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私立中高進学通信

2023年9月号

中学入試のポイント

日本大学豊山女子中学校

2024年度入試から
「英語1科入試」を新設

「英語インタビュー入試」や「算数1科入試」「プレゼン(課題解決)型入試」など、多様な入試を実施する同校。新設される「英語1科入試」について、その特色とねらいを伺いました。
英語のみで受験する
2つの入試を実施

 世界に貢献できるためのアントレプレナーシップ(起業家精神)の育成をめざす同校。体験を重視する「国際交流教育」と、自分の可能性を広げる「キャリア教育」を教育の2本柱としています。

 英語教育に力を入れる同校は、2020年度より「英語インタビュー型入試」を実施していますが、2024年度からさらに「英語1科入試」も新設します。その特色とねらいを、広報部主任で入試委員の我妻等先生に伺いました。

「『英語インタビュー型入試』は、受験生の“英語によるコミュニケーション力”を重視し、ネイティブと日本人の試験官とのやり取りの中で、英文の音読と内容についての質疑応答や、数枚のピクチャーカードから好きなものを1枚選び、それについて説明するなど、英検3級の二次試験に準じた形式で行います。『英語インタビュー型入試』を経て入学した生徒は、授業はもちろん、『英語スピーチコンテスト』や『ネイティブと楽しむ林間学校』などの行事、語学研修や留学など、さまざまな場面で活躍しており、その姿が周囲の生徒たちの英語を学ぶモチベーションを高めています。
『英語1科入試』は、受験生の“文法をはじめとする総合的な英語力”を重視した試験で、英検3級レベルの筆記試験(選択および記述)とリスニング問題(10分程度)を行います。英語教育とキャリア教育の視点を併せもつ多様なカリキュラムを提供し、英語を楽しむ環境が整った本校で、中学入学前に身につけた英語力を生かしてほしいと考えて新設しました」

「算数1科入試」など
新タイプ入試が充実

「算数1科入試」や「プレゼン(課題解決)型入試」をはじめ、同校はさまざまな新しい入試方式を取り入れています。

「学校は多様な個性をもつ生徒が集まる場所です。本校にもいろいろな“得意分野”や“好きなこと”をもつ生徒がいて、学校生活の中でそれぞれが輝く場面があり、ほかの生徒たちも刺激を受けています。お互いに影響し合いながら、自分のやりたいことに意欲的に挑戦できる土壌があるのです。
 新しい方式の入試を導入する理由の一つは、自分の“得意分野”や“好きなこと”を活かそうと考える受験生は、本校の校風が合っていると判断できることです。きっと、楽しく意欲的な学校生活を送ってもらえると思います」

 2023年度には「算数1科入試」を導入しました。

「本校は、1966年の高校創設から5年後に『理数科』を設置し、理数系のスペシャリストを育成してきました。中学では『数学探究』『理科探究』を行い、教科書の内容を掘り下げて、物事の本質を理解する学習を実践しています。
『算数1科入試』は、中学入学段階で理系に興味があり、算数が得意な受験生に、本校に注目してほしいと考えて導入しました。4科・2科、2科入試の算数と同レベル・同量の問題に、発展的な問題を加えて出題します。発展的な問題では、問題を解くテクニックよりも、情報を整理する力や法則性を見出す力、論理的思考力が求められます」

 2024年度の「プレゼン(課題解決)型入試」の課題は、すでに発表されています。

「『プレゼン(課題解決)型入試』は、本校がめざす『0から1を生み出す力』を身につけ、『アントレプレナーシップ(起業家精神)』を養成する教育を受けることで、受験生がその能力を伸ばせるかどうかを観点とする入試です。
 2024年度のテーマは『子ども食堂』です。受験生は、自分が『子ども食堂』を設立し運営する立場になったとして、困っている子どもたちに向けて持続的に食事を提供していくために、どのような取り組みをしていくかを事前に考え、資料を作って10分間のプレゼンテーションを行います。資料の形式に指定はありません。その後、試験官との質疑応答を行います。
 このほかに『4科・2科入試』『適性検査型入試』『2科選択型入試』を行います。『2科選択型入試』は、国語・算数・理科・社会の4教科の問題冊子が配られ、試験開始後にその中から2教科を選択します。
 多様な入試形式から自分に合う入試を探して挑戦し、ぜひ本校でその“好き”や“得意”に磨きをかけてください」

進学通信 2023年9月号
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