私立中高進学通信
2023年8月号
THE 母校自慢!~うちの学校のココが好き~
獨協埼玉中学校
「独自の英語教育」と「充実の施設・設備」
在校生・先生がその魅力について語る
(左から)Mさん/英語科・神田智史先生/Tさん
「本校独自の英語学習法“5ラウンドシステム”を実践している生徒たちに、
しっかりと英語力が備わっていると実感します」(神田先生)
Mさん「イングリッシュキャンプなど英語に親しむ経験ができます!」
Tさん「英語の授業が楽しく英語力がグンと上がりました!」
文武両道のスクールライフが謳歌できる獨協埼玉。「語学の獨協」の伝統にもとづいて行われる独自の英語教育と、広大な敷地や充実の設備について、在校生と先生にお話を聞きました。
楽しく学べる
多彩な英語プログラム
――2020年度から英語科の授業で導入された英語教育法“5ラウンドシステム”について教えてください。
神田先生
“5ラウンドシステム”は、英語を聞く・読むといったインプットの量を増やし、英語で話したり書いたりするアウトプットにつなげる英語学習法です。
ラウンド1から4までさまざまな方法で英語の音声と文字を認識し、最後にそれまで学んだ表現や自分の言葉を使って英語で再生します。生徒たちが楽しみながら自然と英語力を身につけることをめざしています。
――ネイティブの先生は、どのような授業を行っていますか?
Tさん
週に1コマ、少人数クラスで英会話の授業があります。ネイティブの先生は6人いて、イギリス、ジャマイカ、アメリカ、オーストラリアの出身です。僕は今、イギリス出身の先生に習っています。
Mさん
中2の時に、さまざまな国籍をもつネイティブの先生と英会話やアクティビティを体験する“イングリッシュキャンプ”に参加しました。2泊3日の英語漬けの日々はハードでしたが、さまざまな先生と交流して異文化を学ぶことができ、本当にいい経験になりました。
神田先生
中学では希望者がニュージーランドで行われる国際交流プログラムに参加できますし、高1では全員が5日間の英語体験プログラムに参加した後、英語スピーチコンテストに臨みます。本校は中2で英検3級を取得する生徒が全国平均より10%ほど多く、大学受験で英語を得点源にする生徒も多いのですが、これは本校のバラエティに富んだ英語プログラムによる効果だと実感しています。
Tさん
来年は僕もスピーチコンテストに参加しますが、ファイナリストになれるようがんばりたいと思います。
緑が美しい広大な敷地と
充実の設備が学校生活を応援
――東京ドームの2倍の広さを誇る敷地に、どんな設備がありますか?
Mさん
校舎の南西には300mトラックがあり、野球場、サッカー場兼ラグビー場、7面のテニスコートがあります。体育館も2つあります。
今井先生
学校が
――プールも広いそうですね。
Tさん
25m×9コースの屋外プールがあります。僕が所属する水泳部は、練習は一生懸命に、終わってからは仲間と楽しむというけじめがついています。今年も大会で結果が残せるよう頑張ります。
学内で僕と同じ背泳ぎのライバルがいるので、まず彼に勝つことが目標です。
――文化系の部活動はいかがですか?
Mさん
私は吹奏楽部に所属していますが、中学の吹奏楽部は第2音楽室、高校の吹奏楽部は第1音楽室で活動しています。文化祭やスプリングコンサートのほか、夏休みの終わりにイオンレイクタウンで高校と合同演奏会を開くなど、さまざまな発表の場があります。コロナ禍が収まり、今年は老人福祉施設の演奏会も復活する予定です。部活動を通して同級生や後輩との交友関係も広がり、充実した日々を送っています。
今井先生
吹奏楽部のほかに、コーラス部、サイエンス部などの文化部の活動も活発です。部活動への参加は任意ですが、ほぼ全ての生徒が所属しています。部活動や同好会活動に励む生徒たちを、充実の設備がサポートしています。文武両道の学校生活を送ることができるのも、本校の大きな魅力といえます。
(この記事は『私立中高進学通信2023年8月号』に掲載しました。)
獨協埼玉中学校
〒343-0037 埼玉県越谷市恩間新田寺前316
TEL:048-977-5441
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