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私立中高進学通信

2022年8月号

みんなのSDGs

星野学園中学校

プレゼン発表会で「私の解決策」を!

道徳科と国語科が連携し、中学校全体でSDGs教育を進めている星野学園。SDGsの課題解決について学んでいます。また、年度末には集大成としてプレゼン発表会も行われます。
大講堂で実施した「プレゼン発表会」。生徒たちは表やグラフ、写真を多用したわかりやすいスライドを使い、5分間でプレゼンします。緊張しながらも、自分の意見をしっかりと主張する姿に頼もしさを感じました。

大講堂で実施した「プレゼン発表会」。
生徒たちは表やグラフ、写真を多用したわかりやすいスライドを使い、5分間でプレゼンします。
緊張しながらも、自分の意見をしっかりと主張する姿に頼もしさを感じました。

課題解決を通し
考える力を身につける

 多彩なカリキュラムやコース編成による「習熟度別学習指導」、異文化交流を通して養う「国際人教育」、さまざまな学校行事や部活動を通じて身につける「情操教育」の3つを教育の柱としている同校。「国際人教育」の一環として、国際人であるということを自覚し、国際的な問題点に向き合い、解決する力を育成するためのSDGs教育を行っています。

 道徳の授業では「争いやいじめ、家族について考える」「労働について考える」などいくつかのテーマについて考えています。それらに加えて中2・中3ではSDGsの課題を掘り下げます。

「SDGsは、道徳との関係性が深い問題です。自分のことばかりを考えず、世界のことを考えなければ成立しません。それぞれの課題の解決策を探ることで、自分のこと、仲間のこと、世界のことを考えられる力をつけてほしいと思っています。また、目に入る情報はすべて正しいわけではありません。この授業を通し、私の話を含めて、上手に物事を疑って聞けるような力がつくことも期待しています」(白田弘幸先生)

 また、生徒たちはSDGsに関する講義を聞いて感じたことや自身の主張などを文章にまとめます。

「国語科では中3生へ卒業論文の指導をしています。小論文の書き方として、結論を先に述べる、メリットとデメリットの両方を書くなどの具体例をあげて指導することで、毎回の道徳の授業で書く感想の文章量が目に見えて増え、構成力もついてきました。また、生徒たちはインターネットを使って調べることも多いので、情報収集の仕方も指導しています」(岡弘樹先生)

プレゼンテーションで
聞く力も養う

 SDGs教育の集大成として、毎年3月には同校の大講堂でプレゼン発表会が開催されます。生徒たちは3学期になると、これまで探究してきた課題から1つを選び、キーノートというアプリを使ってスライド形式のプレゼン資料を作成します。そして、クラスごとの発表を経て選ばれた代表者が大ホールでのプレゼン発表会に臨むのです。また、中3生は同じ内容の卒業論文も執筆します。

「スピーチをする力を身につけることはもちろんですが、プレゼンを聞いてどう感じるかという“聞く力”も養うことができます」(岡先生)

 取材で訪れたプレゼン発表会では、生徒たちがスライドを駆使し、堂々と自分の意見を主張する姿が印象的でした。

発表後には、生徒たちがタブレットに感想を打ち込みます。こうして毎回、感想を書くことで文章力も養われます。

発表後には、生徒たちがタブレットに感想を打ち込みます。
こうして毎回、感想を書くことで文章力も養われます。

こんな発表をしました!

3.すべての人に健康と福祉を11.住み続けられるまちづくりを
世界の格差をなくす医療の現場と解決策
中3 Yさん中3 Yさん

 私は医師をめざしていることもあり、世界中の人が健康になってほしいという思いで医療にまつわるテーマを選びました。

 世界では、医師が不足しています。また、世界には医療費が払えなくて、医療が受けられないという人もたくさんいます。

 まずは医療費を負担する「医療補償制度」を改善することが大切だと思いました。それから、お金があっても病院までの道のりが大変で、受診することができない人がいることも知りました。そのため、病院へのアクセスを良くするためにインフラ整備もしなければならないと思います。

11.住み続けられるまちづくりを7.エネルギーをみんなに そしてクリーンに
自然災害から街を守るために
中3 Sさん中3 Sさん

 僕は、自然災害が起きてしまった時の暮らしについて考えました。大きな災害が起こった場合、家や発電所が壊れ、電気や水道がストップしてしまうことが予想されます。また、火力発電や原子力発電はリスクも大きく、有害な物質を出すので、水力や風力、太陽光を電気に変えて、安全に作れるようになれば、福島原発のような悲劇が起こらなくてすむと思い、このテーマを取り上げました。SDGsについて学ぶことで、視野が広がったように思います。これまでは自分の住んでいる地域のことしか見えていませんでしたが、今は世界規模で考えるようになりました。

中3生のSDGs探究

1学期

「SDGsを考える」を掲げ、各課題についてクラスで意見交換を行う。また、それぞれが興味をもった課題について調べ、卒論プレゼンのためのテーマを決める。

2学期

 1学期に決めたテーマをもとに、調べを進め、文章を作っていく。道徳の授業では、「生命を考える」と題し、医療や安楽死についての講義も行われる。

3学期

 2学期に作成した文章をもとに「キーノート」を使ってスライドを作成し、2月にはクラスで発表を行う。また、同時に同じテーマで卒業論文も執筆し、提出する。

今後の展開

「今後も卒業論文の執筆とプレゼン発表は続けながら、JICAの作文コンクールに応募するなど、新たな挑戦も始めたいと思っています。また、実際にSDGsの解決に向けて活動している団体と協力しながら、学びの場を増やしていく予定です」(岡先生)

SDGs教育を通し
探究心を身につける
白田弘幸先生白田弘幸先生

 SDGsの課題は、自分にはあまり関係ないものだと感じている生徒も多いですが、授業を通し、身近なテーマで課題を考えることで、自分にもかかわりのある問題として捉えられるようになります。

 授業では、まず興味を持ってもらうことが大切なので、漫画も含めたさまざまな本を紹介したり、映画を通して学んだりもしました。中学3年間のSDGs教育を通し、生徒たちには探究心を身につけてもらえたらと思っています。

相手の意見を聞き
尊重する心を養う
岡弘樹先生岡弘樹先生

 他人の意見を聞く機会が増えることで、生徒たちはさまざまな考え方を受け入れられるようになりました。まだ経験が浅く、思春期の中学生なので、自分の意見を正義だと思ってしまうこともありますが、相手にも相手なりの理屈があるんだということに気づいていきます。

「自分とは全く反対の意見に納得させられた」という感想を見ると、生徒たちの成長を感じ、うれしいですね。

(この記事は『私立中高進学通信2022年8月号』に掲載しました。)

星野学園中学校  

〒350-0824 埼玉県川越市石原町2-71-11
TEL:049-223-2888

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