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私立中高進学通信

2023年9月号

実験大好き!

トキワ松学園中学校

「探究女子」を育てる体験重視の理科教育

顕微鏡は1人1台。全員が手を動かして実験に取り組みます。実際にやってみて「なかなかうまくいかない」といった経験を積むことも、大切にしています。

顕微鏡は1人1台。全員が手を動かして実験に取り組みます。
実際にやってみて「なかなかうまくいかない」といった経験を積むことも、大切にしています。

同校では日頃から数多くの実験・観察を行い、観察レポートを制作するなかで、探究心を培っていきます。この日は中3が『ウニの人工授精』に取り組んでいました。

『探究女子』の育成に力を注ぐトキワ松学園では、体験重視の理科教育が展開されています。

「実験を基に身近な疑問を解決していくという理科的な探究心を育むため、実験を多く取り入れた授業を行っているのが本校の理科の特色です。物理・化学・生物それぞれの用途に応じた実験室があり、充実した実験が可能になっています」(理科/野原志保先生)

 各学期に1度、専門家の先生方を招いて『サイエンス講座』を開催するなど、理系の専門分野への興味・関心を深めていくための取り組みにも積極的です。サイエンス講座は毎回違うテーマ・内容で、全学年の希望者を対象に行われています。

「例えば今年のサイエンス講座では、昭和女子大学食健康科学部健康デザイン学科から先生をお招きして、皮膚についての講演をしていただきました。スキンケアなどは生徒たちにとって非常に関心度の高い話題だったこともあり、とても盛り上がっていました。サイエンス講座では、普段の授業では扱うことができないようなハイレベルな講義・実験に取り組むこともあり、多くの生徒が毎回楽しみにしてくれています。
 文系・理系に関係なく、身近なことに疑問をもって自ら学んでいける探究心を培っていきたいと考えています」

ウニの人工授精(中3・理科2分野)

 グループになって実験準備を進める生徒たち。積極的な姿勢が印象的です。


 今回の実験では、千葉県館山市で採れた『タコノマクラ』というウニの一種を使用。手元にあるのは採取された後の卵と精子です。採卵の様子は動画で確認しました。


 卵をスポイトで取り、ホールスライドガラスの中央に入れて、まずは未受精卵を観察します。


 次に精子をスポイトで取り、卵の入ったホールスライドに1滴たらして受精の様子を観察します。


 未受精卵や受精卵のスケッチをします。


 先輩のスケッチも参考にしながら、ていねいにスケッチすることで、ものを「見る目」も身につけます。

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『探究女子』が育つ土壌

 同校では高1から『探究活動』にも取り組んでおり、注目すべき「探究女子」が次々と育っています。『稲わらを利用した新繊維の開発』を研究テーマにしたある生徒は、何度も実験を繰り返し、アルカリ水溶液を用いて稲わらの繊維化に挑戦。企業からのバックアップを受けて在校中に起業し、サスティナブルなファッション産業の実現に取り組んでいるそうです。

どんな生徒も理科を楽しく学べる学校です!
中3/Tさん中3/Tさん

 今日の実験では、顕微鏡の操作やスケッチなど難しいと感じる場面もありましたが、クラスメートと相談したり、アドバイスし合ったりしながら楽しく取り組むことができました。トキワ松学園は、実験に積極的な生徒も多くいます。理科の得意・不得意に関係なくどんな生徒も理科を楽しく学べる雰囲気があるのは、この学校の特徴です。理科のスケッチでは、高校生の先輩や友達のスケッチが素晴らしくて参考になるのも、この学校ならではの良さです。理科系の探究活動で成果を出す先輩方が多いことも自慢で、心強く感じています。

あらゆる現象を「目の前で起こっていること」として理解する
理科/野原志保先生理科/野原志保先生

 単に教科書の内容を覚えるだけでなく、「目の前で起こっていること」として理解してほしいと思っています。そのためにできるだけ実験を取り入れるようにしています。今日の実験は、教科書で学んだ無性生殖・有性生殖の知識を確かめることはもちろん、「命の誕生の瞬間を目の当たりにしてほしい」ということにこだわって実施しました。原理・現象を知識として覚えるのが苦手という生徒もいますが、実験・観察を通して感動したり驚いたりした経験は、心に刻まれていきます。そのような積み重ねによって、探究心や自ら学ぶ力を培っていくことが大切だと思います。

(この記事は『私立中高進学通信2023年9月号』に掲載しました。)

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