私立中高進学通信
2023年8月号
制服物語
武蔵野中学校
中学生には『品位』と『成長』を
高校生には『伝統』と『挑戦』を
創立110周年を記念して、新しい制服が2023年の春に誕生しました。制服のリニューアルは、共学化した2004年以来、約20年ぶりです。
左の2人が中学生、右の2人が高校生。どちらも夏服です。
暑い季節を爽やかに過ごせるように紺のポロシャツ（左）を用意。
また、肌寒い時には男女ともワイシャツの上にニットのベストを着用できます。
ベストの色は中学生が紺、高校生がえんじです。
同校の創立は1912年。昨年、創立110周年を迎えました。この記念すべき節目に制服を一新。今年度の入学生から着用を始めました。
「リニューアルにあたり、制服検討委員会を立ち上げ、若い教員たちの意見も取り入れながら『誇り高く、共に夢を』をスローガンに1年かけて完成させました。本校は歴史ある伝統校であり、英語教育に力を注いでいます。そのため、イギリスのカレッジスタイルをイメージさせる制服に仕立てました」（制服検討委員会／大久保忠直先生）
また、同校のある北区は多くの私立中高一貫校があります。そこで、他校との差別化を図るためにオリジナリティーも追求したそうです。中学の制服は『品位』と『成長』が、高校は『伝統』と『挑戦』がコンセプト。中学のスクールカラーを落ち着いた青に、高校は躍動的なえんじ色に決め、その色をベースにしたデザインで統一しました。個性あふれるオプションも多数用意しています。さらに重視したのは、着心地の良さと動きやすさです。保護者の声にも応え、すべてのアイテムが自宅で洗えるようになっています。
「生徒は季節やTPOに合わせたコーディネートを自由に楽しみながら、イキイキとスクールライフを送っています」（大久保先生）
スウェット生地で仕立てられ、ゆったりとした着心地が楽しめるブルゾン。やわらかな質感のため、ベストの上に重ね着しても、動きやすいことが特長です。
生徒や受験生から「かわいい」と評判の女子の制服。中学生のスカートは青を、高校生はえんじ色を基調とした「武蔵野オリジナル」のチェック柄です。ベストとの相性も抜群。リボンの色もスカートと合わせてあります。
男子の夏服は、ワイシャツにネクタイが基本。白い襟がアクセントのワイシャツは白のほか、オプションとして薄い紫色、水色の2タイプがあります。色は男女共通です。
式典などフォーマルなシーンでも着用する冬服。
ブレザーの胸元を飾るエンブレムのデザインは、文化祭で生徒が投票して決めました。
なお、女子はスラックスを選ぶこともできます。
夏服には男女ともに紺色のポロシャツを用意。快適な着心地から人気を得ています。
中学生用のネクタイとリボン。どちらもストライプの柄に校章があしらわれています。女子用のネクタイも用意され、スラックスと合わせられます。
教科書などがたっぷりと入るリュックサック型のカバン。電車の中などで前に抱えた時に、ジッパーを開けてスマホがすぐに取り出せる収納ポケットもついています。（この記事は『私立中高進学通信2023年8月号』に掲載しました。）
武蔵野中学校
〒114-0024 東京都北区西ヶ原4-56-20
TEL：03-3910-0151
進学通信掲載情報
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