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私立中高進学通信

2023年8月号

THE 母校自慢!~うちの学校のココが好き~

京華中学校

「ネバ―・ダイ」を校訓に掲げる男子伝統校
卒業生(社会人・大学生)から母校への思いを聞く

(左から)Kさん/Sさん 10代のKさんと20代のSさん。お互いの共通点は「学校が大好きだった」こと。

(左から)Kさん/Sさん
10代のKさんと20代のSさん。お互いの共通点は「学校が大好きだった」こと。

Kさん「もう一度中学生に戻るのならやっぱり京華生」
Sさん「先生方の面倒見の良さは本物です」

「ネバー・ダイ(不撓不屈)」を校訓に掲げ、6年一貫の男子教育で生徒の秘めた才能を引き出していく同校。卒業生で社会人のSさんと中央大学理工学部に進学したKさんに母校への思いを聞きました。

地道な積み重ねから
成功の大輪を咲かせる指導

――京華は創立125年の伝統を誇る男子校ですが、実際に中学から入学してみて感じたことは?

Sさん
僕の場合、あまり男子校とは意識せずに入学しました。入学当初は男性しかいないことに多少の違和感はありましたが、部活動の陸上競技や勉強に打ち込むうちにそのような意識も薄れ、学校生活を楽しく過ごすことができました。この学校でコツコツ積み重ねていく姿勢を学びましたし、入学して良かったと思っています。

Kさん
入学前は男子だけの環境に不安があったのは確かですが、もしもう一度中学に戻ったとしても京華を選びます。僕たちは高校でコロナ禍が直撃した世代ですが、その分、高入生も含めクラスの連帯感が高まりましたし、素晴らしい先生方もいて、入学して本当に良かったと思います。

――授業など、京華での学びが自分の力になった部分を教えてください。

Sさん
幼少期は勉強する習慣があまりなかったのですが、京華で地道な学習を続けることで学力を高められたと思います。定期テストで成績が振るわない時は「キャッチアップゼミ」という特別講座を受けることになっています。「京華は面倒見の良い学校」とよく言われますが、その言葉通り勉強が苦手な生徒にも先生方のフォローが徹底されていて、生徒全員の実力を底上げできる仕組みが整っています。

Kさん
先生方がご自身の勉強法を教えてくださったことが参考になりました。特に印象的だったのは英語の授業です。先生が日頃から長文を読むことの大切さを説かれており、テストではあえて難しい問題を出題されるので、受験に向けた意識が自然に高まりました。また、高2・高3の夏期講習や冬期講習では、授業で扱わない高度な内容も含まれ、役に立ちました。僕は塾には通わず、学校の授業を学習の軸にしていました。

――どのような先生方が多いのでしょう。

Kさん
先生方は『何事にも着実に取り組むことで、今は成果が出ていなくても後で絶対に花が咲く』と繰り返されていました。中学校から6年間継続してご指導いただいた先生方を筆頭に、多くのことを教えていただきました。高2・高3の担任の先生には、大学の選択から受験日程まで、進路について何度も相談に乗っていただきました。

Sさん
確かに先生方との距離が近く、何でも相談しやすかったですね。陸上競技部でも顧問の先生が練習メニューを考えてくださるのですが、選手がギリギリで更新できる絶妙な目標タイムを設定されるのです。今思えば、選手個々の実力を見て、手を伸ばせば届く目標のクリアによって成功体験を積ませ、モチベーションと自信を高めようとされたのだと思います。

――Sさんは陸上競技部で部長も務められたそうですね。

Sさん
種目は中距離でした。コツコツやったことが実を結ぶ、自分の努力次第で記録を伸ばせるところが合っていました。大会で活躍すると先生が喜んでくださるし、部員たちの士気も上がります。賞を獲得すると校長先生から表彰されることも喜びでした。足の速さが自分自身を形成する一つの大事な要素で、京華では学習だけではなく、生徒それぞれの個性も大切にしてくれていると感じます。また、中高の部員が一緒に練習するところも陸上競技部の良い面でした。中高年代は身近にいる年上の影響を大きく受けますので、物の見方や思考法などの成熟が早く進みます。僕は進学コースでしたが、特進コースの先輩方から文武両道の姿勢を見習おうとしていました。

何事にも諦めない
「ネバー・ダイ」の精神

――Kさんにとって、一緒に過ごした仲間たちはどのような存在ですか?

Kさん
6年間共に過ごした友人たちなので、絆は強いです。高校では、予定されていた行事がコロナ禍で中止になることもあり、自分たちで何かをしないと思い出がなくなってしまうという危機感から、結束がより強まりました。大きなイベントはなくなったとしても、生徒みんなが学校を誰よりも楽しみ、学校で過ごす時間を何より大切にしようとしていました。

――校訓の「ネバー・ダイ」をどのように捉えていますか。

Sさん
在校生はもちろん、卒業してからも忘れられない言葉です。『諦めない精神』は母校を振り返る時に必ず思い返されます。

Kさん
僕も『諦めずに』という意味で捉えています。高校生になってからは、言葉の裏にどんな意味があるのかを考えることもありました。

――Sさんが社会人生活を送るうえで、京華で学んだことは活かされていますか?

Sさん
真面目に取り組むことですね。仕事はもちろんですが、あらゆることに対する姿勢をこの学校から教えられました。現在は、営業職として真摯にことにあたり、仕事にメリハリをつけて頑張ろうとしていますが、その姿勢は間違いなくこの学校で学んだ部分です。

――将来の夢に向かって歩もうとしているKさんの糧となる、京華で身につけたこととは何でしょう?

Kさん
まずは生活習慣です。日々の体調管理に気をつける、そのうえで人間関係を大切にするということを京華の6年間で学びました。大学は情報工学分野なので、プログラミングなどを研究していきたいと思っています。

――未来の後輩たちに母校のPRを。

Kさん
生徒に何かある場合は、校長先生自ら対応してくださるような学校です。楽しむこと、真面目に取り組むことのメリハリのつけ方や、社会のルールもしっかり教えていただけます。僕は『明日が早く来ないかな』と、学校に行くこと自体を毎日楽しみにしていました。

Sさん
振り返ってみると、京華の『面倒見の良さ』は本物だと感じます。教育カリキュラムも部活動も、生徒が思う存分力を発揮できるような土壌を先生方が献身的に作っていらっしゃいます。受け皿は用意されていますので、あとは生徒一人ひとりがどう考えて行動するか――。大学や社会には厳しさもありますが、京華という土壌を活かしながら、自分でしっかりした考えをもって行動できると、とても良い人生が歩めるのではないでしょうか。

KさんKさん/在学中は特進コースに在籍。部活動は中学で卓球部、高校では高1までバレーボール部に所属。この春同校を卒業し、中央大学理工学部に入学しました。
SさんSさん/在学中は進学コースに在籍。陸上競技部に6年間所属し、部長も務めました。現在は、大手人材開発企業グループのリクルーティングスタッフとして活躍中です。

(この記事は『私立中高進学通信2023年8月号』に掲載しました。)

京華中学校  

〒112-8612 東京都文京区白山5-6-6
TEL:03-3946-4451

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