)

 堀口先生は「身近なものは全て理科である」とも語ります。生徒から身の周りにある疑問を募集したところ、「なぜ人間は卵で生まれないのか」「温泉の人工炭酸水はなぜ肌にいいのか」など、改めて問われるとなぜなのかわからない、面白い発想の質問が多数寄せられたといいます。

「結果だけを覚えてテストで高得点を取る能力は、AIが発達すれば不要になっていくでしょう。人間にしかできないのは『なぜ?』から新しい発想を生み出すこと。理科を通して、そうした思考力や発想力を養ってもらいたいのです」 (堀口先生)

白い粉の正体を見抜け!(中1)
1

 5種の粉は、塩・グラニュー糖・クエン酸・デンプン・重曹。どのような実験から、それぞれの正体が見抜けるのでしょうか。


2

 授業の冒頭、「この花の名前は?」と生徒に問う堀口先生。正解は、よく街中で見かけるアガパンサスと、映画主題歌の歌詞にも登場するクチナシです。


3

 一見して授業内容とは関係なさそうな花の話ですが、普段よく目にしているはずの花の名前や、有名な歌の歌詞に出てくる花の香りも意外と知らないものです。そこを改めて実感させ、身の周りへの興味や疑問をもつことの大切さを語ります。


4

 先生の話の後は、グループごとに実験方法を決めていきます。
「例えば砂糖だとしたら、水に溶けるよね。溶けなかった場合には何の粉になるのかな?」など、それぞれの性質からまずは仮説を立てます。


5

 仮説を基に考えた実験内容を発表しました。「これで2種類の粉は見抜けるでしょうね」など、堀口先生からヒントが与えられます。


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 後日、いざ実践! 果たして、5種類の粉の正体を見抜くことはできるのでしょうか。


7

 水溶液を作り、リトマス紙を使って性質を調べます。そこで出た結果は、プリントにまとめていきます。


8

 ガスバーナーを使って、火であぶります。焦げるのか、溶けるのか、または何も変化が起こらないのか。粉によって結果はさまざまです。

知らないことに触れられるのが
理科の面白さです
中1/Nさん中1/Nさん

 今回は入学して2回目の実験です。前回の実験では、ガスバーナーの使い方を知ることが目的だったので、実験らしい実験はこれが初めてになります。小学生時代のように決められた実験をするのではなく、答えを導き出すための実験方法を自分たちで考えていく進め方が新鮮で、とても面白いなと思いました。私の班が出した実験案の1つは、水溶液を作ってリトマス紙で酸性・アルカリ性を調べるというもの。5種類の粉全てを判明させる案を出すことはなかなか大変で、みんなで知恵を絞りました。

日常にあふれる「なぜ」から
理科の楽しさを知ってほしい
校長/堀口千秋先生校長/堀口千秋先生

 知識とは「面白い」と思わなければ身につかないものです。机上の勉強ではなかなか頭に入らないことでも、1回実験をすれば途端に覚えられるのは、テキストを読むだけの勉強よりも実験のほうが面白いからです。小学生の皆さんも、理科イベントに参加できる機会があれば、ぜひ行ってみてください。本校の文化祭でも理科実験を行いますので、興味がある方はぜひ見にきてくださいね。ルーフガーデンでの庭造りなど、理科に触れられる環境も整えています。理科は生活に密着した科目なので、理解できるようになると生活が楽しくなります!

(この記事は『私立中高進学通信2023年9月号』に掲載しました。)

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