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私立中高進学通信

2022年8月号

みんなのSDGs

麗澤中学校

「今、私たちにできること」
SDGs研究会の取り組み

レモネードスタンドからスタートした有志団体が、2020年4月から部活動へと昇格。現在は、10のプロジェクトを立ち上げ、さまざまな活動を行っています。
中高合わせて70名の部員数を誇る、SDGs研究会。

中高合わせて70名の部員数を誇る、SDGs研究会。

「買う」「知る」「参加する」の視点で、
プロジェクトを企画

 部員数70名からなるSDGs研究会「EARTH」は、2020年に有志団体から部活動へ昇格。「今、私たちにできること」をテーマに活動を続けています。

「SDGs研究会は、英語の教科書に載っていた小児がんを患ったアメリカの少女のレモネードスタンドの物語に衝撃を受けた、一人の生徒から活動が始まります。当初は、寄付していただいた方にお渡しするレモネード代を差し引いた金額を普及協会に寄付していましたので、全額寄付ができませんでした。その全額寄付を可能とするために、フェアトレードコーヒーの販売を新たに企画し、真の持続可能な活動をスタートさせました」(高2・部長/畠中優衣さん)

 現在は「買う」「知る」「参加する」の3つの視点から、部員たちが立ち上げた10のプロジェクトが進行中。

「プロジェクト成功のため、部員たちは熱意をもって取り組んでいます。今年度からは、部長や副部長を選出し、研究会のサポートや、全体の底上げを図る役割を担ってもらうことになりました。これまでは、プロジェクトごとに活動していましたが、やはり部活動である以上、活動を継続させ、次の世代につないでいくことも大切です。そのため組織だった運営をめざします」(SDGs研究会顧問/瀧村尚也先生)

 今年度はさらに、メディア広報にも力を入れています。

「研究会のWebページを作成中です。そうすることで、活動をより多くの方に知ってもらい、SDGsの啓蒙へつなげていきたいです」(高2・副部長&メディア広報部長/杉田悠磨さん)

「エシカル甲子園2021」の受賞が
生徒たちの自信に

 今年3月に行われた「エシカル甲子園2021」では、関東ブロック代表として全国大会に出場し、優秀賞である「徳島県議会議長賞」を受賞しました。

「私たちはフェアトレードコーヒーの活動について発表しました。自分たちの言葉でプレゼンする大会に出場するのは、今回が初めてだったので、不安もありましたが、練習を重ねて、本番ではベストを尽くせました。緊張しましたが、見ている方たちがうなずいてくれたことや、こうして賞を受賞できたことで、私たちの活動を認めてもらえたという自信につながりました」(高2・フェアトレードコーヒーリーダー/木本理来さん) 

 今後は、それぞれのプロジェクトを発展させていくとともに、研究会のビジネスモデルを基に真の持続可能な活動を続けることが目標です。

「エシカル甲子園2021」に出場した(左から)杉田悠磨さん、木本理来さん、畠中優衣さん。「エシカル甲子園2021」に出場した(左から)杉田悠磨さん、木本理来さん、畠中優衣さん。
東ティモール産のコーヒー豆を使用したオリジナルドリップバッグ。オンラインショップでも販売中。東ティモール産のコーヒー豆を使用したオリジナルドリップバッグ。オンラインショップでも販売中。
校内にはSDGs研究会のこれまでの実績を表す賞状や研究結果がずらりと並びます。校内にはSDGs研究会のこれまでの実績を表す賞状や研究結果がずらりと並びます。
エシカル甲子園、全国大会で優秀賞

「エシカル甲子園」とは、全国の高校生が環境や社会に配慮した消費行動「エシカル(倫理的)消費」の取り組みを発表する場です。2021年度は「国内から世界へ」をテーマに各校がプレゼンテーションを行いました。麗澤高校は、フェアトレードコーヒーについてプレゼンし、「徳島県議会議長賞」を受賞しました。

「とても緊張しましたが、本番では練習以上にスムーズに発表することができました。賞状を受け取り、改めて受賞できたことを実感し、うれしく思います」(畠中さん)

「エシカル甲子園に出場するメンバーに選ばれる前は、部活動に対し、積極的に取り組めていませんでした。しかし、大会を経て、たくさんの経験を積み、価値観が大きく変わったのを感じることができました」(杉田さん)

活動を紹介します!

1.貧困をなくそう12.つくる責任 つかう責任
オンラインでも販売!フェアトレードコーヒー

「フェアトレードコーヒーの活動は、世界の中でも最貧国と言われるほどに経済水準が低い東ティモールを支援するために行っています。学校の所在する柏市内のコーヒーショップで焙煎していただいた豆を私たちがハンドドリップで淹れて販売するほか、オンラインショップを開設してドリップバッグの販売も行っています。最近では、外部のイベントなどにも出店しています。今後は、校外での知名度を高めることが課題です」(フェアトレードコーヒー リーダー/木本理来さん)

2.飢餓をゼロに10.人や国の不平等をなくそう
ネパール産のフェアトレード紅茶

「中国とインドという2つの経済大国に挟まれ、開発が難しいと言われるネパールを支援するため、フェアトレード紅茶のプロジェクトもスタートしました。僕は小4から中1までイギリスで過ごしていたのですが、当時、紅茶の文化が植民地時代の負の遺産であると知って、とても驚きました。今回、そうした問題の解決策を見つけたいという思いからこの企画を提案しました。今秋の販売を目標に、商品開発を行っています」(フェアトレード紅茶リーダー/髙﨑優太さん)

8.働きがいも経済成長も
SDGsの観点からラーメン店をPR

「SDGs研究会は、柏市にある、健康重視のらーめんとスイーツの店『Noodles & Cafe MEN-OH』の公認アンバサダーに就任しました。現在、SDGsの観点からラーメン店を紹介するパンフレットを作成し、店頭で配布しています。また、まちづくりの拠点『UDCK(柏の葉アーバンデザインセンター)』でプレゼンを行い、お店を幅広い世代の方にPRしました」(副部長&メディア広報部長/杉田悠磨さん)

自主性と積極性をもってチャレンジを
SDGs研究会顧問 瀧村尚也先生SDGs研究会顧問 瀧村尚也先生

 SDGs研究会が「やってみたい」が叶う場所になればという思いで生徒たちの活動を見守っています。部員たちはお互いに協力し背中を押し合えるメンバーばかりです。もちろんプロジェクト実現に至るまでは大変なことも多かったと思いますが、失敗を重ね、自分で体験して積み上げることが大切。自主性と積極性をもって、今後もチャレンジを続けてほしいと思っています。

(この記事は『私立中高進学通信2022年8月号』に掲載しました。)

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